JR中央線三鷹駅北口にある中央通り駐輪場(自転車駐車場・中町1-8)が3月末で閉鎖されることが2月7日の市議会建設委員会で分かった。市は代替えの駐輪場を用意するので、数的には対応可能としている。気になるのは跡地に建てられる高層マンションだ。

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■収容台数は大丈夫?

 中央大通り駐輪場は借地にあった。このほど、土地所有者から土地利用を予定しているため返還を求められたため閉鎖となる。代替え駐輪場は図にあるように中町第3、第4(仮称)を新設。また、民間事業者が現在ある駐車場を駐輪場に変更して「サイクルタイムズ」として開設する予定だ。
 
 中央通り駐輪場は一時利用のみで1086台を収容している。この台数への対応は、中町第3で約80台、第4=約80台、サイクルタイムズ=約200台が一利用として開設し、三鷹駅周辺にある定期利用駐輪場の登録者を約400台増やすとしていた。これらの合計で約760台分になるが、約326台分が不足することになる。三鷹駅は都内で最も自転車の利用が多い駅だ。市の推計では、必要とする台数を収容できる台数を確保するとしているが不安は残る。委員会でも意見があったが横河電気前にある平置きの駐輪場の利用はこのままで良いのか、今後、課題となりそうだ。
 

■跡地は?

 中央通り駐輪場を返還した後の土地の利用について、薮原太郎委員から質問があった。
 市の答弁によるとマンションが計画されているが、まだ届け出が出されていないため事前協議として駐車場からの車の出入りなど平面プランでの協議が行われており、高さは分からないとしていた。

 しかし、この土地の容積率は最大で600%。高さは50mが可能となる(条件によっては60m)。階数で考えると16〜19階程度だ。民間事業者による建設となるため、最大限に利用しようとすることは容易に想像がつく。

 答弁で市は、まちづくり条例の基づき保育園などの公益的施設の設置が100戸以上の大型集合住宅に義務づけられているので、交渉はしているとしていた。このことは評価したいが、公益的施設だけでなく、高さやデザイン、配置など周辺住民との協議が必要となるだろう。いつ頃から建設になるかは現時点では分からないが、なるべく早めに情報提供し、協議ができる環境を整えることが求められる。今後に関心を持ちたい。
 
 
【資料】
2017年02月07日建設_中央通り自転車駐車場の今後について.pdf
(図は資料より)