『これでいいのか東京都武蔵野市』(鈴木士郎著/マイクロマガジン社)を読んだ。帯にでかでかと「吉祥寺に異変」とあるように、人気の高いがこれからを懸念する内容などが書かれていた。


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この本は、武蔵野市内の本屋さんで平積みになっており見かけた方も多いと思う。
 これでいいのか、と問いかけられているが、地域の問題を指摘しているだけでなく、武蔵野市のこれまでの歴史や保育園問題など昨今の話題も取り上げているなどユニークな構成だ。

 著者は、長年、吉祥寺をベースに活動されていた方であるため、吉祥寺の話題が中心で、他の地域の話題は少ないのだが、気軽に武蔵野市の知識を得るにはいい本だと思う。

 問題点と指摘されている中には、吉祥寺の人気が高いがゆえに地価が上がり、利益を出しにくい個性的な店が出店し難くなり大手チェーン店ばかりになる。駅から離れたところに個性的な店があるものの今後は分からない。行政が何もやっていないワケじゃないけど……との記載もある。
 イメージ戦略についての記述には同感する。今後重視しなければならない市政の課題と言えるだろう。吉祥寺に関しての本は数多くあるが課題を指摘しているのは少ない。ここで指摘されていることをどこまで改善できるか。2019年以降のテーマともなりそうだ。


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 というわけで、2018年もご愛読ありがとうございました。
 寒さが厳しい日々が続きますが、どうぞご自愛いただき、お元気で新しい年をお迎えになられますようお祈り申し上げます。新年も、どうぞよろしくお願いします。


【参考】
マイクロマガジン社 地域批評シリーズ30 これでいいのか東京都武蔵野市