沖縄県国頭郡東村の高江地区で建設されている米軍ヘリパッドの現状を1月26日に伺ってきた。昨年12月にヘリパッド4か所が完成したとされている場所だ。

1


 現地(N1ゲート前)は、工事車両が通るためのゲート前を民間警備会社が警備を行っており、昨年11月のような騒然とした雰囲気はなくなっていた。以前は、反対派テントがあったところに国側の警備が行われ、その対面側に反対側住民のテントが張られている状況で、攻守が入れ替わったかのようだった。
 
 反対派のテントで状況を伺うと、4か所は完成したものの、他のヘリパッド工事や訓練場の工事は残っており、さらに、建設されたヘリパッドを使うオスプレイの訓練はこれから行われる。世論に訴えて、訓練ができないようにしたいと話されていた。

takae3



 北部訓練場が変化され、ヘリパッドの数が減ることについて(一つだが)うかがうと、訓練場の面積は減っても、訓練する時には空を飛ぶので実際には同じようなもの。そもそも使い道がなかった場所を返還したのであって、なんら解決になっていないと話されていたのは印象的だった。
 また、北部訓練場跡周辺を世界遺産にする方針があるが、訓練場があることで登録さえることになるのか。訓練場よりも自然を活かした活用があるだろうとの意見も伺った。

 
takae2
 

 確かにヘリパッドだけで訓練するのではなく、上空を使い訓練をするのだから、どこでもできるようなものだ。ヘリパッド建設にともない2万4000本以上もの樹木が伐採されてしまった。枯葉剤を使った訓練が行われていたとの証言があるそうで、その後始末や旧ヘリパッド跡は誰がどのようにするのか不明確だそうだ。
 
 高江でのヘリパッド建設は、本当に負担軽減策になのかなると疑問が残った。
 
takae4  空は青く広がり穏やかだったが、ヘリパッドができれば、訓練が始まる。これからが住民にとって大きな問題となりそうだ。遠い場所だからといって、無関心になるのではなく今後も注目していきたい。

「私たちは非暴力です」「自分の意思で座り込みに参加しています」「いつでも愛とユーモア」と書かれた座り込みガイドラインが内容はそのままで、新たに、そして大きくなっていたのはひとつの希望と思った高江だった。
 
 
 
【参考】
車2台の対抗に安倍総理も怒っている。高江ヘリパッド反対テント村で。  沖縄で見て、聞いたこと(4)

最善策は他にないのか 高江の現場で