東京都は平成29年度の「駅前放置自転車等の現況と対策」を発表した。武蔵野市内の乗入れ台数は相変わらず多い状況だが、一方で放置自転車はどうか。

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houti_ページ_2houti_ページ_1 東京都青少年・治安対策本部が平成24年度から毎年行っているもので島嶼を除く都内の駅周辺(おおむね500m以内)を調査し、放置台数、実収容台数(実際に収容されている台数)、収納能力(計画上の台数)、乗入れ台数の各数値が示されている。放置自転車がある駅数は都内全体で589駅となっている。

 駅別の乗入れ台数を見ると1位=三鷹駅、2位=吉祥寺駅、3位=町田駅、4位=蒲田駅、5位=新小岩駅。
 都全体で放置自転車が多い駅は、1位=赤羽駅、2位=恵比寿駅、3位=上北台駅、4位=渋谷駅、5位=高円寺駅となっていた。全体の台数は減少傾向にあり、29年度は放置自転車の台数は過去最少となり、駐輪場の設置などの施策が効果を出しているとしている。


 
■武蔵野市は?

 武蔵野市の状況を見ると、乗入れ台数の1位、2位、8位(武蔵境駅)と自転車の利用が多い駅を3駅抱えているものの、放置自転車台数は、 三鷹=89位 吉祥寺=143位、武蔵境=274位と少ない。かつては批判が多かった放置自転車対策の施策が進めれ、効果が出ていることが分かり評価できる結果となっていた。

 都の資料から、収容能力に対して乗入れ台数の台数の割合を計算してみると(仮に充足率とした)、各駅とも乗入れ台数よりも収容能力、つまり駐輪場の台数が上回っている。場所が不便かどうかは別として必要な駐輪場台数は整備されている、理屈上は放置自転車はゼロになってもいいほど整備が進められている。

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 ただし、これまでにも書いているが、駐輪場は借地が多いため、三鷹駅北口で大型駐輪場が建設計画のために閉鎖されたように、いつまでもこの状況のままというわけではない。恒久的な場所確保が求められている状況だ。



【参考】
東京都 都内における駅前放置自転車の現況

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上、中 都の資料より駅ごとの放置自転車状況
下 武蔵野市から議員に配布された資料より乗入れ台数の上位10位と放置自転車の多い上位10位。

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