野原から

自然の中に生きる野鳥を自然のままに・・・。

地元で録れたツツドリの変わり鳴き

過去に「オオコノハズクの声ではないか?」ともされていた、ツツドリのかすれた声での鳴き方が地元で録れました。
新潟のFさんが『渡来期にまれに聞くツツドリの変わり鳴きで間違いない』とのことで、その後、複数の証言も持ち上がって、いまはツツドリの変わり鳴きとして定着しています。
私は2018年と2019年の2年間、奥多摩で膨大な量のタイマー録音をしましたが、ツツドリは多数録れましたが、このかすれた声は一回も無かったので、かなりレアな録音であると思います。

20200507Tutudori



ツツドリと認識して聞くと、ツツドリ以外に聞こえませんが、初めて聞いた場合にはわからないだろうと思います。実際、この声を現地で聞いた人は「アオバズクが鳴いた」と、やはりフクロウ系の連想だったようです。

このツツドリの声は、歌い始めのウグイスの調子が変なように、春先の発声練習状態なのかな?と想像しています。

テレビアンテナでドラミングするコゲラ

またまた更新間隔が長く空いてしまったので「コロナに感染したか?」と心配されているかもしれませんが、私は元気です。
コロナのこととか、確定申告のこととか、書きたいことは山ほどあるのですが、脱線すると野鳥の話題に戻ってこられなくなりそうなので省きます(笑)。

野鳥観察は野外ですので「三密ではないから良い」とも考えられ、どこかの奥様は大分まで旅行に行ったそうですが、それでも野鳥観察の頻度が下がっています。
自宅と仕事場の間でもけっこう楽しめるものが野鳥観察の良いところです。

先日アップした尾が欠損しているエナガは片方が落鳥したのか?巣に出入りしなくなってしまいました。残念です。

徒歩通勤の途中にある都立高校の敷地で繁殖しているコゲラですが、中が空洞になっている枝で良い音がするところでドラミングしていましたが、先日は民家の屋根の上、古いテレビアンテナでドラミングしていました。

Kogera

前にアオゲラが街灯の金属の傘でドラミングしているのを見たことがあります。
コゲラが金属を叩くのを見たのは今回が初めてです。
しばらくアンテナをドラミングしていましたが、このあと高校の校庭を囲むネットの支柱(これも金属製)に移動して、またしばらくドラミングしていました。この日はなんだか無性に金属を叩きたい気分だったのでしょうか?
お金持ちの高級外車の屋根とかも、いい音するんじゃないか?とコゲラにお勧めしたいなぁと思いました(笑)。

あらためてスペクトログラムを見てみると、コゲラの「チーーーチッチッチッチ」という声は上は20000Hzにも達していて驚きました。

エナシの繁殖

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うちのマンション駐車場と隣の病院の敷地の間でエナガが営巣しているのですが、ペアのうち1羽は尾羽を欠損していて『エナシ』です。
前にジョウビタキの尾羽欠損を観察しましたが、飛去するころには尾羽が伸びてきて、約半分くらいの長さになっていました。この個体も、これから少しずつ生えてくるのか?を見てみたいと思っています。
うちの玄関先の植え込みあたりに鳥の羽毛が集中的に落ちているらしく、中の産座集めにやってきます。
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↑エナガ(右)とエナシ(左)

産座の材料を持っていくということは、巣は完成しているということで、いよいよこれから交尾をして産卵していく時期です。もしかして交尾の声を録音できないか?ときのうからタイマー録音をやっています。
巣の近くで交尾するとは限りませんが、10個くらい産卵するので、10日間録音すれば、一回くらいは録音されるのでは?と期待しています。
しかし、交尾の時にエナガがどういった声を出すのか?は私は知りません・・(笑)。



シマアジもう一度

カモは群れていることが多し、近づくと警戒して逃げてしまうので、なかなか良い音で録音するのは難しいものですが、この場所はうまくいくとカモのほうから5メートルくらいの至近距離まで近づいてきますし、水の流れの音もさほど大きくないので、良い条件です。
前回は1声しか鳴いてくれなかったので、再チャレンジしに行きました。

ところが、学校休校で河原で遊ぶ子供たちも多くて、周りの騒音が多いので「うまく周りが静かな時に鳴いてくれ!」と祈りながらレコーダーを向けていました。
私も人の親ですので、けして子供に対して文句を言うことはできませんが、今日はシマアジが良く鳴くのに、子供の叫び声が多くて多くて、「うっせぇな、このガキ!、家帰らないでいいのか?コロナに感染すんぞ、こら!」と、心の中ではつぶやいていました・・・(笑)。
いやいや、子供が遊ぶ時間帯に録音などしようという、こちらが悪いのですけれど・・・。

5時の鐘が鳴り、良い子のみなさんが家に帰った後、どうにか鳴いてくれました!



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シマアジ雄は姿も素敵ですが、この声!とても不思議な声で素敵です。



シマアジ雄の声

例年ですとこの時期は、確定申告の作業で泣いている時期です。
ところが今年はコロナウィルスの影響で申告期限が1か月延長されました。
もうこれは、学校が休みになった小学生なみの喜びで、おもわず「よっしゃー!」と叫んでしまいました。
しかしながら、この後、自分がコロナウイルスに感染する可能性だってあるので、喜んでいる場合ではなく、やはり3月15日に完了するくらいのペースで作業を進めるべきなんだろうと思います。そう思いますが、やはり不要不急の仕事は控えた方が・・・とシマアジの声を録音しに行きました。

simaaji


↑シマアジ雄の声
ずっと採餌していて声は出さず、約1時間粘ったけど、もうあきらめようかと思ったときに1声だけ鳴いてくれました!
Sony  PCM D-1で録音し、SpectoraLayersで表示しています。

SpectoraLayersのこの3D表示は見ていて面白いですが、音声を加工するときはむしろやり難い表示です。加工中は普通の2D表示のほうが良いようです。
まだ使い込んでいませんが、AuditionでできることのほとんどはSpectoraLayersでもできるようです。
しかし、SpectoraLayersを使った後に、使い慣れているAuditionで音声を開くと、なんか自宅に戻ってきたときの安堵感があり、やはりAuditionのほうがトータルで使いやすいと思いました。
しかし、こちらのSpectoraLayersのほうが優れている機能もありますので、私としてはまずAuditionで加工して、仕上げだけSpectoraLayersでやり、完成したら3D表示にしてスクリーンショットを撮るという感じで使おうと、いまのところ考えています。

タイマー録音した音源など、数時間の長い録音ファイルをSpectoraLayersで開くと、固まってしまうことが多いように思います。私のパソコンのスペックが低いせいなのかもしれませんが、調査録音の検証はやはりAuditionでないとだめです。
声のある場所にマークを入れておく「マーカーリスト」がSpectoraLayersには無いので、記録面でAuditionに軍配があがります。


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