December 19, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 12
November 24, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 11
無理なGHQ草案を飲み込む際、わが忠臣三人組には政府草案要綱 (46/3/6) に旧国体を忍び込ませることが至上命令となったが、これを成し遂げた彼等は松本乙案失敗の雪辱を果たした訳だ。
即ち、この法律家三人組は、69条 (マ案57条) 英文能動態後半を受動態に変えて、その動作主、即ち衆院解散権者たる内閣を消去、この権限を7条3項の天皇に依る外なくした上で、徴兵を可能にするように歪曲しておいた12条を加え、旧国体の天皇大権の実質を要綱に確保したが、これにマ元帥は大急ぎで盲判を押したのだ。
この驚天動地の陰謀は、これまで誰も気付かず、白昼の怪談と成り了せているかに見えるが、こんな一億総恍惚が実際に起こっているのだろうか。いや、それこそは有り得ぬ話で、わが大物連中が、とぼけの名人なのだ。
上記の英訳は、下記参照
http://george23.cocolog-nifty.com
改竄経緯は、下記経由でジミンクイズ1及び2参照
http://homepage2.nifty.com/georgemt
October 18, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 10
「神々の共存」 (下記URL左欄参照) で締め括るまで、この戦後に高名だった憲法学者の大風呂敷は、派手な 「八月革命」 説以来、木に竹を接ぎ、これで我々を担ぐためだったが、これが、結構、巧く行ったのは、混乱の戦後では、裏切った側も裏切られた側も、名を捨て実を取る切実な事情があり、なにより先頃までは互いの立場が逆であり得たからだ。
見てきた通り、このような彼の奇妙な言動は、しかし、彼が主導した制憲時の条規改竄に起因しており、これは何とか占領連合国を 出し抜いて、旧国体を新憲法に温存する為だったが、信じ難いことに、これが成功した。
もっと可笑しいのは、この偽の国是と言う錆び付いた時限爆弾が、天皇を神とする古代神話を潜ませながら、国民を神々とする近代神話に化け、その上で胡座をかく我々を長年に亘り、「共存」 ならぬ事実上の白日夢に陥らせていることだが、わが長老たちの心性が天皇を国民に含めるなら、その遺伝子を継ぐ我々が自身を神々と見なすのも、至極に当り前な無原則的、ご都合主義ではある。
さて、嘘も方便だが、これ程の古狸の甘言も、今や少し程を越えてはいないか。
(この英文は下記を、その他については、その下を参照)
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http://homepage2.nifty.com/georgemt
September 16, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 9
トランスパーソナル心理学 (下記URLの左欄参照) は興味深いが、現憲法下で、言い換えれば、これ迄に本欄で証明した、この 「隠れ天皇制」 下で、当心理学は、その批判が密かに最高法規中に温存された旧国体に及ばぬ限り、砂上の楼閣でしかない。
禅徒は脚下を照顧すべし。
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August 22, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 8
当局は父殺しの少女の精神鑑定に入った。
しかし、国民全体の生死に関わる問題を無視してきた我々でも、この作業に相応しく正気なのだろうか。
自衛権の根拠とされた九条の芦田条項が数年前に無根拠だと判った (下記URL左欄 「昭和二十年」 参照)が、この憲法の唐突な欠陥を誰も埋めようともしないので、憲法九条は自衛隊合憲の根拠を失った侭だ。
これこそ、沙汰の限りではないか。
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July 08, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 7
昨夕刊紙で東大准教授は 「わたし」 が虚構である脳病理学的証拠を紹介した。
これで 「自己」 は脳が、大方の予想通り、物質的にデッチ上げたものと確定したが、この自我の根の無さこそが頻発する凶悪事件の根にあり、寝呆けた娘が己が父を刺したのも、その一例に過ぎない。
独我論からの異議は脇に置くとして、このような深い闇を湛えてはいても、いまや自我の霊性は生得的ではなく、取得的となったのだ。これは、科学にとっては僅かの進歩だが、これで足で立つのに頭と手を使う人類にとっては、飛躍的進化であり、わが物語も、ここから始まる。
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June 23, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 6
けさ八時頃、君が帰宅しているのを見かけたが、やっと君は二、三週間前の君の犯行現場へ舞い戻った。
「おい。君、ちょっと」。近くの自転車置き場の脇の狭い路地で急に私の前に抜けた君は、右手にしたビニール袋から落とした物を拾い上げながら、一歩かそこらの所から向き直って私を見上げてから、更に足早に去ろうとしたが、とっさに私は君の背後から声をかけたのだった。
鬼ごっこになったが、街角を何回か曲がった後で君は韋駄天走りになり、逃げ去った。
我々の家主会社と私自身の財物への君の蛮行は警察沙汰になっているのに、どう逃げ切るつもりやら。
May 28, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 5
今日の真昼、ふと目が合ったので台所窓を荒々しく引き開けて睨み付けると、あなたは数メートル先から見上げていた目を冷静に引き戻して何事も無かったかのように路地を去ったが、こんな計画的対応は、当の犯罪に傍証を加えたに過ぎない。それと言うのも、あなたの当たり触りの無い態度は、辺りをうろついては、自分の犯罪が本当にバレたのか、確かめていたのを何とか隠そうとする意図から出たもので、こちらの怒りに当惑する無関係な人が衝撃を受けている有様からは程遠いからである。
この英語版は下記URL経由でAHOWAHADAKA参照。
http://homepage2.nifty.com/georgemt
May 26, 2008
怪談 千鳥ヶ淵 4
犯人よ、見当は付いた。けさ遅く、警察や、なんかの人々に住棟前で会った後、昼食を準備していたら、あなたに思い当たった訳だ。
ところで、諸君、首相の福田さんは、よくやっているのではないか。なにより、クールな姿勢が好ましく、氏の保健制度の差別化などは寒気がする程である。さっきも、お八つをインスタントコーヒーで頂いていたら、テレビで千鳥ヶ淵戦没者墓苑の三十五万余に達した無名の合祀遺骨に白菊か何かを供えていた。そのゾンビ振りは萎びた胡瓜宜しく、まさに所を得た感あり。
この祭事の担当相の舛添さんも首相級の顔を見せる瞬間があるが、その大局観に問題があると言うのは、いつかテレビの深夜番組で旧憲法の輔弼規定により昭和天皇には戦争責任は無いと叫んでいたからだ。
