6月5日から開会する平成29第2回武蔵野市議会定例会での一般質問の事前通告を行った。今回は子どもの視力と医療的ケア児、子ども協会による学童クラブ指導員の雇用について質問する。


 事前通告した内容は下記だ。質問は6月5日のお昼前後になりそう。御用とお忙しくない方は、本会議場、もしくはインターネット中継で傍聴をお願いします。また、ご意見などありましたらご連絡ください。
 
 
 
 
(要 旨)
[1]子どもの視力について

文科省が発表した2016年学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満が、小学生約31.5%、中学生約54.6%、高校生が約66%といずれも増加し、過去最高となっている。スマートフォンやゲームなどの画面を近くで見るが生活習慣となっていることが理由として考えるが、明確とはなっていない。そこで、武蔵野市として子どもの視力を守るべきと考え下記を質問する。

(1)本市の幼児期から中学生までの視力の現状はどのようになっているか。

(2)スマートフォンやゲームが視力に影響していると考えられるか。

(3)小中学校でICT教育が進められていることは評価するが、ICT機器のセキュリティ対策やいじめ対策だけでなく、視力にも影響があることから適切な利用をするように周知をすべきではないか。

(4)幼児期の子育てツールとしても使われる例もあり、幼児期の子どもの保護者にも子どもの視力への影響が心配されていることを周知すべきではないか。

(5)子どもの視力は、 6歳までにほぼ完成されるとされ、弱視や斜視はそれまでに発見することで効果的な治療ができるとされている。そのため、就学時検診ではすでに遅いとなるケースが多く、3歳児の検診が重要となっている。そこで3歳児検診で眼科医、もしくは視能訓練士による検査を行うべきと考えるが、現状での体制を伺う。

(6)本市では3歳児検診で弱視や斜視はどの程度、見つかっているか。

(7)厚生労働省は平成29年4月7日付けで、「3歳児健診における視力検査の実施について」と題した協力依頼を都道府県と保健所設置市などへ出している。義務ではないが、本市でも3歳児検診での視力検査を拡充すること。また、保護者へ3歳児検診での視力検査の重要性を周知すべきではないか。見解を伺う。


[2]医療的ケア児について
 
 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法が改正され、障害児支援のニーズの多様化へのきめ細かな対応が求められるようになった。改正法は平成30年4月から施行となるが、その中にある『医療的ケアを要する障害児が適切な支援を受けられるよう、自治体において保健・医療・福祉等の連携促進に努めるものとする』との項目については、平成28年6月3日の公布の日より施行すると記載されており、努力義務ではあるが、自治体の対応が注目されている。
 医療的ケア児は、知的、身体での障害者とはならないケースもあり、保育園の障害児枠の対象とならないことも考えられる。一方で医療の進化もあり、医療的ケア児は増えてきており、隠れ待機児とも呼ばれ、本市のおいても課題となると考えられる。そこで本市の状況と今後について質問する。
  
(1)本市での医療的ケア児の児童数や傾向を把握しているか。

(2)本市の保育園における障害児保育は評価するが、医療的ケアが必要な子どもが保育園に入園した前例はあるか。

(3)個別ケースで対応することが前提と考えるが、訪問型の保育だけでなく、子ども同士で育ちあう環境は成長の場となることから保育園で医療的ケア児をなるべく受け入れられるよう体制を拡充していくべきと考えるが、現状の課題と今後についての見解を伺う。

(4)今回の改正で、障害児のサービスに係る提供体制の計画的な構築を推進するため、「自治体において障害児福祉計画を策定するものとする」とされた。本市の障害児福祉計画は策定するのかを伺う。

(5)子どもプランには、「乳幼児期における障害児保育の充実」が掲げられ支援を拡充するとしていることは評価したい。しかし、医療的ケア児には、知的や身体的には障害児とはならない子どももいることで制度のはざまにあるとも言える。そこで、策定する場合、福祉総合計画や子どもプランとの連携が分かりにくい現状から、どの課が主体となり、どのようなスケジュール感で進めるか等の具体策を伺う。
 

[3]学童クラブ指導員の現状について

 この4月から学童クラブの指導員(放課後児童支援員)は、子ども協会による雇用となり正規職員化が進められた。この方向性は高く評価するが、一方でこの4月で多くの支援員が辞め、支援員が入れ替わり、継続した保育ができるのかとの不安の声を保護者から聞いている。そこで現状と今後について伺う。
 
(1)3月まで市の嘱託職員だった指導員のうち、何人が子ども協会の職員になったのか。そのうち、正規職員となったのは何人か。

(2)正規職員とならなかった指導員や辞めた指導員の理由を伺う。

(3)現在の子ども協会の正規雇用の規定では、19時までの勤務となるため、子育て中の指導員の勤務が難しいとの意見を聞いた。これまでは市の嘱託職員であり地方公務員法のもとで考えてきたが、子ども協会が雇用する場合は、この考えを変更しても良いと考える。給与は低くなったとしても短時間勤務での正規雇用にするなど、子ども協会や他の外郭団体と協議し、多様な働き方ができるようにしていくべきではないか。見解を伺う。