アメリカ合衆国内国歳入庁

2009年03月22日

連邦税の申告書

日本滞在も残すところ後20日を切った今日この頃ですが、この時期頭を悩ませる『連邦個人所得税』の申告をせにゃならんと重〜い腰を上げました。

今年も辛い時期がやって来ました・・・涙この聞きなれない『連邦個人所得税』とは・・・・簡単に言いますと、アメリカ合衆国内国歳入庁:IRS (The Internal Revenue Service)に、昨年度の個人所得に関する詳細内容を専用フォーム(Form 1040)に記載して、毎年4月15日までに報告する義務がアメリカ人やアメリカ国籍もしくは一部のビザを保有する者には課せられているのです。

僕も訳あってその対象者となるのですが、「日本でも課税されてるのにアメリカにも更に税金を払わにゃならんのか?」と最初は焦ったものです。しかし日本とアメリカでは『日米租税条約』という所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約があるので、所得の申告をするのみでOKなようなのですが、こんな資料、普通に日本で生活している人なら目にしたこと無いですよね?

もちろん、僕もそんな一人だった訳ですが、この申告をしておかないと簡単に言えば『後でエライ目に遭うらしい・・・(涙)』と言うことが判明して、初年度(2006年)は弁護士の先生に相談して資料を作成してもらいました。そりゃ、弁護士先生依頼するとなるとそれなりの費用は掛かるのですが、意味不明、難解な資料を自分で記載するのは無理でしたから・・・

ただその先生が扶養家族の子供1名分の控除$1,000を申請してくれたのが受理されて、差し引きゼロ程度の費用で済みましたが、毎年この出費は経済的にも非常に厳しいんで、去年から自力でなんとか申告している次第です。

今年もそのIRSより手引書とフォームが一緒になった電話帳みたいな資料が届きましたけど、英語力に乏しい現時点では自分に関する箇所を必死こいて調べて、日本の源泉徴収を英訳したり、計算表にしたがってフォームを埋めて行く作業だけで丸2日ほど掛かりました(死ぬる・・・)。

後はこの申告書内容に間違いなど無く、無事にIRSに受理されるのを祈るばかりです。頼むぞ!俺!!


godspeed_kmt at 22:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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