児童生徒数が増えてきたことで武蔵野市の学校給食の提供数が限界に近付いている。大至急の対策が必要だ。
 
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 現状の給食提供数と最大で提供できる旧食数について、平成29年度予算のさい会派から資料請求して出されたのが図だ。

 この資料から北町調理場と桜堤調理場(どちらもセンター方式)では、あと80食しか提供できないことが分かる。
 80食といえば2クラス分で小学校向けの北町調理場は、8小学校。桜堤調理場は6中学へ提供していることを考えると2クラス分はあっという間に達してしまうかもしれない。新年度からのクラスをまだ把握していないので、提供できているかは現状では分からない。
 中学校は選択制なので、全員が給食を頼むのではないが、ほとんどの生徒は頼んでいることを考えれば、大至急の対策が必要なことが分かる。
 
 とはいえ、武蔵野市内の簡単に場所は見つからない課題もある。さらに給食センターは工場扱いになるため住宅地で建設できない制約もある。今すぐに考えられるとすれば、桜堤調理場に隣接する旧桜堤小学校の敷地だろう。現在校舎を解体しており今年度中には更地になる予定だからだ。
 
 市は今年度に検討し来年度には対策ができるようにしたいと予算委員会では答弁していた。小中一貫教育の検討もいいが、この資料からは給食の緊急度が高いことが分かる。市は、学校の校舎改築時に合わせて自校方式給食を広げていきたいとしていたが、そこまで待つ余裕はないだろう。早急な対応を予算員会では求めた。
 
 なお、最も簡易な対応は、民間事業者から弁当(これも給食になる)にすることだが、市として食育を進めてきたこと、評価も高いことから現状のセンター方式、もしくは自校方式で対応すべきではないかと質問をしたところ、市も同様な考えであることが分かった。こちらには期待をしたい。
 
 



 
給食調理場ごとの給食最大供給能力数と現在の供給数

 平成28年度提供食数 / 最大供給能力食数

北町調理場  3,720  3,800  (小学校向けセンター)
桜堤調理場  2,020  2,100  (中学校向けセンター)
第五小学校   460 660   (自校式)
境南小学校   580 660   (自校式)
本宿小学校   380    460   (自校式)
桜野小学校   910  1,030  (自校式)