トーストにいくらはさすがにないだろう…と思ったけど、
トーストに合わないものはないような気もした表紙の第10巻。

ネトゲにハマるヒナ。弁当ブログにハマる新田。
高校では案の定、父がヤクザで本人もヤベーやつという評価のヒナ。
そしてやはりかわいいらしい。新田に対する不満は「壺」だけ。
深い絆か、あるいは家事要員として見ていないか…。前者であれ。
新田のお弁当をキッカケに、クラスがひとつになる!映画化決定。
悲しい結末かもしれないけど、新田以外はみんな幸せになっているので
結果としてファインプレー。新庄まみも同じ高校で笑う。名誉ぼっち。

いつの間にか共同起業かなにかでコンサル会社の社長になっている瞳。
「そして3年後」という便利すぎるパワーワード。ロリ母のロリっぷりに
一層の磨きがかかったか。周りが成長したから貴重な存在。相対的ロリ。
倒産で無職になった元・商社マンとはいえ、まだまだ勝ち組のお父さん。
「情熱なくして仕事なし」という瞳社長の金言。私も大切にしていきたい。
そして繋がる瞳とマオ。話を広げる役回りとして万能すぎる瞳。
唐突に退場する斑鳩景。幸せになってね。本当に二度と出なそう。
シリアス漫画なら、夫が組織に惨殺されて再び戦場に戻るパターン。

ヒナ、バイト始めるってよ。履歴書の時点でおもしろい。
一応短所を理解しているようで。長所は演技が結構上手いことだろう。
喫茶店で働くヒナの成長した姿を見てガッツポーズをする新田さん。
インテリヤクザもびっくりのJKビジネスに笑った。儲かれば良いんだよ。
「ウチの娘」に喜ぶヒナがかわいすぎる。平凡な日常って素晴らしい。
描き下ろしのプレゼントもほのぼの。何だかんだ喜ぶ新田さん。泣ける。

アンズ、屋台始めるってよ。例によってギャグがないというギャグ。
新田との真面目なやり取りからの、親父さんとの衝突。急にベタな展開。
アンズが何を言っているのよくわからないが、その決意に感動した。
親父さんの完飲、そして「お父さん お母さん」はグッとくる。
他愛もないオチまで完璧。ラーメン食べたくなってきた。


ヒナまつり 9巻 大武政夫
ヒナまつり 11巻 大武政夫


ヒナまつり 10 (HARTA COMIX)
ヒナまつり 10 (HARTA COMIX)