東京都は毎年調査している都内の自転車などの乗入台数の調査結果を公表した。都内で最も自転車の乗入台数が多いのは今年も三鷹駅。昨年2位だった吉祥寺は3位に。武蔵境駅は8位だった。
 

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 調査は、都内の駅周辺(半径500m)以内の自転車や原付自転車の乗入台数や放置自転車の数を平成28年10月中、晴天の平日のうち任意の一日の午前11時頃に調べたもの。10位以内に3駅が入る自治体は武蔵野市しかなく、自転車対策が重要施策であること分かる。
 
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 放置台数の調査では下記がワースト10となっていた。
 
1位 赤羽駅 491台
2位 渋谷駅 475台
3位 錦糸町駅 437台
4位 新宿駅 421台
5位 恵比寿駅 391台
6位 王寺駅 376台
7位 高円寺駅 371台
8位 浅草駅 329台
9位 代官山 326台
10位 飯田橋駅 318台


 23区が多く市部は少ないことが分かる。
 
 一方で武蔵野市内に限って駅ごとの乗入台数と駐輪場の収容能力を比較すると下記となる(三鷹駅は三鷹市側も含まれるので、武蔵野市側だけにした)
 
 
 乗入台数 収容台数

吉祥寺駅  13,371台 2,0049台
三鷹駅 6,381台   7,792台
武蔵境駅 7,516台 1,1083台


 この数字から考えれば、駐輪場の場所が使いやすいかどうかは別として、自転車の乗入台数以上の駐輪場の台数が確保されていることになり、放置自転車はマナー違反と分かる。同時に、武蔵野市の駐輪場対策は評価できる。
 
 東京都全体での放置自転車は減少傾向で、平成28年度は過去最少となっていた。都全体の対策が進んでいることにはなるが、都心部(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区)の対策は急務となるだろう。東京都の政策がどこまで進むのか注目したい。
 
 
 

【参考】
東京都 都内における駅前放置自転車の現況


グラフは、都の「駅前放置自転車等の現況と対策−平成 28年度調査−」作成
写真はイメージ