写真で作る家系図 グッドラックピクチャー

古いプリント写真から1枚の額を作るGOOD LUCK PICTUREの活動記録を中心にお送りします。

残したい古いプリント写真から1枚の家族の家系図を作るGood Luck Pictureがお届けします。

ougon adele

家でゴロゴロしてた週末、ネットで映画をレンタルしました。
最近僕が映画を選ぶと外すことが多いので妻に頼み選んだのが、
2015年に劇場公開された「黄金のアディーレ」。

芸術をテーマにした映画や第三国の映画は、ともすれば
寝てしまう危険性がありますが、4.5点の評点に心動かされ
借りることと相成りました。

結果として、悪い予想は見事にはずれ、まさしく評判通りの
面白く心に残る映画でした。

また、ロサンゼルスやウィーンの街並み、オーストリアのお屋敷
の調度品も見事で、少し旅気分も味わえます。

内容を簡単に説明すると、アメリカに住むあるクリムトの絵の所有権
継承者が、戦争のどさくさでオーストリアの美術館に収まってしまった
その絵の返還を求め戦ってゆくというお話です。

僕がくどくど映画評を語るより見て頂いたほいがいいでしょう。
ただ一つだけ。物語の初めの部分で、主人公の女性が言います。

「私は過去の記憶を死なせたくない」

これが心に残りました。

普通人は過去の記憶を手放したりしないものです。
でもそれは普通に人生が続いてきた人にあてはまることかもと。

主人公のように、戦争で肉親と生き別れ、思い出も物も全て
中断されてしまった人にとっての過去とは、不完全で痛みを伴うもの。
だから過去を捨て去る人、いや封印してしまう人も多いのでしょう。

でも彼女は忌まわしく引き裂かれた辛い過去ではあるけれど、
同時に素晴らしい宝物のような過去でもあったと、
そんな過去を大事にしてゆく決意を固めたのです。

もしかしたら、中断されてしまった過去は、まだ終わってはおらず、
過去ではないとも言えます。

そもそも過去と現在との区分は、言葉の概念上の世界に過ぎません。
今に繋がる全てのことは過去ではなく、今も続いていることだ
とも言えるのです。

私たちの持つ1枚のセピア色の写真。
ひょっとしたらそれは、終わった過去などではなく
続いている今の一部なのかもしれません。

kazoku2白黒
古い写真を利用して額を作る活動をしていると、
写真の保存についていろんな考えの人に出会います。

写真は全て捨てますという人から、
何世代も前のものまで大事にしてゆきたいという人まで。

まあ言うなれば、僕たちの家族写真などごく私的なものです。
だから、それらをどうするかについては各々が好きにすれば
いいことだと思います。

僕は親が残した写真を全てためらいもなく捨てるという人の
行為も理解できます。なぜなら、その写真を撮り、それを
愛でてきたのは親だから。つまり、残された写真というのは
残していった人の個人的持ち物であって、それを残された人に
とってはどうでもいいものでもあるからです。

ただ、親が子供たちのことを思って、子供たちの成長の記録を
撮ってきた記録物という面もあります。でもやはり、それでいても
最終的には親が好きで撮り、残していったものには違いありません。

そういう親の私物である写真は、親がそれを残して欲しいと
言い残しておかない限り、処分したとろで誰に非難される
ものでもないでしょう。

残された写真に価値を見出すか見出さないかは、
それを残された人たちの問題で、その処分はその人たち
の判断に委ねられるべきと、基本的には思うのです。

ただ、一つ踏まえておきたいことがあるとすれば、
人の考えや気持ちは変わることがあるということです。

30代ではお墓など必要ないと思っていたのが、50代になり
やはりお墓は必要だという考え方に変わったりすることは
よくあること。

写真は一度捨ててしまえば二度と手に入りません。
後で親の写真が見たいと思っても叶いません。

捨てる前にもう一度考えてみることは、した方がいいかも
しれません。

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_DSC8573補正

ずっと作りたいと思っていた写真による家系図が完成しました!
今回のは、孫も入れて5世代に渡る写真家系図です。

これまで文字で書かれた家系図が一般的でした。
それを文字にすることで、先祖がより具体的に
頭の中で生き生きと甦ります。

先祖の外見や表情を見て、「どんな人だったんだろう」
とか、「どんなことを考えていたんだろう」とか、
あれやこれや想像を巡らせて楽しめます。

孫にしてみれば、自分のおじいちゃん、おばあちゃん
までは日々接しているので身近でしょうが、
ひいおじいちゃん、ひいひいおじいちゃんとなって
くると、唖然とするかもしれません。

でも、それって、自分のルーツを考える良い機会
になると思います。自分の心と体はこれだけの人から
受け継いだものなんだって、いつか感謝の気持ち
が沸き起こるかもしれません。

この写真の家系図の最大の難問は写真が
残っているかということです。しかし、無い場合はイラスト
で対応出来ますし、さらに上の世代を文字で表記
することも可能です。

ぜひ、ご用命ください。

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