武蔵境駅南口広場がバリアフリーを目指して整備されることになったが、課題はこれだけではない。

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■車椅子対応が進む

 南口の整備は、今年度に整備プランを作成し、平成30年から工事を始めオリンピック前の31年度には一部を除いて完成が予定されている。
 これまでに交通島(ロータリー)にある噴水のことを書いているが、この整備の目的はバリアフリーを進めることだ。
 現在、バスが降車口とバス停の降車場所を平行に着けられること(正着)が難しい状況から、バス停の形状を斜めの切り込み型にして平行に着けられるようにして車椅子用のスロープを設置しやすくすること。横断歩道と路面の段差を少なくすること。西側の広場、タクシーの停車スペースから駅よりの場所に福祉車両優先の条項スペースも整備される。

 また、南口の緑のゲートから南に向かう歩道を一部広げ歩行者導線の改善も行われる。


■バスの多さに対応できるか

 これらは、それぞれに必要なことだとは思う。しかし、現在の状況を考えると朝などはひっきりなしにバスが到着しておりバス降車場が一台分だけで対応仕切れるのかと疑問が残る。
 バスは路線バスだけでなく私立学校のバスもあり、吉祥寺駅北口ほどとはならないが、バス停ではないスペースで乗客を降ろして対応しないと、乗客を裁ききれないと思えるからだ。バス停で下ろせないとなると何のためのバリアフリーか? ともなりかねない。


■オリンピック対応は?

 そしてもうひとつ。オリンピックの会場として味の素スタジアムが使用されるが、中央線沿線からのバス便は武蔵境からの路線が期待されている。オリンピック開催時に増便で対応するのか、直行便にするかは分らないが、開催期間中に便が増えるのは確実だろう。そのときにこのままで対応できるのか、とも思えている。

 物理的な面積が限られていることは承知しているが、イトーヨーカドーに面した場所など期間限定でも考えてもいいのでは、と思えてならない。

 今後、1月頃に説明会を開き詳細な設計が進められている予定。細かな課題をクリアして、より魅力的なまちづくりを進めて欲しい。

【資料】
2017年11月07日建設_武蔵境駅南口駅前広場及び周辺整備について.pdf