武蔵野市は、武蔵野市吉祥寺南町3丁目の市有地で認可保育を平成30年4月に開園する計画を断念、30年度中の開園を目指す方針に変更したことが8月21日の市議会文教委員会の行政報告で分かった。

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■近隣住民への説明がさらに必要 

 30年4月に開園できない理由について、市は近隣住民にたいして、これまで説明会や個別の意見交換を重ねてきたが、さらに丁寧な説明が必要であり、スケージュール的に30年4月の開園は困難と判断したためとしている。
 今後は、保育園開園への一定の合意を得た後、運営事業者を公募。決定した事業者とともに運営のルールなどの協議を続けていくとしていた。

 委員会での答弁によると、近隣住民の方々は、園庭で遊ぶ子どもの声の問題、事故が起きないかという交通問題、土埃や今ある桜の木をどうするかなどを懸念する意見があり、保育園自体を理解されていない方もある状況だという。市は、30年度中に開園をめざしたいとはしているものの、全員の合意は難しいだろう。この冬が目安との答弁があったが、説明はどこまで行うか、開園へ踏み出す判断基準は不明確だった。ほんとうに開園できるのか、市は進める気持ちがあるのか疑問が残る状況だった。今後の動きが注目される。

 


※写真は、吉祥寺南町の市有地

【資料】
2017年8月21日文教_保育施設の整備状況等について