2015年11月07日

常識の分岐点 ― みつどもえ 16巻 桜井のりお

17巻の感想はこちら→十年十色 ― みつどもえ 17巻 桜井のりお

みつどもえの16巻が発売されました。

mitu16_1

約8ヶ月ぶりの単行本。めっちゃぶれているので気が向いたら差し替えます。
特典はとらのあな、アニメイト、ゲーマーズ、COMIC ZIN、喜久屋書店。
前巻に引き続き、喜久屋書店はスルー。特典はひとはとチブサが文字通り
にゃんにゃんしているイラストカード+3コマ漫画。
のりお先生の日常かな。気持ち悪い!(この発想が

特典
mitu16_2

・とらのあな
【クリアファイル】ひまわりを片手にキュートな表情のふたばさん
引き締まった腹筋がたまらないふたばさん。ふひひ。
ひとはとみつばは超デフォルメされているけど、わかる。不思議。
裏は雌豚とチクビが落ちたひまわりの種をもしゃもしゃしているイラスト。
ふたばさんとひとはの姉を見つめる、哀れみと蔑みの眼差しが切ない。
まぁ、それはそれでいいとして屈んでいるひとはをよく見てみるんだ……。
黒い下着を「感じた」だろ?のりお教の「見る」ものではなく
「感じる」ものという教えを、「頭」ではなく「心」で理解していれば、
そう、ハッキリと「感じる」ことができるのです。
【ボールペン3コマ漫画】
美少女霊媒師コンビの三女と松岡、プールに行く。
イラストの三女さんの太ももに書かれた文字は、写経に見せかけた淫語説。
これも非実在和尚の仕業か……畜生!
3コマ漫画なのに、4コマ目が自然と見えてくる怪奇。
値段はさておき、わざわざ引っ張らないと見れないってどうなの?

・アニメイト
【缶バッジ】みつば×白米 ふたば×おっぱい ひとは×チクビ
みつばが仲間外れだな(名推理
もはやふたばさんのイラストは完全にアウト。
缶バッチで+600円。普段こういうものを買わないので軽いカルチャーショック。

・ゲーマーズ
【イラストカード】宮下と吉岡
これでアイデンティティであるピンを外したら、完全に誰だからわからなくなる。
たとえ性格がそのままでも、宮川がおしゃれをして、美人な女性に変身したら、
それはみんなが大好きな宮尾といえるだろうか。いや、言えないだろう。
田宮、キミにはいつまでも野暮ったいファッションのウザ下さんでいて欲しいんだ。

・COMIC ZIN
【イラストカード+3コマ漫画】アイドルグループ風衣装で漫談をするみつば
ふたばさんの「暑いってゆってるでしょっ」の破壊力ッ!胸が熱くなるな。
丸井みつばの塩飴は商品化されてますか?

オビ
・宮下「お前らもパンツを脱げ!!」
本編のワンシーン。変態かな?
他にはグッズの宣伝とか。
前巻より帯の縦幅が小さくなった。

表紙
ペットと触れ合う三つ子。ザリガニはどこに行ったんですかね。
ふたばさん×チブサ>カンガルーとドラえもんが混じった猫パーカーがかわいい。
ひとは×チクビ>帯を外すと見えるヒップラインがあざとい。
みつば×金魚>で、その金魚はチブサとみっちゃんのどっちが食べるの?

背表紙
・草次郎
本屋でカラフルな字体の下に、無愛想なおっさんがずらーっと並んでいるのが壮観。

裏表紙
・チクビ チブサ (三女さん)
ひとはと相思相愛なのがチクビ。片想いなのが矢部っち。
チブサはカタカナで書くと悪くない名前。宮下が元凶扱いされていて笑う。

みつどもえ川柳
・おがちん 加藤 伊藤詩織
怖い。

中表紙
・麻里奈ママ (みつば 杉崎)
背景文字、「セレブでドMな変態ママ」っ完全に未成年お断りのアレ。
尋常じゃないムチムチ具合。露出がなくても背景と合わせてとんでもないことに。
腕時計にセレブ感がないことに触れてはいけない。
うまい具合に「ドM桜井のりお」になっているのはわざとか。あざとい。

CONTENTS
・佐藤 千葉 松岡 宮下 吉岡 杉崎 ふたば ???
みつどもえ流の肝試し。前巻278卵性と思われる。
墓地で暮らしている松岡さんのせいでカオス。
ふたばさんの背後にある手はいったい……。

本編
描きおろしカラー漫画2P、275卵性から300卵性まで16回分。
メモ書き程度の感想。

・みつどもえ宮下仲良し大作戦★(描きおろしカラー)
宮下の腋のスメルで悦ぶ人なんて一握りだよなぁ。この記事を読んでるお前だ。
帰宅した草次郎に、宮下のパンツが丸見えというオチがただただ悲しい。
連載開始当初からとんでもない役割しか振られない草次郎に涙。

・285卵性「みつばニュースの天才」
おでこちゃん、額に傷があるようにしか見えない。滅茶苦茶な自虐ネタや
謎のテンションに笑える。これぞみつどもえといったところか。
中表紙に引き続き、セレブでドMな変態ママオチ……検索妨害だな。

・286卵性「じょしりょく」
シンデンラーバシ扱いされる田宮さん、お似合いだよ。
最初から最後まで、なにがなんやらのみつどもえ亜空間。

・287卵性「サンタがどこからもやってこない」
連載時はカラーだった三つ子サンタ。
煙突で引っかかり、最終的に真っ黒になって出てくるみつばが容易に想像できる。
「イスをくりぬかない」という目標はおがちんだけでなく他2名と杉崎もかな。
不思議と雑巾が似合う美少女・緒方愛梨。いろいろな意味で稀有。
おがちん、ふたばさん、丸井家と、それぞれ知恵を絞る様がおもしろい。

・288卵性「サンタが夜の街からやってくる」
急展開に次ぐ急展開。終わってみれば、いい話だったねっ><
人を殺めてそうな伊藤詩織も人の子ということが判明?まだ油断できない。
激おこ加藤は意外とやっかい。まさのぶ☆は完全に被害者。
だぶんこのネタはいつかまた活かされるだろう。そして佐藤家崩壊編へ。

・289卵性「恋のテレフォンCALL」
64ページじゃ収まらないよ。南総里見八犬伝のような超大作になる!
濡れ場で「私…小学生だから…(あと7年、いや、4年待って…そしたら…)」
という今世紀最大の矢部ひとを提供するのりお先生はあざとい。

・290卵性「埼玉の小学生とひとの日記」
ふ、ふ、ふたばさん!ア、ア、アドレス交換してくだしあ!!!11
漏れそうなときに「もる〜」というのは新しい。尿回の革命。
オチは激カワですね。ふたばさん、激カワですね。

・291卵性「ギリチョコ!!」
これまた連載時はカラーだった三つ子。結った髪がキュート。
みっちゃんはなんで手袋を食べてるの?
大人の味に目覚めたパンツ佐藤。海江田さんじゅっさいが泣ける。
ギャグとはいえ、素直に笑えない女性読者もいるだろう。

・292卵性「それでもやっぱり猫が好き」
どこに向かってんだよこの漫画……。
宮川に捨てるパンツやるよ発言をするみつばを羨望の眼差して見る杉崎に恐怖。
草次郎が宮尾と絡むとロクなことがない。南無。

・293卵性「おニュー・シネマ・パラダイス」
ポップコーン食べたいから映画館というとてつもない大物感。
監督や脚本の裏話を知ったり、フィルムや脚本のレプリカが配られるから、
なんだかんだ2人でもう1回来る展開でしょ。知ってるよ。
ちゃんと履いてる状態のパンツが見られる珍しい回。

・294卵性「オーマイゴースト?〜わたしが規格になっても〜」
話の大筋としては、いい話なんだ。大筋としては。
数コマの間にせわしなく表情を変えるさっちゃんがおもしろい。

・295卵性「チームT推し」
伊藤詩織による摂関政治の始まりを予感させる。ハマーン様。
徐々に佐藤が変態ということが浸透していて笑える。変態じゃないけどね。

・296卵性「後ろ足引っ張り隊」
口に出して「しめしめ」と言っちゃうふたばさんに悶える。
三女さんのテレパシーをちゃんと聴こうとする一同がシュール。

・297卵性「はじめてのあくしゅ」
まぁ、なんだかんだ三つ子は連載当初から今までずっと浮いてるもんね……。
姉妹愛の末のこのオチである。逆に救いようがある、のか。なかなか難しい。

・298卵性「雌ブタがプロデュース」
佐藤信也は静かに暮らしたい、わけでもない?騒がれることが当然という宿命か。
「我々はもっと庶民に歩み寄るべきなのよ」というみっちゃんのナイスギャグ。
オチはグロ注意と言っても過言ではない。

・299卵性「丸井ひとはのΨ難」
すべてが怖い……。
忘れかけていたけど、松岡さん、三女氏以外の友達いないからね。

・300卵性「完熟なる飼育」
「矢部っちのエロ」というみつばらしくないフレーズ。
スレンダーな海江田さんじゅっさい。ウェストも細いから……。
「(実家に行くのは)早すぎよ」というツッコミが微妙にズレていて、
もはや笑うしかない。気負いすぎて、ますますシワが増えそうだな。

本編中の描きおろし
描きおろし5本

・285卵性「ねんだいもの」(4コマ)
これはこれで、KAWAIIパンツとして受け入れるだろう。元ネタはわからないまま。

・285卵性「ガチ新聞」(学級新聞)
専門家のY・Yとはいったい……。ブロー・吉岡氏と同じ字体のようだが。
吉岡の「秋は恋の季節(中略)校庭の木々も赤面」という文章に思わず感服。
センス良いと思う。ブロー・吉岡氏とは大違いだな!
「聖母降臨」のフレーズに笑う。11/9(月)って明後日か。

・286卵性「じゅうりょく」(4コマ)
ゴムとか秘技とかではなく、杉崎が必死過ぎてもう……。

・290卵性「でんぱわるい」(4コマ)
で、画像が表示されたらひとはの頬に吹き出物ができた画像という。
画像という平面である以上、それもまたおっぱいなのです。

・296卵性 選挙ポスター
「想像せよ……」とは懐かしい。バキっ子のひとはさん。
三本の矢って言いたいだけのみつば様がバカっぽくて良い。
佐藤の選挙ポスターがやる気マンマンマンでなんだかおかしい。

ほぼ週刊みつどもえ
Vol.14〜26回までの13回分。
Vol.16と24のあとに描きおろしイラスト。

・扉絵
懐かしの筆箱秘話。いい話。
本編は「卵性」、注釈は「卵生」になっている。ありがちな表記ブレ。
理由はたぶん「らんせい」で変換をすると一番上に「卵生」が出るから。
「いちらんせい」とかだと「一卵性」なんだけど。

Vol.14「松岡さんは話を聞かない」(22卵性後)
一時期消えてたけど、初期から松岡さんはどうかしてたな。

Vol.15「三女のパンツ」(24卵性前)
二次元に嫉妬する三女さん。チブサよりチクビの方がだいぶかわいい。

Vol.16「スーパーヒロインみつば」(25卵性後)
スーパーヒロインMITSUBA。将来を担う1年生から学校を侵略でゲソ!
皆さんご存知の通り、本当にいい子。あれ……栗山っち、本編出てましたか?
描きおろしでホータイムーンを煽る三女さんが畜生。

Vol.17「三女のエロ本」(26卵性後)
この後、佐藤は女子トイレにトイレットペーパーを取りに行きます。

Vol.18「佐藤くんは選び放題」(27卵性後)
緊縛女子小学生(と三十路)……マニアックすぎるよ……><;

Vol.19「みつばの真の姿」(29卵性前)
楽しそうな姉妹だな!
描きおろしの死体運び、推定3トンはあると思われる。

Vol.20「ほっぺ祭り」(31卵性中)
蹂躙される三女さんに興奮する。興奮するか?

Vol.21「密室で…」(23卵性中)
子どもとは無邪気である。着眼点が違う。羨ましい。

Vol.22「本気で蹴られたい」(32卵性後)
ハードプレイすぎるよ><

Vol.23「ゴールドフィンガー」(34卵性後)
ふたばさんの、コップを持つ時の過度にピンと立つみつばの小指という
細かすぎて伝わらないモノマネがかわいい。

Vol.24「杉崎テクニック」(36卵性後)
この頃の杉崎はもういないんだ……もう、いないんだ……。
描きおろしの杉崎、割りと自然に巨乳に見える。まぁ、だからなにという話。

Vol.25「おしり散歩」(37卵性中)
こういう「トホホ〜」(ファン ファン)みたいな古典オチ、いいと思います。

Vol.26「聖夜の丸井家」(29卵性中)
娘の頑張る姿を見て、元気なる草次郎。泣ける。

・おしまい
変な格好をした三つ子と杉崎の立ち絵。なんとも言えない異様な世界観。

女子高生今昔物語
白石=佐藤あかりちゃんと千葉和実の高校時代。平均等身が高い。
ブルマを見せびらかす。今のあかりちゃんならそれも許さないだろう。
和実ママの「平気なのだろ?」という妙な言い回し。言いそう。
息子からしたら母親からこんな話を聞かされても、って感じか。

POSTSCRIPT
・佐藤あかり
少年誌のグラビアも佐藤あかりちゃんジャッジだとアウト。
でも本当にアウトなのはあなた自身なんですよ。ここにも聖母は降臨した。


佐藤が実は変態で、そのことが徐々に知られて、汚名を返上しようと奮闘……。
ここら辺は長期連載ならではのネタという印象。
突き抜けたキャラクターが増え、おとなしかったキャラクターも次のステップへ。
もはや、雌豚、変スト女、SSS隊、パンツ佐藤、チクビあたりのネタは
みつどもえ空間の異常な常識として、様式美の域に達しつつある。
本人たちの自覚や、常識に染められていない周囲を巻き込むことで
回を追う毎に、常識は広がり続け、派生した新展開を迎えている。
文化が時間を経て変化をするように、みつどもえ空間で継承される常識が
これからどういう変化をしていくのか。17巻も楽しみ。



みつどもえ 16 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ 16 (少年チャンピオン・コミックス)


今日より明日のみつどもえ ― みつどもえ 15巻 桜井のりお


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1. 『みつどもえ』第16巻はおまけ大充実♪  [ たらさいと ]   2015年11月08日 22:36
昨日発売の『みつどもえ』第16巻! 前巻の発売から半年ちょっと。「週みつ」収録のお蔭で刊行ペースが早くなってますよね(^^) 表紙絵は三つ子+ペットのペア3組。 今巻の内容にもマッチしてますね〜 ゲーマーズ・アニメイト・とらのあなの3店舗で購入(←回

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