金曜日、六本木に行く途中、東横線に乗っていると前の貴婦人・・・小林麻美ではないですか・・・多分。
80年代が走馬灯のように、麻美のアルトとか、エチケットライオンのCMとか、服部セイコーとか、角川映画とか、田辺エージェンシーとかグルグルして妄想をしているのでした。何故かウトウトしていると、寝過ごして渋谷。スレイクと六本木で待ち合わせをしたのに大遅刻。

小林麻美と言えば、若い人は知らないと思いますが・・・
DREAM PRICE 1000 小林麻美 雨音はショパンの調べ


最近死語のような、アンニュイとも言うべき、とはいえカヒミカリーとは違う、大人と言うか、エルメスが似合うと言うか、フレンチと言うか、この『雨音はショパンの調べ』は、イタリアのガゼボというバンドが、70年代後半にヒットさせた曲のカバーなのですが、ユーミンの歌詞と、小林麻美のイメージ、そして歌い方。けだるい吐息と言うか、息遣いがお洒落で、ボクも歌収録でそれっぽい雰囲気にする時は、ボーカルコンプを強めにかけるのですが。(プラトニックラブ)

ということで、 雨音はショパンの調べの歌の影響はかなり強いのです。

 ボクの場合、声が艶っぽい色っぽい人の場合(小林麻美みたいな)ピッチやタイミングを気にせずに、雰囲気を最優先して収録。こういうタイプの歌手は、こちらが指示を出して、丁寧に歌おうとすると注意が自分の声に集中しすぎて、色っぽさがでなくなってしまうのです。(純粋に旨い人は、第一声で分かる)
 何れにしても、一回の収録、スタジオの中で急激に成長することはまず無くて(問題点を潰していっても、リスナーの視点になって全体を確かめると、実は初期のテイクとあまり変わらない)、時間を割かないといけない。むしろ、良い部分を褒めて良い雰囲気を出してセンスを磨いた方がよいのです。
 最近、歌が旨い、器用な人は沢山いるのですが、個性のある人が少ない。前者は確かに収録していて安心するのですが、満たされていて非常に不満。何か決定的な下手さがあるのだけれど、それ以上に特異性があれば良いと思います。
 それには、日常生活や生い立ちなどバックグランドが影響するのだと思います。

 後は、消費されてしまうこと。歌い慣れて学習をしていくうちに、確かに巧みに上達しているのだけれど、数を重ねて得る心の自信がネガティブだけれど特異な部分が半減してしまう。

 ちなみに、先日nanaを見たのですが、中島美嘉は、恐らくPROTOOLSで修正しても直らないかなりの音痴なのだけれど、彼女の歌唱法や声質、また彼女の醸し出す背景が丁度良い味を出していると思い、つい先日まで音痴が非常に気になっていたのですが、これはこれで味であると。

Love Addict(CCCD)


ということで、小林麻美に匹敵するボーカルって誰になるのでしょう?
先日mixiをはじめたので、早速小林麻美コミュニティに入会しました。

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よーく考えると、自分の母親に年齢が近くて、あと数年で還暦だろうと。とても複雑。っていうか、その分自分がオヤジ化しているんだろうと。消沈。