武蔵野市では児童生徒数増に伴い、学校給食の提供数が困難になると想定され給食調理場の整備が直近の課題となっているが、武蔵野市教育委員会は、短期的な対応とともに新規の調理施設の候補地案を示した。
 
 
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 6月19日の市議会文教委員会に行政報告で示されたもの。

 武蔵野市は自校方式給食の学校とセンター方式の給食の2方式で給食を提供しているが、短期的には本宿小から三小へ提供することで対応し、中期的には老朽化している桜堤調理場の建て替えを前倒しで対応を検討しているとしていた。
 新規の調理場は、現在の所在地に隣接する旧桜堤小跡地、旧中央図書館跡地、旧西久保住宅跡地が候補となっている。どの場所が適切かは今後議論し、7月に中間報告をまとめパブリックコメントを実施するとともに保護者は周辺住民への説明会を実施。8月に整備方針を固めたいとしていた。


■ポイントは周辺住民の理解 

 どの場所になるかは今後のことになるが、課題は、旧桜堤小が第一種中高層住居専用地域、旧中央図書館が第一種住居地域であり、建築基準法により給食施設が建てられない地域であることだ。
 現状のままでは建設できないことになるが、同法には、「良好な住居の環境を害するおそれがないと認め、又は公益上やむを得ないと認めて許可した場合においては、この限りでない」との但し書きがあり、特定行政庁(=武蔵野市)による許可が必要となる。
 給食施設も許可する側も武蔵野市になるため、制度的な課題は少ないと考えらえる。だが委員会では、旧桜堤小が有力との答弁があったが、まずは、周辺住民に理解が得られるかがポイントとなりそうだ。
 
※写真は境南小の給食(2008年)
 
【資料】
2017年06月19日文教_学校給食施設検討委員会の検討状況.pdf

【参考】
武蔵野市の学校給食 供給数は危険水域に