旧武蔵野市立桜堤小学校の解体工事が始まることになった。その工事説明会が1月21日に行われたが反対の意見もあり、工事が続くことの問題も起きていた。

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■解体工事日程

 旧桜堤小学校は、1月下旬に北側(玉川上水側)に設ける工事用の出入り口の工事から始まり、敷地に沿って仮囲いを行い、電気施設や内装を撤去後、29年8月頃から校の解体工事となる予定だ。

 古い建築物で注意したいのはアスベストの飛散だが、旧桜堤小学校の場合は校舎の外壁塗料に使われていることが分っており、密封するなどの飛散防止策を行うとしていた。
 また、桜野小学校が第二校庭として使用している校庭は、校舎のとの間に囲いを作り継続して使う。

 解体工事は、29年11月に敷地が整理され終了。その後に桜野小や二中が使えるような運動場の工事となる(こちらは別工事)。


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■工事が連続することでの不安

 解体工事説明会では近隣住民から、市の高齢者施設、くぬぎ園の解体工事が先日まで行われていたことで、連続となる工事への不安、何よりも健康被害を懸念する意見が出されていた。
 工事による補償は、建物にはあるが、工事による健康や心理面への影響については、何も現状ではないことへの不満であり、このことを考えてくれないと工事には反対するという意見まであった。

 確かに現状の制度では、建物以外への補償はない。しかし、工事が続き振動や音に悩まされる気持ちは理解できることだ。くぬぎ園を解体した後には都の高齢者施設の建設が予定されており、さらに工事が続くことを考えると、このような不安に対して何かできないのかと考えてしまった。

 桜野小学校の児童数が急増し、校庭として使うことが必要なることで旧桜堤小学校の解体工事はすぐに行う必要はある。もう少し、近隣住民への配慮があってもいいのではないか。

 説明会では、せめて環境課や健康課などの職員も立ち会ってこの不安について考えて欲しいとの要望もあった。せめて、この程度はあっていいのではないだろうか。
 他にも工事が必要となった場合、さらに反対の声が広がってしまわないか。ここにも不安が残されている。


【資料】
旧桜堤小学校 解体工事説明会資料(当日配布されたもの。PDF)
写真は資料から

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