2017年04月22日

YAWARA! 4巻 浦沢直樹

本編の柔はどうしても柔道着と制服ばかりになるので、
表紙とか中表紙では、ファッション誌のモデルのようなオシャレな格好を
描かれている。そこら辺も実はこの作品の見どころ。特に触れてないけど。

段取り一切無しなおじいちゃんの演舞からの信者・祐天寺のフォロー。
そしてさやかとトドさんのしょうもない言い争い。なんという茶番…。
約束を守った須藤の方がよっぽど見どころがある。
柔がテープに吹き込んだアドバイス…いまならスマホの動画だな…で
自信に溢れ、息を吹き返す男子柔道部が熱い。
花園の大将戦に駆けつけたときも、一瞬で的確な指示をするのはさすが。
みんなで掴んだ勝利に柔も涙。いい話だ。めでたしめでたし。

大盛り上がりの武道館に、少々萎縮している柔がかわいい。
始まってみれば瞬殺に次ぐ瞬殺の柔。この最強っぷりが堪らない。
しかし心はコーチをしてきた大切な仲間たち(男子柔道部)の元なので、
さやかとトドさんの激闘に対して「なんでもいいから早く」も仕方ない。
体重の差をはねのけたさやかも、この時点でかなりの実力者だと思うが…。
そんなさやかも瞬殺。才能か経験か。圧倒的な差がこのときはあった。
それでも「帰ってすぐにお稽古」と言えるさやかは、やっぱりライバルだ。
柔とさやかの長い長い戦いを知った上で見るのも、なかなか面白い。

男子柔道部の奮闘から、一生懸命頑張ることの素晴らしさと可能性を
見い出した柔は、一生懸命普通の女の子になる努力をするために、
三葉女子短期大学の受験を決意する。接骨院を経営していることが判明した
おじいちゃんが、大学推薦の話を勧めているとは知らずに…。

柔の希望とは裏腹に、世界が柔に注目する。ジョディとテレシコワも初登場。
柔道=滋悟郎、みたいな雰囲気なっているのはすごい。著書を風祭が
取り出すシーンはなんだか笑える。来日したジョディVSおじいちゃんでは、
隙のない構えと気迫だけで組まずにおじいちゃんが勝利。
組んだ瞬間に相手の強さがわかる、とは聞いたことがあるが…これが九段か。


YAWARA! 3巻 浦沢直樹


Yawara! (4) (ビッグコミックス)
Yawara! (4) (ビッグコミックス)

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2017年04月20日

YAWARA! 3巻 浦沢直樹

普通の女の子として暮らしたい柔の日常が崩壊していく第3巻。

柔人気で武蔵山高校の柔道部(柔は無関係なのに)に入部希望者が殺到。
そして荒くれ者・須藤にめちゃくちゃにされる弱小柔道部。
執拗な迷惑行為に柔も激おこ。弱小柔道部を熱血コーチして、
須藤をボコすまでは良かったが。知らぬところで物語は進んでいく。
これからはコーチと選手の二刀流…いや、普通の女の子の三刀流や!

第一回クジTV杯柔道選手権大会で打倒・柔に燃えるさやか。
しかし柔にはアウトオブ眼中。その後も散々なさやかに涙。
猪熊九段がかわいい孫娘を良いように扱われていることに苛つき、
ロリコン風祭を投げ飛ばすシーンはスカッとする。やっぱ強いな。
…とは言っても、柔は風祭のことが気になるわけで。

家族がバラバラなのは決して柔道のせいではなく、
さらにはみんなが柔の柔道に期待をしている。
再び柔道と向き合う柔。風祭の言う「輝き」のために。ちっ。
少なくとも、コーチをしている姿は生き生きしている。
柔道の段位、今はいろいろ制度が変わって二十歳で五段まで取れるらしい。

一方で複雑な胸の内の松田と風祭。
それぞれまったく違うようで、向き先は一緒。
この2人こそある意味、柔道で運命が変わったと言える。
柔と本格デビューと武蔵山高校の挑戦は次巻へ。


YAWARA! 2巻 浦沢直樹


Yawara! (3) (ビッグコミックス)
Yawara! (3) (ビッグコミックス)

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2017年04月18日

ヒメタク 1巻 細野不二彦

訳あり運転手が集まる”(株)ゴミ山タクシー”に”ヒメ”がやってきた!
タクシー運転手・矢野陽芽が、様々な事情を抱える乗客の悩みを解決…
というか、いろいろ話したり、気を遣ったりして、何かが変わる。そんな話。

しかし事情を抱えているのはヒメも同じで。
父親の事業失敗により大学を中退後、A級ライセンスのプロレーサーとして
世界で活躍するも、結婚を機に引退。その後、2人の子宝に恵まれたが、
実業家の夫が殺人事件を起こして服役…そして今に至る。
事前情報無しで読んでいたので、訳ありシングルマザー設定には驚いた。

明るさ、物腰の柔らかさ、女性らしい気遣いで、お客の心を掴むヒメ
そして贔屓だ未熟だと文句を言う同僚のおっさん連中も実はメロメロで、
ヒメのいない居酒屋でもヒメの話ばかり、という雰囲気がおもしろい。
特に「ヴァレンタイン・ロード」でおっさんが力を合わせて
側溝にハマったヒメを助ける場面は熱い。

「透析・ロード」では「ナマステー ゴミステー」という子どもの保育園で
流行っているギャグを連発するヒメ。かわいい。
特に意味はない言葉で、ざっくり「良いようになれ〜」と解釈した。
横暴なワンマン社長っぽい猪又だが、浮気をしていると思っていた若い妻と、
東京のコンビニチェーンで働く裏切り息子が、実は猪又のいない会社を
なんとか盛り上げようとしていたり、客目線で自分のスーパーに見て
管理の悪さに激怒して奮起するという、ベタな話がとても良い。

社長といえば社員から散々な言われようの児見山タクシーの社長だが、
会社の評判を考えたり、ヒメのことを気遣ったり、昔は温泉街として
栄えていたこの街の現状を憂いている様子など、普通に良い社長では。

1巻で少しずつヒメが若くしてタクシー運転手をする理由と、
旦那が正当防衛の末に殺人をしたということがわかるのだが…。
先にネタバレをする。なんと、何も解決せずに全2巻で完結する。
話もキャラクターも面白いと思ったけど、そこがちょっと残念。



ヒメタク : 1 (アクションコミックス)
ヒメタク : 1 (アクションコミックス)

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2017年04月16日

お茶にごす。 6巻 西森博之

不気味なまークンが表紙の第6巻。肝試しだからか。
部長の登場人物紹介の「現代に舞い降りた優しさの精」…あってる。

想像し放題、言いたい放題な智花。彼女らしい。
智花、巨乳、樹実、奥沼、というなんとも絵力のないメンツ。
よくこの4人で話を回そうと思ったな!
ブルー樫沢がいなかったらどうなっていたか…頼りになるぜ。
山田に「エーヌジー」の天丼を期待する部長がお茶目で素敵。
続いて山田と夏帆。これは絵力がある。
ここでも前巻から仕込んでいたブルー樫沢。
いちいちかっこいいセリフを言わせるのが笑える。

幼き日の部長がかわいすぎて死ぬ。「怖がるのをやめた話」は深い。
屍を築いてきたまークンにとっては、危うさも示唆しているように思える。
そして幽霊ことブルー樫沢が三度登場。
夜中に山奥で突っ立ってる変人が普通に挨拶するわけがない。
半分自業自得で退場。わざわざこのために…熱い酷使。ヒゲも伸びるわ。
部長をお姫様抱っこした事実を残して合宿編、完。アニ研合宿編へ。

アニメ制作の一端を手伝うことで、その苦労を知るまークンと山田。
何の漫画だコレ。バスケ部鈴木と苦労を知ってキレた山田の口論に笑う。
そして3on3対決という燃える展開に輝くアニ研一同。
猛練習メイク、修復技術にも笑った。人はこうやって絆を深めるんだな。
あっけない結末には涙。鈴木の奮い立った心の行方は。そして夏祭り編へ。

メインキャラは奥沼。全然顔が違うじゃねーか!たぶんこれが素顔で、
今までは漫画を通しても奥沼の顔を誰も認識できていなかったのだろう
かわいい鬼のお面を被る夏帆はどっちも同じ顔。褒めてます。
助けを求める赤の他人(奥沼)に力を貸すまークン。
なぜまークンはここまで優しさにこだわり、優しさに憧れるのか。
いよいよ次の巻から、それが少しずつ明らかになる。


お茶にごす。 5巻 西森博之


お茶にごす。(6) (少年サンデーコミックス)
お茶にごす。(6) (少年サンデーコミックス)


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2017年04月14日

お茶にごす。 5巻 西森博之

中表紙、まークンが海水浴場でお茶を飲む光景がシュール。

部長の手をニギニギするまークン(山田)。さすがに気づくだろ!
まークンの宇宙蜘蛛の毒にやられた右手に氷の入り麦茶を渡す夏帆がニクい。
真っ直ぐな男には真っ直ぐ向き合う。これにはヤーマダもグッと来た。
座禅の例で突然の谷川登場。びっくりさせるな。
宇宙の答えに辿り着きそうなまークンはどんな人生を送ってきたのか。

お寺の内藤サンが良い人…たとえ自分に酔っているとしても…で、
雑魚2人がクズという、いつもの西森展開。
身を挺してまークンを止める部長が素敵。山田は決めきれなかったが。
あっさり雑魚集団を蹴散らし「凄み」を見せるまークンがかっこいい。
眼を下に引っ張って部長の真似をする山田に笑う。似てるし。

一方で送り出した責任として、まークンと山田を待つ部長。
夏帆に自分の恥ずかしい発言を繰り返されるという辱め。かわいい。
智花の過去にも雄弁な夏帆。悪に対する態度は一貫している。
これが夏帆の「やさしさ」。完全に主人公じゃないか…。

部長の朝帰りに驚愕する巨乳ことタマちゃん副部長。
一方で突然のブルー樫沢登場。不思議とギャグテイストになる。
「BOZU meets BOY」は一周回って素直に笑う。
毎週毎週挟まれるブルー樫沢ギャグが堪らない。
邪な縦島がナチュラルに馴染んでいて気が付かなかった。

次巻はいよいよ肝試し。


お茶にごす。 4巻 西森博之
お茶にごす。 6巻 西森博之


お茶にごす。(5) (少年サンデーコミックス)
お茶にごす。(5) (少年サンデーコミックス)

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