以前、このブログでご紹介した松原始さんの『カラスの教科書(リンク)』に続いての著作紹介です。こちらはだいぶ読みやすい小冊子、、、というかいわゆるZINEやリトルプレス的な作品です。そんな手に取りやすい本の名前は『カラスといっしょ』です。

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旅するミシン店販売ページ:http://tabisurumishinten.com/?p=2730




■内容


 この本では日本で主に見かけられるハシボソガラスとハシブトガラスに関する東京と関西(主に京都と大阪)の生息地に関する簡単な紹介と特徴についての説明にはじまり、カラスとの向き合い方や巣の探し方等が書かれています。そして巻末にはカラスの教科書でもみられたような、くすっと笑えるQ&Aが掲載されています。

 ページ数自体(実際30ページほどです)は少ないですが、カラスが運営する(?)不思議な不動産広告やワールドツアーなど、随所にいろんな仕掛けがあるので、一度ならず何度も読み返したくなる本でした。

■感想みたいなもの


 著者の松原さんが書いた他の2作品(カラスの教科書とカラスと京都)とはだいぶ違いました。他の二作品はカラスの導入書といってもたっぷりページ数もあって、ともすれば少々読み切るのに時間がかかります。それは結果としてハードルにもなります。

 一方、本作はたった30ページの小冊子なので当然一瞬で読み切ることができます。そう考えると対象年齢もぐっと広がる気がします。子供にとってはカラスというよくみる鳥をちゃんとした和名まで認識できるようになり、知識が広がるでしょうし、もしかしたらフィールドワークのきっかけになるかもしれません。大人にとっても同様で普段、そのくちばしをみて少し腰が引けている人にとっては、ほんの少し正しい知識が広まる本なんではないでしょうか。

 何よりあの力の抜けるようなカラスのイラストを見ながら本文を読み進めると肩に入っていた力みが抜けるような感じがします。ということで気晴らしにさくっと読んでみてはいかがでしょうか。そして、本から頭を上げたら目線の先にカラスがいないか探してみるのなんて素敵ではないでしょうか?

 
(おすすめな層)
・庭によくカラスがあらわれるかた→どうやって接すれば良いかがわかりますよ~
・ふとあのカラスがハシボソなのかハシブドなのか気になってしまった方→他の作品より一瞬で該当ページにたどり着くことができます。


■雑な閑話休題



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(上野入谷口からが便利、ROUTE BOOKS(リンク))

 本を購入したのは上野にあるROUTE BOOKSです。このお店には何回か訪れています。工場をリフォームして作られた店内はおしゃれな緑色植物と厳選された本でいっぱいです。そして座りやすい椅子に身をゆだねるとついつい長居したくなっちゃいます。

 今回このお店で購入するに至ったのは実はこの本を作っている旅するミシン店のお店の方と話した際に、ここにも納品しているんですよとの会話を覚えてて購入するに至ったんです。そういうふうにいってくれた本の名前は不思議と覚えているんですよね。

 もちろんこのお店にはほかにも素敵な本がたくさん。ミシマ社や土曜社といった渋めな出版社から暮らしの手帳といった生活に根付いた雑誌や料理本やZINEまでいろんな雑誌があります。そういった雑誌を買ったら、販売しているコーヒーを飲みながら店内で過ごしてみていってはどうでしょう。後悔しない時間を過ごせると思いますよ。


■参考になるかもしれないサイト
この本を出版したお店HP:http://tabisurumishinten.com/
お店twitter:https://twitter.com/tabisurumishin
お店通販サイト:https://tabisuru.base.ec/
全然関係ないけど、ハシボソガラスの子供botアカウント(なごみます):https://twitter.com/karasuno_kodomo



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