
外国の主要都市と日本のそれとの、一番の違いは外国の街並みに広告が少ないことだろう。外国には、ビルの壁面広告や袖看板はほとんどない。
ニューヨークではタイムズスクエア(TS)こそ東京を凌ぐ喧噪さだが、少し外れるとビル広告はほとんど無くなる。TSは、日本企業の広告は、今回はRICOHとJVCしか見つからなかった。
写真(クリック>>>拡大)は、TSから少し離れた5TH AVE.かMadison Aveだが、見事に何の広告も見つからない。日本では、広告看板がついてないのはビルにあらずの如く、広告だらけ。
動画や音を出してうるさいことこの上もない。誰も文句を言わない。東京・渋谷のハチ公広場からイヤでも目と耳に入る映像と騒音の暴力状況は、まさに「世界一下品な街」と断言できる。すでにこのブログで書いた。
【NYのタクシー】
NYのタクシーといえばyellow cab がお馴染みだが、今回気がついたのは、ハイブリッド車のトヨタ・プリウスが結構出ていること、SUV(Sport Utility Vehicle=スポーツ用多目的車、写真)が増えた事だった。
NY在住の知人によれば、近々に日産のハイブリッドのタクシー仕様車が大々的に導入されるとのことだった。
元グッドイヤーJPNの広報部長としては、街を走るクルマのタイヤ・メーカーが気になるところだが、やはりグッドイヤーが大勢を占め、BS、ヨコハマ、トーヨー等日本勢もそこそこに使われており、20年前より大幅に伸びているの見た。



【木製ドア】
NYと言えば鉄とガラスとプラスチックの建物ばかりと思う中、随所に木が使われ、その風合いが精神的にも肌触りが良い。
写真左(クリック>>>拡大)はNYのグランド・セントラルという地下鉄と郊外電車のターミナルだが、木製のスイングドアとなっている。あと2点も普通の企業のビルの木製ドアであり、なんとなく暖かさを感じた。