空中庭園な日々

「空への軌跡」別館 ―― 北海道の詩誌を中心に & 気になるニュース

『YOCOROCO』9

YOCOROCO9『YOCOROCO』9
編集発行:佐藤裕子(函館市)

渋谷美代子作品「あっという間に日は傾き」。石原吉郎氏の命日ということを思い出してから、時間が進む。石原という詩人はシベリア抑留体験を作品にしている。まあ、戦争体験というものが分からない戦後生まれの私たちには、リアリティというものがどのように繋がるのかが問題だ。その意味では年賀状のやり取りをしていたというリアルは、大きくはある。でありつつ、タイトルを読み返すと成る程と思うのだ。時代を守るのは自分たち自身であるという自戒を込めつつ。
佐藤裕子作品「エスケープ」。全体としては見開きごとに三章に分かれている。こうだろと言いつつも、だって…と言い訳(?)しているような感じであるのだが、まずは自分のことで海に潜りこむが視線は上向きかな、そして相手が出て来てしかも待っているようだ。そして見上げていたであろう光(相手そのものかもしれないが)を分光していく。累々と重ねているもの、それが分光自体であるなら矛盾である以上、であれば体であるのだろう、つまり萌芽なのだろうか。ただ、タイトルに対して、どうしても”授業が嫌だ”というイメージが纏いつく私がある。

居酒屋の蘊蓄・5

■お客さん自身が調理をする店も登場
74.『個室居酒屋6年4組』は小学校の教室をイメージした店内や料理、BGM。テスト付き飲み放題コースあり
75.中野の『清貧』は、材料を自由に選び、厨房スペースで客が調理する完全セルフ居酒屋
76.宇都宮の『かやぶき』は芸達者なニホンザルが接客する”お猿の居酒屋”として人気。おしぼり出しからヒゲダンス、どじょうすくいなど50以上の芸を披露するとか
77.2008年には省庁の役人にビールなど提供する「居酒屋タクシー」が社会問題となり新語・流行語大賞Top10入り
78.2010年に人気となったのがバイキング居酒屋。時間制、セルフサービスでドリンク・フードとり放題という形式
79.バイキング居酒屋ブームの火付け役となった『おだいどこ酒場』は15分394円という価格設定だった
80.2010年頃には「全品299円」といった均一価格を打ち出す居酒屋が続々登場、居酒屋デフレ戦争が勃発した
81.居酒屋の黄金期は1990年代。売り上げのピークは1992年
82.外食産業総合調査研究センターによる外食産業市場規模推計の「居酒屋やビアホール」部門は、1992年に1兆4629億円に達した
83.2009年度は1兆187億円でピーク時の約30%減
84.2010年には居酒屋の倒産数が前年比4.1%増の201軒にのぼり、過去最多だったと発表された
85.平成24-25年の居酒屋業界の業界規模(主要15社売上高計)は6079億円
86.居酒屋業界売上高1位はシェア25.9%を占めるワタミ
87.ワタミが展開する店舗は『和民』『坐・和民』『和み亭』『わたみん家』など
88.売上高ランキング2位はコロワイド。前年比+26%と大幅に売上高を伸ばした
89.コロワイドは『甘太郎』『北海道』『いろはにほへと』などを手がけ、2012年には『牛角』を傘下にした
90.売上高3位は大庄、4位はチムニー、5位はダイナック、6位はヴィア・ホールディングスとなっている
91.大庄は『庄や』『やるき茶屋』『日本海庄や』を中心とした飲食店チェーン。「ハイ! よろこんで」が合言葉
92.チムニーは『はなの舞』『さかなや道場』など首都圏中心にグループ700店舗を達成している
93.厚生労働省2010年データによれば年代別飲酒習慣率は男性50代42.5%に対し、20代4.7%。若年層のアルコール離れは居酒屋業界にとり深刻な問題となっている
94.コロワイドでは、昼間の営業時間外に個室を会議室やセミナー会場として貸し出すサービスを始めている
95.また、外国人ツアー客向けに日中営業でしゃぶしゃぶ食べ放題といった専用メニューを提供するなど受け入れ態勢を強化し人気となっている
96.女性をターゲットにノンアルコールビールやソフトドリンク飲み放題の「ノンアル宴会」も導入
97.モンテローザ傘下『魚民』などでは枝豆や唐揚げなどつまみのテイクアウトサービスもスタート
98.同社ではインターネット通販で居酒屋メニューを宅配するサービスも始めた
99.早い時間帯にファミレス感覚で家族で居酒屋を利用する“いざかぞく”も増えてきている
100.お子様メニューやキッズルーム、親子向けイベントを設ける居酒屋も登場

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151007-00087017-toyo-soci&p=1
東洋経済オンライン 10月7日(水)10時0分配信 (←出典

詩集『大貫喜也詩集』

大貫詩集詩集『大貫喜也詩集』
大貫喜也・著(土曜美術社出版販売)2017.2.1

第一詩集の『黒龍江附近』(1954)からの作品が、現在では読むことのない戦後すぐという時期であるだけに、興味深い。作品「渇望」。製材工場で缶詰め状態で働かされるのだが、周りのロシア人は”早くやれ!”とのみせかす現場で仕事をする、何となくの終わりかけと思えばしかし昼食のサイレン、一体いつ終わるのか。
作品「射殺線」。こんな言葉は聞いたこともないから、造語なのであろう。しかしその超えてはいけないであろう一線は、どこにも線など引かれているわけでもない。
詩集『愛と化身』(1961)からの作品「紋別」。帰国してからの荒々しい大地である北海道が、なんとも優しげに見える。新興の都市であるという、自分たちの開拓の音。
詩集『年賀の中の十二支』(1991)作品「ちりぢりの少年の夏」。これはおそらく戦後に満州へと渡ったときの旅行記であろう。そもそも戦争さえなかったなら、いまごろは北海道などという土地に住んでいたのかどうか。幸福であればの取り返すことのできない時間であろう。

アパホテルにイチャモン

(前略)
■ 国際ジャーナリスト連盟が中国のメディア統制を報告
 中国側が問題にする書籍のタイトルは『本当の日本の歴史 理論近現代史学2』だという。アパホテルの元谷外志雄代表が「藤誠志」のペンネームで月刊誌「Apple Town」に連載している社会時評エッセーをまとめた本で、英訳も付いている。中国政府はその雑誌や単行本をやり玉にあげ、国内の旅行業者にアパホテルの利用を取り止めよと言っているのだから、完全に言論の弾圧である。
 ここで日本側の反応として欠かしてはならないのは、中国政府の言論に対する基本的な態度を考察し、事件の全体図を俯瞰してみることである。南京事件や慰安婦問題の細部を検証する前に、事件の主役である中国政府のこれまでの言論一般に対する姿勢をみる必要がある。
 中国外務省の報道官がアパホテルの書籍を批判した同じ1月17日に、象徴的な出来事があった。「国際ジャーナリスト連盟」(IFJ)が、中国政府による言論やジャーナリストたちへの弾圧に関する年次報告書を発表したのだ。IFJ代表による報告書公表の記者会見は香港で開かれた。
 2016年の出来事を総括したこの年次報告書は、「メディアを絞殺する=中国が締め付けを強める」と題されていた。報告書には、中国政府の昨年の言論弾圧の凄まじさが次のような要旨でまとめられていた。
 「中国政府は、中国本土と香港のメディアや記者、そして中国内外で活動する外国人記者に対してまでも、自国政府への批判を抑え、報道の内容を統制するために不当な法律や恣意的な規則の適用、記者たちの拘束、秘密の尋問、強制的な公開『告白』、検閲、監視、インターネット介入、記者の追放、脅し、記者の家族の拘留などの方法をとってきた」
 報告書は、香港の民主化をうたった書籍を扱う書店経営者らが当局に秘密裡に連行された事例や、メディアへの圧力の事例を指摘し、中国のメディアがますます多様性をなくして共産党の路線に一層忠実に従うようになった、と総括していた。
■ 服役中の劉暁波氏を見よ
 中国政府とはこういう存在なのである。ノーベル平和賞を受賞した作家の劉暁波氏は中国当局によっていまだ刑務所に服役させられている。劉氏の「罪」とは、民主主義を求める文書を書いて発表したというだけのことに過ぎない。まさに言論の自由を蹂躙され、懲罰を受けているのだ。
(後略) 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170201-00049062-jbpressz-int
JBpress 2/1(水) 6:15配信
アパホテルに言論弾圧、中国政府がこれまでしてきたこと(←出典

百薬の長…でもないらしい

 さまざまな研究で、適度な飲酒によって病気になる確率や死亡率が低くなることは昔から知られていた。「適度な飲酒」とは、男性では1日アルコール量で20g(ビール500mL、日本酒1合、焼酎で100mL)。女性の場合は、おおむね男性の半分の量が適度と言われている。特に生活習慣病に関係する心筋梗塞や脳卒中などで、飲酒しない人より適当な飲酒の人の死亡率が低いとされている。
 ただ、1日アルコール量で20gを超えると、多くの疾患で死亡率が上昇することも知られている。
(中略)
 最近、「適量の飲酒は、本当に健康にいいのか」という疑問に答える研究が発表された。オーストラリア国立薬物研究所のTanya Chikritzhs氏らは、過去の「飲酒と寿命」に関する87件の研究を調査。病気による禁酒を考慮していない研究を除外したところ、全く飲酒をしない人に比べて、適量の飲酒をする人に長寿の利益は認められなかったという。酒飲みには残念な結果であった。
 さらに、飲酒する人の中で最も結果が良かったのは、10日前後につき1杯未満程度の酒を飲む人だったという。筆者は「健康だから適量の飲酒を楽しめるのであって、適量の飲酒が健康に良いということではないので、酒を薬のように考えるのは間違いだ」としている。そして、「多くの人にとって、飲酒量は少ないほど健康に良い」という。(後略)

http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160722/med/00m/010/007000c
適度な飲酒は「百薬の長」…でもないらしい (←出典
2016年7月23日 石蔵文信 / 大阪樟蔭女子大学教授

 まあ、最大の問題は「適量」で終われますかということであろう。上記の記事であれば男で「アルコール量で20g(ビール500mL、日本酒1合、焼酎で100mL)」女は半分…あ、絶対無理!な私です。

詩誌『花』第68号

花詩誌『花』
発行人:菊田守(東京都中野区)

宮沢肇作品「行き方知れずの秋」。雰囲気があるのが一番だ、季節の情感と自分の思いを言葉の一行に置き換える様は、とても共感しやすいし、うまい。
下川敬明作品「記号たちの戦争」。冒頭の”現実はない/在るのは蔓延する記号たち”、ここで納得するかどうか、ということであろう。であればさらに最終行へと収斂していくことになるのであろう。
青木美保子作品「繋がる」。ケイタイというのは何ぞや、という話がある。所詮は電気反応でしかないならば、誤作動、誤表示、生きていると事と死んでいることの区別も脳内のパルスに過ぎないのだから。
菊田守作品「蛙」。山形というところは行ったことがないのだが、雪景色に埋もれるはずの蛙の声であれば、知っているはず。田舎と言っていいのであろう、まだ緑が広がる、その思い出す、知っているはずの具現化した記憶の…。

国民皆保険と薬価と米国

(前略)ジャーナリスト・堤未果さんは警告する。具体的な始まりは“薬価の高騰”だ。
 「日本の薬価は現在、厚生労働大臣の諮問機関である中央社会保険医療協議会で約4000人の医療関係者が決めています。でもTPPが発効すれば“フェアに自由競争をさせろ”と外資製薬企業が介入してくるでしょう。さらにいろいろな方向から薬価は値上がりする。これらはすでに公開されているTPP文書に書いてあり、各国の医療関係者が強く批判しています」
○しかし、自由競争であれば、薬価は下がるのでは?
 「逆です。例えばアメリカでは半数以上の州がわずか1、2社に独占されている。製薬業界は世界的に大手の寡占化が進み、自由競争はむしろ消えつつあるのです」(堤さん)
 確かに今年9月も、アメリカのあるベンチャー企業が、HIV治療薬の企業を買収した後、価格を1錠1620円から9万円へと一気に55倍に値上げした。
○そんな高い薬は日本政府が拒否すればいいのでは?
 「TPPの合意事項は参加国の国内法よりも上にくる。日本政府の一存で翻すことはできません。日本政府は、保険の適用薬と適用外薬を同時に処方する『混合診療』を拡大する法律も今春に通しましたが、これがTPPで固定化されれば、日本の医療は確実にアメリカ型になっていきます」(堤さん)
 混合診療とは、ひとつの治療に、保険診療と保険外診療を組み合わせることだが、国が認めた一部の例外(差額ベッド代や医療機器の治験など)を除き原則禁止されている。もし混合診療を行った場合、治療すべてが保険外診療とみなされ、患者は医療費10割を負担する。
 例えば、ひとつの治療で2種類の薬が必要な場合、保険薬Aが2000円、保険外の薬Bも2000円とする。混合診療禁止の現状では、Aは保険外薬品とみなされるから、患者は全額自己負担の4000円を払う。だが、もし混合診療が解禁されると、薬Aは3割負担の600円となり、A+Bの支払合計は2600円となる。
 となると、全額負担よりは安いから、混合診療解禁をとの声は当然あがる。だが、多くの医療団体は混合診療には反対だ。
 国が現在認めている「保険外療養制度」は、全額自己負担部分の治療はその後「保険適用すること」が前提で、上記の薬Bもやがては600円になる。ところが、混合診療を固定化させてしまうと、自由診療分の診療費を決めるのは国ではなく医療機関になるため、医療費の高騰が始まるからだ。
○整理しよう。
 薬価が上がると医療費も上がる。すると、日本政府も医療費の7割負担が難しくなり、患者の窓口負担または毎月の保険料を値上げするか、医療機関への診療報酬を下げる。
 最後の選択肢が最も患者負担がないように見えるが、それは甘い。診療報酬を下げられると医療機関は赤字倒産を避けるため、保険点数の低い小児科や産婦人科などの治療をメニューからはずしたり保険のきかない自由診療を増やすしかなくなるからだ。
 「すると国民は、公的な健康保険証1枚だけでは足りなくなる。そこでアメリカのような民間医療保険が登場します。“医療費で困らないために、民間保険にも加入しておきましょう”と。そして毎月の保険料が増えていくのです」(堤さん)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160116-00022836-jprime-soci
週刊女性PRIME 1月16日(土)11時0分配信(←出典

ここではTPPの話として成立しているが、アメリカの狙いはここらしい。

北朝鮮と慰安婦像

「釜山日本総領事館前に少女像を設置した団体の正体」とのタイトルで「キョレハナ」という団体があるそうだ、以下抜粋である。

(前略) 少女像建立を推進したのは「未来の世代が建てる平和の少女像推進委員会」という市民団体連合だ。ここにはいくつかの市民団体が参加しているが、その核心といえるのが「キョレハナ」という市民団体である。釜山日本領事館前の少女像を設置するための募金活動もキョレハナの口座がその窓口になっている。
(中略)
 2003年に準備委員会を結成、2004年に発足したキョレハナは、北朝鮮の「支援」を理由に毎年幾度となく北朝鮮を訪問、北朝鮮に財政的支援を行ってきた。2008年には挺対協と共に北朝鮮を訪問し北朝鮮の団体と接触するなど「対北事業」が「本業」といっていいだろう。ホームページによると2003年から2011年までの9年間に支援した物資だけで総額259億ウォン(約25億円)に相当するという。
 もちろん北朝鮮住民を助けるための人道主義的活動を非難するつもりはない。ただ、気になるのは北朝鮮の住民を助けると、北朝鮮でいくつもの事業を行っているような団体が、脱北者や北朝鮮住民の人権、核問題について無関心、あるいは北の政権に賛同しているようにすら見受けられるという点だ。
 例えば2016年9月9日、北朝鮮が第5次核実験を実施した時、キョレハナは北朝鮮政府を批判するのではなく、断固とした措置を取るとした韓国政府を非難する声明をホームページに掲載した。
 また、北朝鮮の人権問題については、「アメリカの人権基準だけで評価してはだめだ」、「北朝鮮の人権を脅かすのはアメリカによる孤立政策」だとして、北朝鮮を批判するアメリカを批判しているのである。(後略)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170127-00010003-wedge-kr
Wedge 1/27(金) 12:20配信
「釜山日本総領事館前に少女像を設置した団体の正体」 (←出典)

このWedgeによれば、韓国マスコミは釜山の少女像設置を主導した市民団体への具体的言及はしていないとのことだ。どこまで正しいかを韓国の報道としては確認すべきであろうし、北朝鮮支援団体としての側面を書かない理由はなんであろうか。まるで裏付けを取ることなく報道する日本の朝日新聞のようではないか! 危ない危ない!

『RIVIERE』150記念号

riviere 150『RIVIERE』150記念号
発行:横田英子(堺市)

石村勇二作品「釜ヶ崎序曲」。とてもハードだ、こういう作品にはなかなかお目に掛かれない。書こうと思ってかけるものでもないし、素晴らしいというに尽きる。
小田悦子作品「数学がいいのは」。割り切れるからいいという発想は分る気はする。であるけれどもルートも円周率も割り切れるわけではないし、書いてお終いであるなら文字も同じなんだけどなぁ。客体化ということだけだと思うのだが。
永井ますみ作品「四季・大山」。父のこと、自分がどこから繋がっているのかを確かめたくなる。理解することとそうであることとの差は、非常に大きいのであろう、一万年。
内藤文雄エッセイ「電動車いすのこと」。そうか、それほどに利便性は高まっているのであるということか。これもまた経験しないと、安易にそうですねとは言えないのであるけれど。

食べかけのケーキを売る

○「食べかけケーキ販売事件」で考えた3つの再発防止策
 先日の報道でコンビニのセブン-イレブンで、昨年、従業員が食べかけのXmasケーキを間違って販売したという事件があった。従業員は休憩時間にホールケーキの食べ残してそれを冷蔵庫に保管した。が、別の店員が確認しないまま販売したとのことだ。嬉しくはないが、私などはありそうな話であると思っていたら、某筆者の方が「食べかけ商品を販売する事件」の再発防止策は以下3点といい公開しているので、以下ママ引用です・・・

(1)店員がケーキをたくさん買わないようにする
(2)オーナーやバイトがお店に住みつかないようにする
(3)時代は食べ切りサイズであることを忘れない
 以下、順を追って提言していこう。
○無謀な販売ノルマが店員を「三食ケーキ漬け」にする悲劇
 第一に、そもそもなぜ食べ残しのケーキが販売されたのか。コンビニ店員は基本的にお店の商品を買う。決してバックヤードにある商品を勝手につまんだりはしない。このルールは徹底されていて、今回の事件も、店員が自分で買った分のケーキを店内で食べていたことが発端になった。
 問題はこの時期、多くのコンビニ店員が12月24日が賞味期限で、その日のうちに食べ切らなくてはいけないクリスマスケーキをたくさん購入してしまうことだ。
 コンビニ本部はこの時期、コンビニ店長に高いチャレンジ目標を掲げたケーキの販売目標を設定する。そして、その目標を達成しないと「大変なことになる」らしく、各店では通常の販売努力に加えて、取引先にケーキの購入を強く懇願したり、バイトに知人・友人への販売ノルマを設定したりすることがプチ社会問題になっている。
 ブラックバイトが問題になっているあるコンビニでは、店長が「ノルマを達成できない分は自分で買い取ってくれないとバイト代払わないからね」と発言したことが社会問題になった。そのようなことが、クリスマスになるとそこら中で起きてしまう。よってこの期間、コンビニ本部が意図しない形で、組織の末端では多くの店員が「3食がクリスマスケーキ」という状況に追い込まれる。
 だから第一の提言としては、コンビニ本部が本気で「売れ残ったクリスマスケーキを店員がたくさん買うことが起きないように」という指導を徹底しないと、まずこの問題の最初の火種はなくならないのだ。(後略)
 
http://diamond.jp/articles/-/114872
【第50回】 2017年1月20日(←出典

 そうだよね、昨年ブラック企業大賞を受賞した栄えあるセブン-イレブンが、そんなに簡単に押し付け販売なんかやめるわけないね! あとの(2)(3)の話は上記URLに接続してくださいマセ。

詩集『みつめる』

詩集みつめる詩集『みつめる』
ふじさわあい・著(吾亦紅)2017.1.15.

表紙のデザインそしてタイトルからの印象から、”死”をテーマにしたものであろうと予測したのだが、冒頭にこのタイトルの作品「みつめる」が載っている。ほうずきを見つめるのだが、そこにあるのは一回りするようなイメージの形でありつつ、魂の所在をみつめるわけで、なんだか若い気がする。
作品「藁細工のお爺」。この爺さんは隣家なのかと思ったが、どうも頑固な自分の家の爺さんのようでもあり、まあ、童女の足裏に履かれて笑えるならいいさ。
作品「なぜ そうしなければ」。これは戦争ではない、おそらくは自衛隊の演習である。なぜ・と問うのか? という形式ではなく、最後は”という/もの言い”、んんんこの突き放し方は好きかな。
作品「鋏」。ここでいう鋏は紙を切るものではない。第一番目の作品のほうずきを切るのだ。えにしを切るのだ。なかなか統一感というものは作りがたいのであるが、そういう手法だ。
難を言えば、長篇と短篇の混じり方、作品が上下二段であることで、まとまりに欠ける気を与えることだろう。

TPPでも二国間交渉がある

○大統領候補がこぞって TPP反対の陰に製薬業界
 TPPの陰で日米は「並行協議」と呼ぶ二国間交渉を秘密裏に続けてきた。TPP協定が合意された(2016年)2月4日、並行協議の成果はフロマン米通商代表と佐々江駐米大使の間で「交換公文」にまとめられた。
 そこには日米が引き続き協議する項目が列挙され「公的医療保険を含むすべての分野が交渉の対象になる」と明記された。二国間交渉こそ日米の主戦場なのだ。
(中略)
○他国市場を国がこじ開け 企業が乗り込む「米国流」の歴史
 自由貿易が米国の旗印だったのは70年代までだった。第二次大戦の一因に、各国が関税の壁を高くして他国製品を排除したことがあったという反省から、戦後、関税引き下げ交渉がガット(GATT=関税および貿易に関する一般協定)で始まった。自由貿易は世界の成長に欠かせない、という神話が生まれたのが60年代である。抜群の競争力を持つ米国が旗を振った。80年代は貿易摩擦の時代。米国はモノづくりで日本の追い上げを受け、鉄鋼・半導体・自動車など国内産業を保護する政策を迫られた。自由貿易を叫びながら裏で輸出を自主規制しろ、と二枚舌外交を始めたのが80年代だ。
 製造業で優位性を失った米国は金融・サービス・知的財産という新分野に活路を見出し「市場開放」を他国に要求するようになる。
 90年代に入るとソ連が自滅し、世界丸ごと市場経済になった。国境を越える投資が盛んになり、共通の経済ルールが求められるようになる。誰に有利なルールを作るか、21世紀は交渉力が企業や国家の盛衰を左右する。
 国際経済の主役は多国籍企業が演じるようになる。だが、たとえマイクロソフトやグーグルが強い企業でも、進出する国では当局の規制を受け、思い通りの事業はできない。頼れるのは母国の政府だ。他国の制度を変える外交・軍事力が米国にはある。
 ホワイトハウスや議会を味方に付ければ、都合のいいルールを世界に広めることができる。アメリカは政治献金が青天井。ロビー活動は自由。グローバル化する経済に乗って多国籍企業は成長が期待できるアジア市場を取りに行く。中国に先手を打って米国に有利な経済ルールを既成事実化する、という「国取物語」である。
(中略)
○米韓FTAは再交渉で韓国不利に 日米の再交渉は二の舞にならないか
(中略) 遺伝子技術の進歩で画期的なバイオ新薬がぞくぞくと登場したが価格がバカ高い。小野薬品工業のがん治療薬オプジーボは、患者一人に年間3500万円がかかる。健康保険が適用されるが財政負担が問題となり、来年から薬価が半額になることが決まった。
 米国の製剤会社は日本の国民皆保険でバイオ製剤を売りたい。新薬認可や保険適応を円滑に進めるため、決定過程に入れろ、と圧力をかけている。高額薬品をどんどん入れれば財政がパンクし国民皆保険が危うくなる。
 米国は国民皆保険がないため、病院に行けない医療難民がたくさんいる。オバマケアで最低限の保険制度を作る試みが始まったが財政負担が嵩み、金持ちや共和党が目の敵にしている。トランプは「撤回」を視野に再検討する構えだ。米国の製薬企業は、日本の皆保険は新薬の巨大市場と見ている。世界一薬価が高く政治力のある米国資本が薬価決定に参入すれば、日本の薬価はどうなるのか。
 こうした問題は日米交渉の一端でしかない。しかしTPPで何が話し合われたか、国会で真剣な協議が行われていない。二国間協議に移ればなおさらだ。(後略)

http://diamond.jp/articles/-/108992
DIAMOND online 2016年11月24日 (←出典

『飛揚』第64号

飛揚『飛揚』
発行人:横山智教、編集人:葵生川玲
(東京都北区)

橘田活子作品「歩く(その1)(その2)」。その1、では地面を意識している。歩き続けることの当り前さということを欲望に置き換えている。そして2、では時代を1961年からの戦争の話、腰から下を吹き飛ばされながら、二本の拳を足としてアメリカ5000キロを縦断した音のこと。自分たちで自分の足を吹き飛ばしながら、彼に何という言葉をかけるのであろう。
今回の特集は「あめりか」である。何故か日本語での表記。葵生川玲エッセイ「やはり、この世界は監視されている」。58号からの焼き直しということであるが、改めてスノーデン事件を思い返すなら、その発表がアメリカではなく、イギリスの新聞であった理由が書かれている。アメリカの新聞は当局に事前検閲に等しいことが必要とのことだ。逆に世界の富の半分が1%によって保たれているのなら在り得る。そして世界であろうとも似たようなものであることも…。
森井香衣報告「台湾国際詩祭報告」。台湾が漢字の国であるという話は頭でわかっていても、実際にそうであるというのは嬉しいことなんだろうな。見てわかるということだもの。

居酒屋の蘊蓄・4

■地域のミシュランガイドに載った居酒屋は? 
63.「ミシュランガイド北海道2012特別版」では旭川の居酒屋『串あげ太郎』が一つ星を獲得した
64.「ミシュランガイド広島2013特別版」では備後の居酒屋『あかとら』が一つ星に輝いた
65.全国の居酒屋の店舗数は約16万店
66.NTTタウンページの業種分類「居酒屋」登録数(2010年・人口10万人あたり)がもっとも多い都道府県は沖縄の125.14軒。2位は高知県114.93件
67.同調査で最も少ないのは奈良県で36.71件
68.赤坂見附『NINJA AKASAKA』は忍者屋敷を再現した居酒屋。案内、配膳する店員は忍者、忍術も披露する
69.『吉祥寺 遊麗』はゆうれい屋敷のムードが味わえる居酒屋。「眼球」などホラーなメニューが並ぶ
70.秋葉原『Little TGV』は本物の鉄道のシートが設置され、鉄道グッズや鉄道にちなんだメニューがある居酒屋
71.新宿、亀戸の『釣船茶屋ざうお』は店内に巨大いけすと釣船が設けられた釣って食べる居酒屋
72.『アラビアンロック』はアラビア王宮の世界をコンセプトにした居酒屋。客は「王様」「お姫様」と呼ばれる
73.『ザ・ロックアップ』は古代の監獄ルームで囚人気分を味わうエンターテインメント居酒屋

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151007-00087017-toyo-soci&p=1
東洋経済オンライン 10月7日(水)10時0分配信 (←出典

詩仲間『ZERO』NO.37

ZERO『ZERO』
発行:綾部清隆(千歳市)

森れい作品「うさぎ」。卯年であるからウサギを食べない・と言われると納得しそうになる。そうした造りであるわけだ。まあ、なかなかウサギを食べる機会というものは今のところないので何とも言えん。しかし全ては跳ぶために、と言われると地を行くものの言葉としては頑張れ!と思う気がするのだ。
綾部清隆作品「夢の扉」。どうしても夢落ち何だろうかと思うタイトルは嫌悪してしまうのだ。壊れたらしい目覚ましの眠りの中で見る夢は、ウサギ? え、今回はウサギでまとめたのかな、と思ってしまった。それでも最後に”わ た し”と言われても、やっぱり夢(笑)。
WORLD ALARM

Recent Comments
Archives
  • ライブドアブログ