前回の記事では千住仲町公園までの道のりをご紹介しました。宿場町であった北千住周辺のにぎやかさとそこから神社等に入ると別格な静けさが印象的だったかもしれません。さて、今日ご紹介する後半の散歩も結構見所満載だと思いますのでのんびりご覧いただければ幸いです。

駅からハイキング芭蕉
(駅からハイキングパンフレットより引用、今回コース概要)

駅からハイキング開催期間(平成30年1月12日(金)~21日(日))
*1月15.16日は勝専寺でえんま開きを実施。
全体所要時間:3時間(施設での見学時間等を含む)
全体歩行距離:約8.5km
訪れた日:1月20日(土)
(ちなみに駅からハイキングで千住を訪れたのは2回目です)

では、今日も宜しくお願いします!
 

1.千住仲町公園から大橋公園・富嶽三十六景「従千住花街眺望ノ不二」まで


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 千住仲町公園から日光街道を常磐線が走る線路のほうへ歩き始めます。途中にあるBUoY Cafeはとっても魅惑的。ギャラリーも併設されていて近くに藝大がある雰囲気をたっぷり伝えてくれます。この日は時間の関係で訪れることができなかったのですが、家に帰ってHPをみると本当に面白そうな空間です(リンク)。時季によってはイベントもやっているそうですが、今度一度何もやっていないときにビギナーらしくコーヒーだけをいただきに行きたいかも(*´ω`)。そのうち、ぶらりとかでもとりあえがれそうですけどね。。
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さて、気を取り直して先へ急ぎます。常磐線の線路にあたり、右側へと舵を切ります。するとあらわれるのがやっちゃば緑道です。
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電車が通る以外は静かな通りです。そして暫く歩くと住宅街の中をこの通りは通り抜けます。不思議な通りですが、私たちが入ってきた反対側にこの通りの名前の由来が書かれています。曰く、千住の生花市場は古く天正の頃にさかのぼり、江戸中期以降は神田・駒込とならぶ江戸の三大市場だったそう。そして、往時旧日光街道に面した千住河原町界隈は「やっちゃやっちゃ」とセリの掛け声で賑わったとのこと。この緑道は市場が昭和十六年に東京市に移管された後に建設された引込鉄道の跡地を足立区が譲り受け整備したとのこと(看板より引用(語尾だけ直しています))。大正初期の写真を見ると、今の雰囲気とは全く別物でびっくりしました。
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反対側をみると足立市場はすぐそこです。今回のルート上を進むと表というか裏側の搬入口は見えません。そして意外とこっちのルートも土日は車通りが少ないので面白いかも。
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実はこちらのルートからだと市場の従業員がよく使うといわれている「食堂 みどり(リンク)」へも迷わずに行けるかも。まぁ、もちろん反対側からもいけるんですけどね。ある程度の時間までに行かないと今日のお勧めはなくなっちゃうかもですね。

さて、駅からハイキングのルートに戻ります。足立市場手前の曲がり角が中間地点です。ようやくですねえ。。で、その曲がり角を暫く歩くと現れるのが⑥矢立屋初の芭蕉像(芭蕉像その2)です。
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近づくと前方の空を仰ぎながら筆をとる芭蕉の像だとわかりますね。顔立ちが昔教科書や学びピア21でみたものとは少し違うよう。こちらのほうが翁っぽさが増しています。立て看板には改めてこの地が芭蕉にとって旅立ちの地であったことについて触れています。そして残された句が「行く春や鳥啼き魚の目には泪」という句も書かれています。こういう句を読むとこの散歩でも色んな場所に立ち寄っていますが、当初の想いに触れられた気がします。
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さて、個人的にもう少し早く訪れると本当に良いのが足立市場入り口横にある飲食店です。寿司やラーメン、お肉と何でもあります。前後に何を食べたかによりますが、どれも鮮度の良い食材を扱っているので美味しいですよ~。また、数か月に一度、市場関係者でなくとも買い付けすることができるイベントもありますのでぜひチェックしてみてください(リンク)。
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お腹を満たしたら、足立市場前の横断歩道を渡ってコースに戻りましょう。次に訪れるのは隅田川沿い千住大橋の手前にある⑦富嶽三十六景「従千住花街眺望ノ不二」です。

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顕彰碑は大橋公園にあります。こ後は先ほどの芭蕉の矢立初めの地としてアピールされていますね(実はどこで句を読んだかについては定まっておらず、足立区側か荒川区側かという話もあるようですが、今回のように色々通っていけばいいかなと思います)
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さて、話は戻って従千住花街眺望ノ不二の顕彰碑です。タイトル通り、千住の花街が奥にみえ、手前の通りを大名行列の武家たちが進んでいます。真ん中には稲刈りを終えた農民の女性が休んでいます。かつてこの辺は日光街道沿いの花街をもった宿場町として栄え、そしてその街道は大名行列の風景をよくあらわしている絵ですね。
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奥にはここにも芭蕉の通ったルートが書かれています。本当は隅田川へ出れば壁画と木碑が見られますが、残念ながら現在は工事中で岸辺へは抜けられませんでした。ただ、芭蕉に関する史跡は読めますのでここでも確認すると良いでしょう。深川からこの地へ降り、東北へ旅立った芭蕉。当時の旅時の困難さと自身の年を考えるとやっぱり感慨深いものがありますね。

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千住大橋からみえる工事中の隅田川テラス。完成は平成30年3月とのことです。完成する頃には桜が咲いているでしょうから、この道をのんびり歩くのも良いかもしれませんね(*´ω`)ちなみにこの橋を越えると荒川区になります。ということで2.は荒川区に入ったところから始めたいと思います。



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2.千住大橋から三ノ輪橋駅まで


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 千住大橋を荒川区側から見た景色。手前には「八紘一宇」と千住大橋に関する石碑があります。「八紘一宇」の字は陸軍大将林銑十郎によるもの。言葉の由来は遠く日本書紀第三巻「六合(くにのうち)を兼ねて都を開き、八紘(あめのした)を掩(おほ)ひて宇(いへ)にせむこと、亦可(よ)からずや」から言葉を拾った「八紘為宇」もの。ご存知の通り、この言葉が二回の戦争を通じて一部の人によって解釈がなされ、少し前にも国会でこの言葉が議論になったときに話題になりましたね。どういう流れでいまも同氏の筆による石碑が残っているのかはわかりませんが、ここを通るとき少しドキッとした記憶があります。

 そして千住大橋の石碑には、千住大橋が文禄三年(1594)、徳川家康が江戸に入った後、隅田川に初めて架けた橋である旨の説明が「名所江戸百景(荒川ふるさと文化館蔵)」の絵と共に紹介されています。工事の責任者を務めた伊奈備前守忠次は難航する工事に際して熊野神社(南千住6丁目)に祈願したところ工事が成就したことから、以降橋の造営の度に残材で社殿の修理を行うようになったと伝えられているとのこと。このころは今より200m上流にあり、単に「大橋」と呼ばれていたそう。その後下流に架橋されて「千住大橋」とよばれるようになったとのこと。現在かかっている「大橋」のプレートもこういう経緯を踏まえてのものなんですね。また現在の橋も昭和二年(1927)、日本を代表する橋梁技術者増田淳の設計により架け替えられ、ブレースドリブ・タイドアーチ(Braced-rib tied arch)橋の現存する最古の例とのこと。

非常に面白い立て看板でした。時間があれば脇に入った小道沿いにある熊野神社を訪れるのも良いのではないでしょうか。
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さて、しばらく日光街道を道沿いを歩き、誓願寺(歴史ある古いお寺です)を越えた頃にみえてくるのが素盞雄(すさのお)神社です。

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こちらの境内にも富士塚、庚申塔、境内社、小さな大橋に芭蕉の碑と見所が拝殿以外にもたくさんありますのでゆっくり見学させてもらうと良いのではないでしょうか。個人的にすきだったのが芭蕉の立場になって書かれた看板。これは芭蕉が奥の細道へと出立した地はどこかという足立区と荒川区の論争(当人たちはそんなつもりもないのでしょうが、周りが煽っていますね(笑))を少し揶揄したものでしょうかね( *´艸`)

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さて、今日の旅に出会えたことと日頃の感謝を込めてお詣りをします。その後、ここでも御朱印をもらいました。ちなみにこの神社の御朱印はお気持ちを納めるようになっています(通常は一枚300円程度と考えて納めると思います。おつりをもらうのは何となくしまりが悪いので準備しておくほうが良いですよ。)。
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素盞雄(すさのお)神社
住所:東京都荒川区南千住6−60−1
祭神:素盞雄大神(スサノオオオカミ)飛鳥大神(アスカオオカミ)
由緒:延歴十四年(795)、修験道の開祖・役小角の弟子・黒珍がスサノオ大神とアスカ大神が降臨した奇岩を祀って創建したと伝えられる。創建以来、両神様を別々の社殿に祀っていたものの、享保三年(1718年)に焼失すると享保十二年には瑞光殿を建築して合祀するようになった(神社の解説にそったものにしています。一般的には当初現れたのは牛頭天王・飛鳥権現とされていて、明治初頭の神仏分離により、祭神を素盞雄大神・飛鳥大神と改められ、社号も素盞雄神社へと改称したという解説がなされています。)。
公式サイト:http://www.susanoo.or.jp/ 

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 素盞雄神社を後にするわけですが、次の目的地の⑨荒川ふるさと文化館(芭蕉像その3)ほぼ隣にあります(笑)。
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 文化館の前にはもともと回向院(これからまわります)にあったと
橋本佐内の墓旧套(さや)堂(現在は橋本佐内が中に納められています)があります。幕末の安政の大獄で刑死した橋本佐内を追慕し、その名を広めるために明治35年に作られたものだそうです(詳細な説明リンク)。


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 文化館入り口から横に進むとあるのが空を眺めながら句をかく芭蕉とそれを座りながら眺める曾良がいます。何となくこちらのほうが教科書で見知った芭蕉のイメージ。。奥には荒川ふるさと文化館があります(リンク)。館内をぐるっと回れば荒川区一帯の歴史を知ることができます。特に常設展の昭和の路地を復元したものは映画「三丁目の夕日」の一シーンに紛れ込んだよう。そのあと、映像をみればどういう経緯で荒川区が現在のような街になったのかを知ることができます。駅からハイキングの良いところはは普段は見逃していそうな地域史に関する博物館もちゃんと入れてくれることだったりします。
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ぜひ、奥の文化館も訪れてみてください♪

■荒川ふるさと文化会館
入館料:100円(但し、荒川区民で中学生以下・65歳以上・障害者及びその介助者は無料)
開館時間:午前9時30分から午後5時 (展示室への入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜 (月曜が祝日の場合は開館、翌日休館)、毎月第2木曜(館内整理日)、12月25日から翌年1月6日まで年末年始休館、その他会館の定める日
ホームページ:
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/shisetsu/bunkacommu/furusato.html 
(2-3か月ごとに変わる企画展の情報もこちらから確認できます。)


人によってはだいぶ時間が押しているであろう頃です。事実、私たちがこの辺を通ったときも日が傾き始めていました。しばしルート沿いをあるくと現れるのが若宮八幡宮
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若宮八幡神社
住所:東京都荒川区南千住6-35-3
主祭神:仁徳天皇
由緒:平安時代、奥州攻めに向かう八幡太郎義家(源義家)が、荒川の「渡裸川の渡し」を渡る際に目印に白幡をたてたと伝える。足立区千住仲町の白幡八幡は、この白幡が収められている神社という言い伝えがあり、この付近が古くから渡河地点であったとされる。なお、この神社は近隣の崇敬をうけ、平成十四年に社殿の新造営が行われた(立て看板より)
(途中、八幡太郎義家伝説と当地域の関係の説明になっています。)

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向かいは明治十二年(1879)に創業された日本初の官営毛織物工場である千住製作所があった場所です。最盛期には現在の荒川総合スポーツセンターあたりまで敷地が拡大されたものの、戦後払い下げられ、敷地の一部は東京スタジアムとして地元民に親しまれました(こち亀でも「光の球場」のタイトルで1話あります)。そして当時の面影を煉瓦塀で偲ぶことができます。

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さらに道沿いをあるくと官営工場千住製絨所初代所長・井上省三像(リンク)と日本羊毛工業発祥の地を記念した石碑があります。煉瓦塀とセットで訪れると良いのではないでしょうか。


荒川総合スポーツセンターを通り過ぎ、しばし住宅街を通りぬけてたどり着くのがジョイフル三の輪です。今回の駅からハイキングにも協賛していてお店によって特典等もあります。
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で、今回購入したのがこちら。コーヒー豆は都電ブレンドという名称。丁寧に炒った豆からは程よい渋みとコクが感じられるしっかりした味でした。朝飲むとしゃきっとする感じがします。また、お味噌屋さんでは味噌田楽をただでくばっていたのですが、おいしかったのでそのお味噌をついつい買っちゃいました( *´艸`)そうしたらおまけでこんにゃくまで(ありがとうございました♪)!こういうご縁も大事にしたいところですね♪

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(いろんな種類のあられをおしゃれな袋に入れて販売するお店(リンク))


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(イベントやギャラリー展示も行うBANTI(リンク))

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(お総菜もめっちゃ安いですね。コロッケ38円って!?)

オシャレなカフェもあって少しずつジョイフル三の輪の雰囲気も変わってきているんでしょうか。
商店街で買い物を楽しみながら進むとちょうど終点らへんにあるのが(10)都電荒川線の三ノ輪橋停留場です。

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ここは昭和・大正の雰囲気を色濃く残したこの停留場は観光スポットにもなっているのでいつ来ても記念写真を撮っている人がいますね~。ということでこの章はここまで。次の章で今回の駅からハイキングもゴールです。もうしばしお付き合いください♪


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3.三ノ輪橋駅から南千住駅前の芭蕉像まで


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三ノ輪橋駅をでてジョイフル三の輪商店街を抜けるとゴールの南千住駅はもうすぐです。正直直線距離にしちゃうと500mぐらいですからね。ちなみに残りの2つの施設(これからご紹介しますが)を訪れたことがある人は、ここから目黄不動(永久寺)をお参りするというのもありかもですね(当ブログ内でも五色不動の流れでご紹介しています(記事リンク))。

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 さて、ではルートに戻ります。三ノ輪橋駅を出立して南千住仲通り商店会を抜けて一路南千住へと向かいます。この辺は少しシャッターをおろしているお店が多いかも。ただ、趣のある建物が多いのでリノベして使えば面白そう。しかもこの周辺はマンションも一軒家も多いです。そして公園には小学生らしき子供たちが沢山遊んでいるんですよね。そう考えると意外と面白い土地なのかもしれません。もちろん賃料次第なんでしょうけどね。。


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(464号奥にはスカイツリーもみえます。)

そんなことを思いながら歩いているとコツ通り商店会のある都道464号言問橋南千住線へぶつかります。駅からハイキングではなぜか延命寺方面へ進まずにぐるっと一周します。・・・たぶんコツ通り商店会を通ってほしかったんでしょうね。ちなみにコツ通りの由来は中世以来の地名「小塚原(こつかっぱら)」を略したものが有力らしいです(諸説あり)。確かにこの道は歩いてて気持ち良いし、それなりにお店もあるのですが、ただ単にぐるっと回る感じになってしまっているのでこのコースで唯一の微妙ポイントかもしれません(笑)。まぁ、ここまできたらのんびりいきましょう♪
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この道を進み、線路手前にあるのが小塚原富国山回向院です。

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 奥には史跡「小塚原の刑場跡」があります。小塚原の刑場は寛文七年(1667)以前に浅草聖天街(現台東区)辺りから移転してきたといわれます。浅草山谷町と千住宿の間の街並みが途切れるこの辺りは当時くさむらだったといわれ、火罪・磔(はりつけ)・獄門などの刑罰が執り行われました。また、埋葬も行われ、回向院はこれらの供養を担っていました。明治初期になると刑場としての機能は停止され、顕彰・記念の地となりました。敷地内には橋本佐内や吉田松陰、鼠小僧らの墓があります。

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さらに刑死者の遺体を用いて刀の試し切りや腑分け(解剖)も実施されていて、杉田玄白や前野良沢らがここでけんがくしたことをきっかけとして「ターヘルアアナトミア」の翻訳に着手し「解体新書」を出版したことを記念した顕彰碑が境内にあります。

次に訪れるのが回向院から昭和57年に分院独立し、小塚原刑場跡に開山した(11)延命寺(・小塚原刑場跡です。境内には無縁仏の霊を弔うため建てられた首切り地蔵があります。
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(首切地蔵は・・・逆光になってしまいました)

ぎりぎりお詣りができたという感じでしょうか。最後、お寺の方と話して今日は多いねぇなんて話をしていました(駅からハイキングのコースなんですよ~と言ったら、あらそう?なんて仰っていました。朗らかな感じが良いですね)。


そんなこんなで延命寺をあとにし、最後の目的地南千住駅前のバスロータリー端に(12)松尾芭蕉像(芭蕉像その4)があります。うーん、今までの像の中で一番立派かもしれませんね。やはりここでも一句書こうとしている様子でした。
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南千住の駅周りを見渡せば全体的に新しくきれいです。北千住はもう完成した街かもしれませんが、この街は比較的若いのかもしれませんね。駅前のマンションも歩く人たちも比較的若い人たちが目立ちました。そんなこんなで今日もお疲れ様でしたー!と心の中で呟きながら駅からハイキングを終了しました(*´ω`)


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■4.コース概要(google mapを使って)



(google mapへのリンク)

(後半緑色の箇所)
【距離】約5km
【所要時間】3時間半くらい(途中お昼ご飯を食べています)
【アップダウン】なし(平地が続きます)
【感想】後半ジョイフル三ノ輪で買い物するのをメインと捉えても良いかも。ここでお総菜等を買えばその日の夜ご飯は楽できるかもですから。南千住駅に至る二つの商店街も面白うそうなのですが、三ノ輪橋周辺の活気には勝てないかも。


■全体
【距離】約9km
【所要時間】6時間(朝ご飯と昼ごはんを現地で食べて)
【感想】なだらかな土地をのんびりと歩く感じ。ただし、ハイキングというよりは街中ウォーキングという感じでしょうか。商店街あり、芭蕉関係の土地や句、そして富嶽三十六景に触れるという色んな要素が満載のコースでした。個人的にはお店についてはもう少し予習すべきだったのと朝早く起きられていたらと思うと残念ですし、現地開催のスタンプラリーを回れなかったのは残念でしたが、それはまた次回かなと思いました。何より足立市場内の食堂は美味しかったなぁと。

ということで平時に行っても見どころ満載のコースだったと思います( *´艸`)


 駅からハイキングの期間外でも楽しめるように+事前にイメージを膨らますことができましたでしょうか?こういう情報はないの?というのがありましたらご指摘ください。街歩きが楽しめるように少しずつ手を加え改良していきたいと思います。個人的には街歩きやお店探訪を通じてその街や訪れた人が少しでも楽しめると嬉しいなと思っています。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました♪ではまた次の記事でお会いしましょう。


■サイト情報
・荒川区役所 リンク 南千住を中心とした地域に関する情報が充実。
・あらかわアラカルト リンク 荒川区が運営する観光案内サイト(動画情報等もあり)
・足立区観光交流協会  リンク 街の観光マップからイベントまで公的情報を幅広く扱っています。

あっ、最後に下のクリック頂けると今後の励みになりますm(__)m ちなみに、駅からハイキングシリーズは長くなりがちなのでもう少しダイジェストにするか、記事として分割にするか悩んでいます。

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