2005年01月25日

ホワイト・ライト(ルーディ・ラッカー)

ホワイト・ライト ハヤカワ文庫SF
ルーディ ラッカー (著), Rudy Rucker (原著), 黒丸 尚 (翻訳)
価格: ¥571 (税込)

マリファナで幽体離脱してしまった数学者の主人公。行き着いた先は「無限」の世界。
「あの世」でカントールの連続体仮説に基いた奇想天外な冒険が繰り広げられる。
無限に部屋のあるホテルに無限人の客がいる。そこへ新たに無限人のお客が到着。さあ、どうやって部屋に人をいれる?
などなど、数学的・知的なアイディアが盛りだくさん。
読み終わる頃には少しは連続体仮説について知識が身についている・・・かも?
最高にクレイジーで最高にマッド。ダークな世界観ともコンピュータとも縁がないけれど、こういうのが真のサイバーパンクと言えるのかもしれない。

※残念ながら、ルーディ・ラッカーはソフトウェアシリーズぐらいしか書店に置いてません。
みんなで復刻運動しよう!!

泣ける・感動する
 ★☆☆☆☆
笑える・元気が出る
 ★★★☆☆
ドキドキハラハラする
 ★★★☆☆
知性を刺激する・驚く
 ★★★★★
勉強になる・知識が身につく
 ★★★☆☆
総合評価
 ★★★★★



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さて、泣く子も黙る(意味不明)第53回は、 タイトル:ソフトウェア 著者:ルーディ・ラッカー 文庫名:ハヤカワ文庫 であります。 機械の身体をタダであげよう。 1.くれ 2.いらん 不治の病にかかったら考えます(弱気)。 というわけで、マッドな数学者ルーディ
自分のコピーを作って楽しいか?【つれづれ読書日記】at 2005年02月07日 08:45
この記事へのコメント
トラバどうもです。

りんりんに波ってる?
ってわけで。ラッカー大好きですw
ほとんど全部読んだハズなんですが、引っ越した際にソフトウェアシリーズ以外をBookOff逝きにしてしまって後悔してます(;;

これも読んだハズだけど、何年も前なので、全然覚えてない(苦笑

ハッカーと蟻なんかも、ハッカーものとしては非常に秀逸ですね。
Posted by SouRin at 2005年01月25日 14:55
すいません。
トラバを二つ頂いていたのですが、転送先がおかしい方を削除するつもりが、正しい方を削除してしまいました。
もしよろしければ、再度トラックバックをお願い致します。

ちなみに、こちらも間違えて二度トラックバックしてしまいました。(汗)
Posted by SEN at 2005年02月07日 08:44