2018年6月議会の一般質問でランドセルと通学かばんの重さについて取り上げ、置き勉も可能にして軽くすることを提案した。その後はどうなったか?
■武蔵野市では対策が動き出す
この時の教育長の答弁では、重さについて教育委員会では調べていない。保護者から問い合わせはないが、教育委員の間では話題にはなっていた。校長会をつうじて対応を考えたい旨の内容だった。
その後、昨年の9月に文部科学省からの児童生徒の携行品に係る配慮に関する通知があったこともあり、現状での対応について先の3月議会で再確認をした。
教育長の答弁は、教科書など教材は、『宿題や予習・復習などの家庭での学習課題を適切に課す等、家庭学習も視野に入れた指導を行う上で重要なものであると考えております。その重要性を踏まえつつも、何を子どもたちに持ち帰らせるか、何を学校に置くとするかについては、各学校が保護者等と連携し、児童生徒の発達段階や学習指導における必要性等 を勘案した対応が必要であると考えますので、定例校長会等の機会を捉え、その重さや量に係る配慮を行うこと、そして、その内容を保護者に十分に説明するよう指示をしております。各学校では、使用頻度の低い教科書や教材等を教室後方の棚で保管したり、学期初めや学期末に持ち帰る荷物が過度に重たくならないよう計画的に持ち帰らせたりする工夫をしているところでございます』といった答弁だった。
回りくどい内容だが、要は重さへの対応は進めており、学校と保護者で情報共有して対応しているということだろう。教育委員会として対応へと動き出したのは評価したい。
■小学生で66% 中学生で95.1%が重いと感じ体が痛くなっている
ランドセルや通学かばんが重くなった問題に対して、名古屋市教育委員会は「児童生徒の通学時の負担軽減のあり方を考えるプロジェクト会議」を設置。実態把握を行っている。
名古屋市が行ったアンケートによると、小学校低学年で平均4,7kg。中学年で5.9kg、高学年で6.6kg。最小値は3.1kgで最大値は13.2kg。
中学校では、平均10.7kgで最小値が4.1kg、最大値が23.6kgとなっていた。この最大値には、野球部に所属しておりバットなどの道具も含まれている。
小中学生に感想も聞いており、小学生で通学の荷物を「とても重い」「少し感じる」の答えを合わせると、66%が重いと感じていることが分かる。
中学生では、じつに95.1%が重いと感じていた。
その結果、小学生の41.7%、中学生では76.4%が「体の一部が痛くなる」と答えている(下図参照)。
■名古屋市は置き勉リスト作成
これらの結果や保護者意見や中学校の生徒の意見も取り入れて負担軽減のあり方を検討し、対応策を学校便りなどで保護者に周知。さらに、具体的に学校へ置いて帰ってよい学習用具を示している。
その具体例は、下図のとおりだ。子どもの健康、安全を考えれば、武蔵野市でも調査やこのような具体策が今後必要かもしれない。
武蔵野市教育委員会は対応を行っていると答弁しているが、実際にはどう変わったのか、軽くなったのか現状では確認できていない。新学期が始まって早々だが情報をお寄せいただければ幸いです。
【参考】
名古屋市 報道資料 平成30年11月5日発表 通学時における児童生徒の負担軽減について
重すぎませんか? ランドセル、通学カバンに関するアンケート実施中 ご回答お願いします!(2018年06月09日)
97.2%が賛成 ランドセルや通学カバンの重さ削減(2018年07月17日)
全130の意見掲載。ランドセルや通学カバンの重さ問題(2018年07月18日)
※写真上、下は、実際の1年生の通学時の荷物と重さ(7kgあった)。ランドセルに給食袋などをぶら下げるとバランスが悪くなる問題もある
■武蔵野市では対策が動き出す
この時の教育長の答弁では、重さについて教育委員会では調べていない。保護者から問い合わせはないが、教育委員の間では話題にはなっていた。校長会をつうじて対応を考えたい旨の内容だった。
その後、昨年の9月に文部科学省からの児童生徒の携行品に係る配慮に関する通知があったこともあり、現状での対応について先の3月議会で再確認をした。
教育長の答弁は、教科書など教材は、『宿題や予習・復習などの家庭での学習課題を適切に課す等、家庭学習も視野に入れた指導を行う上で重要なものであると考えております。その重要性を踏まえつつも、何を子どもたちに持ち帰らせるか、何を学校に置くとするかについては、各学校が保護者等と連携し、児童生徒の発達段階や学習指導における必要性等 を勘案した対応が必要であると考えますので、定例校長会等の機会を捉え、その重さや量に係る配慮を行うこと、そして、その内容を保護者に十分に説明するよう指示をしております。各学校では、使用頻度の低い教科書や教材等を教室後方の棚で保管したり、学期初めや学期末に持ち帰る荷物が過度に重たくならないよう計画的に持ち帰らせたりする工夫をしているところでございます』といった答弁だった。
回りくどい内容だが、要は重さへの対応は進めており、学校と保護者で情報共有して対応しているということだろう。教育委員会として対応へと動き出したのは評価したい。
■小学生で66% 中学生で95.1%が重いと感じ体が痛くなっている
ランドセルや通学かばんが重くなった問題に対して、名古屋市教育委員会は「児童生徒の通学時の負担軽減のあり方を考えるプロジェクト会議」を設置。実態把握を行っている。
名古屋市が行ったアンケートによると、小学校低学年で平均4,7kg。中学年で5.9kg、高学年で6.6kg。最小値は3.1kgで最大値は13.2kg。
中学校では、平均10.7kgで最小値が4.1kg、最大値が23.6kgとなっていた。この最大値には、野球部に所属しておりバットなどの道具も含まれている。
小中学生に感想も聞いており、小学生で通学の荷物を「とても重い」「少し感じる」の答えを合わせると、66%が重いと感じていることが分かる。
中学生では、じつに95.1%が重いと感じていた。
その結果、小学生の41.7%、中学生では76.4%が「体の一部が痛くなる」と答えている(下図参照)。
■名古屋市は置き勉リスト作成
これらの結果や保護者意見や中学校の生徒の意見も取り入れて負担軽減のあり方を検討し、対応策を学校便りなどで保護者に周知。さらに、具体的に学校へ置いて帰ってよい学習用具を示している。
その具体例は、下図のとおりだ。子どもの健康、安全を考えれば、武蔵野市でも調査やこのような具体策が今後必要かもしれない。
武蔵野市教育委員会は対応を行っていると答弁しているが、実際にはどう変わったのか、軽くなったのか現状では確認できていない。新学期が始まって早々だが情報をお寄せいただければ幸いです。
【参考】
名古屋市 報道資料 平成30年11月5日発表 通学時における児童生徒の負担軽減について
重すぎませんか? ランドセル、通学カバンに関するアンケート実施中 ご回答お願いします!(2018年06月09日)
97.2%が賛成 ランドセルや通学カバンの重さ削減(2018年07月17日)
全130の意見掲載。ランドセルや通学カバンの重さ問題(2018年07月18日)
※写真上、下は、実際の1年生の通学時の荷物と重さ(7kgあった)。ランドセルに給食袋などをぶら下げるとバランスが悪くなる問題もある




