2005年10月06日

再結成ウォッカ・コリンズ前史

bc7af019.jpg<ウォッカ・コリンズ>
アラン・メリル(guitar & vocal)
大口広司(drums)
加部正義(bass)
ムッシュかまやつ(guitar)

ウォッカ・コリンズはもともと、1972年に、大口とアランの2人で結成されたグラムロックグループだ。
96年になって、かまやつと加部を加えて再結成され、3枚のアルバムが出たのだが、そのベスト編集盤が、この2004年発売の、"boys in the band"。

アランは、ジャズ・シンガーの大御所ヘレン・メリルの息子で(ちなみに、ローラ・ニーロはいとこ)、60年代はニューヨークのガレージバンドで活動していたが、68年に来日。ブーム真っただなかだったGSを経て、大口(ex.テンプターズ)と、ウォッカ・コリンズを結成するに至る。そこへ、かまやつ(ex.スパイダース)や横内タケ(のちにTENSAW)も加わっていく。
活動時期が短かったために、語られる機会はあまりないが、当時は、ヴィジュアルも音も最先鋭なバンドだったようだ。

実は、このアルバムのタイトル"boys in the band"というのは、再結成の前に、加部+大口+篠原信彦+鈴木享明で活動していたバンドの名前である。大口が、チャーリー・ワッツがジャズバンドをやっていることに影響を受けて、加部や鈴木とともに西麻布のバーで即興のセッションをはじめたのが、再結成バンドの、そもそものはじまりだったらしい。そこへ、時々、アランやかまやつがやってきては演奏していた。感性だけが頼りの、クールな即興演奏であったという。真行寺君枝が歌ったり、saxが加わることもあった。

ロックの名曲、『I Love Rock'n'roll』はアランの曲だし、『Automatic Pilot』は大口の曲。そんな、ロックの名曲を生み出したミュージシャンたちによる、名曲ぞろいのベスト編集盤なのだから、聴きごたえがあるのも、なるほど納得がいく。

話は少し逸れるが、加部+大口+篠原+鈴木というメンツをみて、ピンと来る人はいるだろうか?・・・そう。92年の、山口冨士夫『アトモスフィア・ライヴ』のメンバーも、実はこの"boys in the band"なのだった。


<ウォッカ・コリンズ>
http://60spunk.m78.com/vodkacollins.html


gogoacb1969 at 16:49│ その他コラム 

この記事へのコメント

1. Posted by film roll   2005年10月08日 03:32

 村八分が野音に出始めた頃 
 野音でウオッカコリンズ見ました
 かまやつひろしの曲とかウケものも
 やってたけどいちばんすごかったのは
 ローリングストーンズのカバー コピー?
 ジャンピンジャック ホンキートンク
 あと何やったかなー 会場中大盛り上がりで
 ローリングストーンズのすごさを
 教えてもらったようなライブでした
 ロックンロールかっこいーと思えるライブでした 
 
2. Posted by masa2   2005年10月08日 23:57
西麻布のバーって「アムリタ」かな!?

再結成の時の真夜中の王国というBSの番組の収録に多分僕が映ってます。

懐かしいなあ!もう十年前かあ・・・。