2007年01月10日

安倍晋三首相がきょうから欧州主要国を歴訪する。

 首相が就任後、米国より先に欧州を訪れることが、米国一辺倒の外交の転換を意味するのであれば歓迎したい。だが、その判断は歴訪の成果と今後の具体的外交政策を見極めてからのことだろう。

 首相は英国、ドイツ、フランスなどで各国首脳と会談するほか、欧州連合(EU)委員長や北大西洋条約機構(NATO)事務総長とも会う予定だ。

 欧州にはそれぞれが長い歴史や独自の文化を持ち、国際社会でも存在感を示す大国がいくつもある。

 一方で、これらの国々はEUという巨大な経済圏も形づくる。EUは今月一日にルーマニアとブルガリアが加わり、二十七カ国体制になった。

 二十七カ国の国内総生産(GDP)は十三兆六千億ドルで日本の三倍、総人口は四億九千万人にのぼり、その経済力は米国を優にしのぐ。

 日本は、対EU貿易では米国や中国に後れをとっているが、首相の歴訪をさらなる関係強化の足がかりにしなければならない。

 世界に冠たる経済大国となった日本には、すでに欧州を追い抜いたとの自負がある。しかし、国際社会での欧州の国々の立ち居振る舞いにはまだまだ学ぶべき点が多い。

 フランスやドイツはイラク戦争に反対し、米国の軍事戦略とは一定の距離を置いてきた。NATOという米欧軍事同盟を維持しながらも、自国の主張を貫いているのだ。

 ナチスの戦争責任追及をはじめとするドイツの戦後処理は、近隣諸国からも高く評価されている。

 何かと米国の顔色をうかがう一方で、中国や韓国とは歴史認識をめぐってぎくしゃくした関係が続く日本とは大きな違いだ。

 日本はこれから国際社会でどんな役割を果たし、欧州とどう協調していくのか。そのメッセージをきちんと伝えることも忘れてはいけない。

 たとえば地域紛争や貧困の解決、地球温暖化対策などに日本と欧州が力を合わせて取り組めば、自国の利益を中心に考えがちな米国を揺り動かすこともできるだろう。北朝鮮の核放棄にも欧州の協力は欠かせない。

 今年はフランスで大統領選、英国で総選挙が行われる。この二大国の政権の行方は、EUのみならず世界の今後をも左右する。日本にとっても影響は大きいが、何より大切なのはお互いの信頼関係だ。

 首相には、単なるあいさつ回りではなく、そうした大きな視野に立った首脳外交を展開してきてもらいたい。

 日本は明治以降、近代国家の先輩である欧州からたくさんのことを教わってきた。首相の旅はそのきずなを深める旅でもあるはずだ。


>ナチスの戦争責任追及をはじめとするドイツの戦後処理は、近隣諸国からも高く評価されている。

されてねーよ。大嘘付くな。

ほぼナチスに全責任をおっかぶしただけの戦後処理から何を学べと?

ドイツは、謝罪も賠償(一人当たり数十万円程度)もナチス犯罪の被害者に行っているだけで、交戦国や戦場になった国に対して国家賠償なんてビタ一文払ってない(講和条約すら結んでない)し、戦中の対外資産の請求すら行っている。

つまりドイツを見習うってことは、

謝罪も賠償もしねーけど、
ポーランドに残してきた対外資産は、とっとと返せ

って事ですが・・・・。

>何かと米国の顔色をうかがう一方で、中国や韓国とは歴史認識をめぐってぎくしゃくした関係が続く日本

北海道新聞は、民主主義国家と協調して、共産独裁国家、似非民主国家と対立することを否定するそうです。


参考:JOG(118) 戦後補償の日独比較

gochagochagochagocha at 14:52│コメント(1)トラックバック(0)【国内】マスコミ │

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この記事へのコメント

1. Posted by 孫悟空   2008年08月29日 14:14
3 仰る事も理解は出来るのですが、兎も角、中国/韓国などの特定アジアでは一応はドイツと日本を次の様に揶揄しています。【跪着的国永远比站着的日本高大------日本倭种(2008-08-28 20:29:57) 】
これは、日本の現在の対応に対して、ドイツの方が格上だと言う意識です。
日本の歴史は欧米アジアで評価されていますが、それが特定三国では日本の誠意のある対応にも拘らず、政治的に上手く利用され、全く効果が出ていません。やはり、これら民意の低い諸国には、白人的中華思想的な嘘も方便で外交的に上手く解決が必要な気もします。浅はかな意見ですが、ごめんなさい。

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