chinjo2714 武蔵野市議会に、コピペしたような同じ内容の陳情が提出された場合、受付を拒否すべきとの陳情が提出され、1月22日の議会運営委員会で審議された。



 陳情は「(陳受27第14号)武蔵野市議会における著しく不当な重複趣旨たる陳情の受け付け拒絶等を求めることに関する陳情」

 
『(前略)本当に同一の志の者が力を合わせたいのならば、または真剣に願意達成を目指すのならば、あまたの署名を集め、これを1件の陳情に添付し、または同一趣旨の陳情を仲間で手分けして、もしくは誰も巻き込まず一人死ぬ気で力を振り絞って、あまたの議会へ持参して回ればよいのであるし、これらこそ、人権云々もしくは正義もろもろを偉そうに主張する者として、または相手の状況を的確に勘案し、人様を思いやり、もしくは血の通った人間としての正当な手段ではなかろうか。
 このような明らかに同時多発的なコピー・アンド・ペーストのごとき陳情は、いかなる理由があろうとも、2件目以降は受け付けを拒絶し、または審査対象外とすることで、武蔵野市議会の本来的機能が保護され、または公共の福祉全般の維持、整備もしくは拡充が期待される。
 よって、以上の趣旨から、武蔵野市議会に対して提出された陳情書のうち、明らかな、もしくは相当程度疑わしい、同時多発的なコピー・アンド・ペーストのごとく陳情は、たとえ、陳情者に悪意がなく、もしくはいかなる正当な意図があろうとも、または偶然であってもなお、著しく不当な重複陳情とみなし、2件目以降は受け付けを拒絶し、または審査対象外とすることを求める』と書かれている。

 この陳情文を読んで、ひとつの陳情に署名者を増やすよりも、同じ内容の陳情を何本も出したほうが、陳述(武蔵野市議会の場合は、議事録に残らない形で約10分の発言機会がある)の時間をたくさん得られることもあり、「作戦」としては考えられる手法だ。
 しかし、同じ内容の陳述が繰り返されたのでは、有効な議会審議時間になるかの疑問は残る。

 議会運営委員会では、特に議論はなく、全会派一致で不採択(否決)となった。偶然に似てしまうこともあるだろうし、正当な権利を門前払いするべきではないと考えれば当然の結果だろう。

 一方で、気になるのはコピペ陳情ではなく、この陳情者の方が、複数の陳情を提出されていることだ。今回も5本の陳情を提出されており、前回の議会でも同様だった。武蔵野市議会の権限ではできないことを求めていたり、市外の人でもあり、全て受付けて良いのかの疑問も出てきてしまう。

 陳情は基本的には全て受けつけて、議会で議論し結論を出すべきだと考えているが、このままでは、この原則が揺らいでしまうかもしれない。困惑している。


【参考】
武蔵野市議会 平成27年 請願・陳情一覧