武蔵野市立北町高齢者センター(吉祥寺北町4-1-16)に子育てひろば「みずきっこ」が開設されることになった。10月22日(日)にある北町高齢者センター30周年記念で開所式を行った後、運営が始まる。

ひろば等の概要について



 9月13日の市議会厚生委員会で、関連する条例案が審議され、詳細が分ったもの。
 故山崎浩さん(医師)と山崎倫子さん(医師・武蔵野市名誉市民)から遺贈を受けた旧山崎邸を改修し、二階部分を利用して子育てひろばにする。

 運営は、プロポーザル方式により市内で実績があり、高齢者との交流も想定していることなどで選ばれた「サニーママ武蔵野」が行う。一日10組程度の定員で月曜日から金曜日の10時から16時まで開館され、子育て中の親子の交流や相談、子育て支援などが行われる。

 故山崎倫子さんは、『女性社会の指導者として公私に活躍され、ボランティア育成に尽力し、高齢化問題に対する実践活動は高い評価を受け、平成6年には日本女医会最高賞である吉岡弥生賞を受賞』(武蔵野市のサイトより)している。

 旧山崎邸は、山崎浩さん、山崎倫子さんが開設した医院を高齢者のための施設を作ることを条件に市に寄付してくださったことで開設された北町高齢者センターと同じ敷地内に居宅兼医院として使用されていた。夫婦亡き後は市に遺贈する意思を示されており、平成21年に山崎浩さん、27年に倫子さんが逝去されたことで市に遺贈され、北町高齢者センターの施設となっていた。
 市は、旧山崎邸を活用を検討する委員会を立ち上げ、北町高齢者センターのボランティアの意向も反映させ、福祉行政に役立てて欲しいとの故人の意向から今回の事業となった。



(▼北町高齢者センター)



 委員会では、条例で平日のみの運営としていることから土日に開設できないか。定員が10名の根拠。就学前の児童を対象としているため、例えば小学生になった兄弟が一緒に利用できないのか? などを質問した。
 土日の開設は、まずは運営を始め、その後ニーズをみてから検討する。10名は施設面積と国の補助金基準からの設定。定員や兄弟の利用などの運営は柔軟に対応していくとの答弁だった。

 高齢者施設と子育て支援施設は、武蔵野市では最もニーズがある。このような複合施設は多世代交流にもつながることになり、もっと増やしても良いと思う。今後の運営に期待したい。
そして、あらためて市に寄贈してくださった山崎浩さん、山崎倫子さんに感謝したい。



※図面は審議資料より

【資料】
2017年09月13日厚生_北町高齢者センター子育てひろば等の概要について.pdf

【参考】
旧山崎邸活用検討委員会