11月22日に松下市長の今後4年間を見据えての施政方針が述べられた。この施政方針に対して、各会派の代表による代表質問が24日に行われる。川名は民主生活者ネットを代表して行う。


 代表質問は、年に一回、2月に毎年の予算編成について行われる代表質問と、市長選挙後に行われる4年に一回の代表質問がある。今回は、新市長が誕生したことから行われるもの(二期目、三期目でも行われる)。

 松下市長の施政方針内容は、本会議で述べられただけて、ネットなどで現段階では公開されていないが、基本的には市長選で訴えていた政策を柱にしている。
 その施政方針への川名の質問骨子は下記だ。
 ご都合がつけば、本会議場での傍聴やインターネット中継をご覧ください。

 他の会派の質問者と順番は、議会のサイトをご参照ください。私の順番は2番目。お昼前後となりそうだ。

 なお、当日の様子は、ケーブルテレビ(J:COM武蔵野・三鷹・地デジ11チャンネル)で録画放送を行れる。

(放送予定)
12月2日(土)自由民主・市民クラブ、民主生活者ネット
12月3日(日)むさしの志民会議、市議会公明党
12月4日(月)日本共産党武蔵野市議団、空
12月5日(火)自由民主・市民クラブ
  いずれも午後1時から。

 こちらもご覧ください。



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施政方針への代表質問 骨子
 民主生活者ネット(川名ゆうじ)


<待機児対策> 
質問【1】
 保育園の待機児をゼロにするには、保育園の新設が必要になりますが、具体的にどの程度の保育園の増設が必要と考えているのかを伺う。

質問【2】
 松下市長は2年以内にゼロと訴えていましたが、2年以内としたタイムスケジュールを伺う。

質問【3】
 吉祥寺南町市有地を活用しても保育園開園は、平成30年度中に進める気持ちがあるか。平成30年の夏までには、開園を決めないと31年4月の開園に間に合わないため市長の決意を伺う。

質問【4】
 施政方針で「しっかり育児休暇を取得して」と述べたが、このことは何を意味しているのか具体的に伺う。

※しっかり育児休暇を取れるような優良企業に勤めている方や公務員であれば、取得することは良い。しかし、3年も仕事を離れたらキャリアが続かないとの意見やその間の収入はどうするのか。そもそも、そんな会社はほとんどない、非正規はどうするのかなどの課題がある。何よりも、育児休暇の取得は、長く取ると、1歳児や2歳児では保育園に入園する道が狭くなるので、取りたくでも取れないとの現実がある。
 この言葉は、保育園整備が追い使わないため、育休をとれば保育園が少なくてすむため行政職員が愚痴を言うときにも使うことがある。
 もしくは、ゼロ歳は親が面倒見るものだとして、0歳児保育を拡充しない政策を行う例もある。市長のいう待機児ゼロは、2,3歳児を中心として保育園を増やし、0歳児は有給休暇で対応することを考えているのかを確認するもの


<子育て支援>
質問の【5】 
 妊娠期から切れ目のない支援は重要であるが、妊娠できない人、望まない妊娠への対応も考えていくべきではないか?

質問【6】
 幼稚園の入園料補助金増額と18歳までの医療費無料化は、国や都の補助金が増えなくても、市独自事業として行うつもりがあるのか? 行う場合、何時までに実施したいと考えているかを伺う。

※国や都の補助金頼みとも捉えられ、市長選で訴えていた内容よりも後退したと思われるため確認するもの。


<市民参加> 
質問【7】
 「対話と議論を重ねる」と施政方針で述べ、あえて対話と議論と話されていたことから、対話を議論の違いは何かを伺う。

質問【8】
 対話を進めるためには、何が必要と考えているかを伺う。

質問【9】
「市民の声をこれまで以上に聴く」とは具体的にどのようにすることなのか。

質問【10】
「より一層の市民参加」とは具体的にどのようなことかを伺う。

質問【11】
 「計画について、市民参加も含めた評価の在り方を検討」と述べたが具体的にどのようなことをしたいと考えているのかを伺う。

質問【12】
 現状の(計画などの)策定方法への評価を伺う。


<コミュニティ>
質問【13】
 現状のコミュニティについての市長の評価と、どのような姿のコミュニティを目指したいのかを伺います。

質問【14】
 コミュニティセンターという施設が、新たなコミュニティ構想には必須と考えているのか。施設はある程度は必要と考えるが、ネット上のコミュニティや分野ごとにも考えられることから施設中心でのコミュニティが今後も必要と考えているかを伺う。


<自治基本条例と議会>
質問【15】
(自治基本条例の制定をめざすとしている)、議会の役割をどのように考えているか、基本的な認識を伺う。

質問【16】
(議会と)「建設的で前向きな議論」とは具体的に何のことか?

質問【17】
 現状の武蔵野市議会審議への評価もあわせて伺う。


<小中一貫教育>
質問【18】
 武蔵野市教育委員会が検討を進めている小中一貫教育について、現時点での市長のご認識と「是非を検討する」とあったのは、現時点よりも一歩下がる、あるいは立ち止まって再検討をするのかを伺う。

質問【19】
 検討を教育委員会が進めている中、教育委員会とどにように協議を進めているか、現状について伺う。

 ※武蔵野市は築60年で建て替えを想定しているが、5小の北校舎は平成32年に築60年となり5中の北校舎と南校舎は平成33年に築60年となる。通常、学校建設には設計を含めて5年程度かかりますから逆算すると時間が残されていないことになる。築60年で一律に建て替えるべきとは考ませんが、時間が限られている中、小中一貫教育への方針は早急に固める必要があると考えて質問するもの。


<産業振興>
質問【20】
 武蔵野市のこれまでのコンテンツ産業へのかかわり方の評価と具体的な振興策を伺う。

質問【21】
 企業誘致とは具体的にどのような企業を対象としたいのか。土地に限りがあることを考えると大企業誘致には限界があります。例えば、テレワークに特化するなど武蔵野市の地域特性を考えたうえでの誘致が必要になると考るが、具体的にどこに誘致したいと考えているかを伺う。


<駅周辺のまちづくり>
・吉祥寺
質問【22】
 公会堂の建て替えの現状の進捗状況と何が課題で進んでいないと考ているかを伺う。

質問【23】
 市長は吉祥寺の魅力は何と考えているかを伺う。

・三鷹
質問【24】
(三鷹のまちづくりの基本としている)補助幹線道路の完成の見込みを伺う。

質問【25】
(上記の)新たな交通体系だけが課題なのかを伺う。

※平地の駐輪場などの未利用地や玉川上水など文化資源を活かした新たな街の賑わいなどの視点が必要ではないかと質問するもの。

・武蔵境
質問【26】
 東京都が優先整備する路線とした「武3・4・24号 西調布境橋線」について、花の通学路に影響することから、市長は道路計画に反対とされていたが、生産緑地が解除され開発されるとなると、計画線を外して整備することが予想されため、実質的に道路が進むと考えらる。そこで、この計画と現状について、現時点での市長のお考えを伺います。

質問【27】
 武蔵境南口のバリフリー化は進めるとしても、オリンピック・パラリンピックの会場として味の素スタジアムがあり、武蔵境駅が中央線からのアクセス駅として期待されている。しかし、現状では、バスが過密化していることから今以上に対応できるかが懸念する。そこで、味の素スタジアムへの交通対策は検討されているか伺う。


<外環の2>
質問【28】
 外環の2についての見解を伺う。

 ※邑上前市長は、現時点で必要性を認められないとして意思表示をされていましたが、施政方針で見解が述べられなかったため質問するもの。


<平和と文化>
質問【29】
 パートナーシップ証明書 いつ頃、どのようなデザインにするかを検討されているかを伺う。

質問【30】
 従来、文化面がそれほど強調されていなかった分野と施政方針で述べたことから具体的に何のことかを伺う。

<脱原発、緑あふれるまち>
質問【31】
 旧クリーンセンター事務所棟をエコプラザにする予定だが、「ごみ減量にとどまらない環境全般にわたる啓発施設」と位置付けられている。この「環境全般」とはどの範囲を指すとお考えかを伺う。

※環境は、水・緑・大気・土地・生物多様性・原発を含めたエネルギー、大規模開発、さらに下水なども含まれるためポイントを絞っていくことが必要と考えての質問。

質問【32】
 緑を守り豊かにしていくことは、これまでどおり重要課題のひとつとして取り組むべきだが、現実には、緑被率の目標を実現できていない。現状をどのように評価しているかを伺う。

※緑を増やす、緑被率を高めるには公園用地や農地を市が購入し市有地を増やすことが考えられる。市長選挙の政策パンフレットには「農地の保全や公園の拡大等により、緑を増やし、武蔵野市の環境を守ります」と書かれていた。土地購入には税金が必要になるため、どこまでが必要かの線引きが必要であるため、認識を質問するもの。

質問【33】
 省エネを進め再生可能エネルギーを増やすことについての、具体策を伺う。


<財政>
質問【34】
 これまでに行ってきた事務事業や補助金見直しへの評価と、今後、新たな手法を取り入れて見直しを考えているのかを伺う。


<「住み続けられるまち」>
質問【35】
 住み続けられるまちの考え方、政策についてどのように考えているかを伺う。

※「住み続けられるまち」を追求していくと、人口の増加傾向が続き、住宅はより高層化し、農地や緑地が宅地化していくことになる。「緑の保全」や「景観保全」とは異なる結果になる懸念がある。また、人口が増えることで学校教室など公共施設の不足もあり、公共施設計画を修正する必要が出てくる。極端に言えば。人口歯止め策を考えることになるかもしれない。
 さらに、家賃が高い武蔵野市において、家賃が安い自治体への転居を防ぐには、家賃補助をするのかとの議論ともつながるため、基本的な考えを聞くもの。