序章 和歌山紀行
  #1 キッカケ
  #2 準備
  #3 駅長
  #4 郷愁
  #5 轟天号
  #6 潮岬
  #7 駅弁!

 本編 飯田線紀行
  #1 旅の目的
  #2 電車vs人間
  #3 闘いの朝
  #4 出発進行!
  #5 絶対に負けられない闘い
  #6 電車vs人間 序盤戦
  #7 電車vs人間 あと300メートル
  #8 決着の刻!
  #9 …
  #10 …
  #11 …

1420 串本駅

 潮岬の光景に後ろ髪をひかれつつも電動アシスト付き自転車「轟天号」を駆らせて串本駅まで舞い戻り、観光案内所で轟天号を返却した後、即座に向かった場所は駅の売店です。
 お目当ては…



 駅弁です!



 串本駅の近くにあったコンビニで昼食を購入することも検討したのですが、電車の旅ならではの駅弁を味わって見るのもまた一興かと思いましてねw
 駅の改札口の脇にあった売店で、一通り品揃えをチェックしてみたところ…


「あれ?駅弁がない???」
「いやいや、そんなまさか…、売店のおばちゃんに聞けばあるだろ…。」


 次に乗車する電車がまもなく駅に到着しそうだったので、


「すみませーん」


 まよわず売店のおばちゃんを呼んでみました。


「はい、はーい、なにかご入り用ですか?」
「駅弁あります?」
「ごめんなさい、ないんですよ…。特急なら車内で売ってますよ^^^^」
「いえ、特急には乗らないんです…」
「………でしたら、近くにスーパーがありますので…」


 しかし、時計に目をやってみると、電車の出発時刻まであと5分だったのです…。


「もうすぐ電車が来るので無理そうです…」
「ごめんなさいねぇ…」


 こうして、売店に売っていたお菓子を昼食にせざるをえませんでしたとさ。


「ぢくじょー、駅弁を売ってないなんて…」
「想定外ぢゃぁぁぁ!」


 朝食に食べた立ち食いうどんのお味もイマイチだったし、夕食こそは美味しいモノを食べよう!
 そう決意した一時でありました。

つづく

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでchawan_twittをフォローしよう!


 ポチっと一押ししていただけるとウレシイです m(_ _)m