出張ダンス

2005年11月22日

「脱車椅子ダンス」始めました

一昨日の土曜はボランティアで車椅子の方と踊ってまいりました。

鎌倉の介護老人保健施設「かまくら」で毎月第三土曜に開催されている、
『老健ダンスパーティー』です。

いえいえ、あの『車椅子ダンス』ではなくって。
なかなか立つことの出来なくなってしまって車椅子や杖に頼っているお年寄りの方と踊る会です。

ぇ?どこが違うのかって?

 ・車椅子の方が踊るというルールのスポーツが、『車椅子ダンス』。

車椅子は、ルール上の、必須条件ですね。


 ・車椅子にたまたま頼っている方も参加できるのが『老健ダンス』です。

車椅子のままでも良いですし。
というよりも、
出来たら車椅子を捨てて自分の足でステップを踏んでいただくことが
真の目的です。
車椅子は、むしろ卒業してゆくべきものなんですね。

まだよく解らないですか?

車椅子ダンスの方は、
勝ち負けのあるスポーツですから、
車椅子であることを積極的に選ぶ誇りを持っている方のものです。

老健の方は、
お年のせいもありますして、車椅子にならざるを得ない現状でもありますが。
それもやがて回復してもなお、車椅子を卒業して再び立つことができないのです。
肉体的な問題ではないんです。車椅子に頼らないことが、怖くなっちゃったんですね。
自立する事が怖くなっちゃったんですよ。
だから、車椅子であることは
消極的に生きる事の、いや、生きる気力のないことの象徴でもあり得るのです。


小難しい話はこれぐらいにして。

ダンスを楽しんでいる人がいて。
一緒にダンスをしてくれる人がいて。
いっしょに手を取って楽しみを分かち合ってくれる人がいる。
だから立ち上がってその輪に加わりたいという思いが引きこもった心を開き身体を立ち上がらせる。
まるで天の岩戸神話のようなことが実際におこなわれているだけの話です。

あたしゃただいつものように踊って遊んでいただけでして。
これで感謝されるなんてなんだかむず痒いですね。

何もないところから2年もかけてここまでのノウハウを創り上げてきた、
主催者小野さんと塩野院長こそ素晴らしいですよ。
記:すぎもとしげき
しげき
ダンスインストラクター。


取り上げて欲しい曲のリクエストも受け付けております。
ジャンルは特にございません。どんな曲の挑戦でもわたしは踊ってみせましょう!<いや、けんか腰になる必要無いって


ただし、私が所有していない曲の場合ご希望にそえない場合もございます。
(著作権を侵害しない形で曲をプレゼントして下さる場合はご相談に乗ります