一方的にターゲットにされて、猛烈なバッシングにさらされている元朝日新聞記者、植村隆さんの基調報告や実際のヘイトスピーチから現在の言論と表現の自由を考えるシンポジウムの動画が公開された。


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 シンポジウムは2016年11月16日に武蔵境のスイングホールで開催された。主催は、むさしの憲法市民フォーラム。


 登壇者は下記の三名。

▼植村隆さん
 元朝日新聞記者。韓国カトリック大学客員教授。元従軍慰安婦の証言を巡る1991年の記事を発端に、卑劣な個人攻撃と脅迫の被害を受ける。バッシングの発端となった記事の執筆者を名誉棄損で提訴し、係争中。

▼神原元さん
弁護士として植村弁護団の事務局長を務める。また、ヘイトスピーチに対抗する活動に最前線で取り組み、差別感情を煽る「ヘイト本」の出版をめぐる虚偽・名誉毀損裁判では、和解金と謝罪文を勝ち取った。

▼醍醐聡さん
東京大学名誉教授。専門は財務会計学。市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」共同代表を努め、籾井勝人現会長の下、政権の広報機関に成り下がりつつあるNHK の現状に警告を発している。



 メディアやインターネットを使った一方的なバッシング、事実ではない内容を広め、煽られた人々がさらに他者を痛めつけるといった行為が広がりつつあるなか、身を賭して立ち上がった三名の発言が興味深い。
 誰がいつ、被害者になるか分らない現在にあって、あらためてメディアや情報発信のあり方を考えさせられ内容だ。


 動画の内容は下記。

▼「今、言論・表現の自由のために」 1 約25分
(植村さんの基調講演)




▼「今、言論・表現の自由のために」 2 約26分
(パネルディスカッションNo.1)



▼「今、言論・表現の自由のために」 3 約56分
(パネルディスカッションNo.2)