みなさん、行列って好きですか?・・・たぶん好きって答える人は少ないですよね。行列は越えなければいけないハードルであってほしいものはそれを越えた先にある目的ですもんね。

 でも、どうしても食べてみたいものがある以上、その行列に並ばないといけないんですよね。。。ただ並ぶのであれば事前に行列に関する情報は仕入れておきたいですよね。

今日は自分の体験談の情報共有がてら、みなさんのご参考になればと思い、タイトルにある『小ざさ』の羊羹とその買い方についてご紹介したいと思います。
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実際の様子は『3.行列の実際』をご覧になってみてください。

 

■1.小ざさとは


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(日中の行列は隣のサトウのほうがすごいです。ただ小ざさの周りにも人が絶えることはありません)

 小ざさは吉祥寺のダイヤ街にある和菓子屋さんです。戦後暫くたった1951年にこの地で創業して以来、和菓子一筋で営業を続けています。小ざさの現在取り扱っている商品は羊かんと最中の2種類のみです(最中は白あんと小豆あんがあります)。最中については自社サイトでネット通販も行われていますが、ネットでは手に入らないのが当地での限定販売のみとなる羊かんです。

 小ざさの羊かんは職人さんが小鍋を使って選び抜かれた木炭を使って作っています。小ざさが目指す良質な羊かんはこのような方法でしか実現ができないと考え、結果として限定的な本数しか作られていません。その数は150本。小ざさではより多くのお客さんにいきわたるよう、一人のお客さんが購入できる本数を3本までと制限しています。結果として一日に購入できるお客さんは50人までとなります。

 そのため羊かんを買い求めて、お盆やお休みのハイシーズンになると深夜から並ぶ人もいて始発前にはほぼ完売してしまう暇であるとも言われています。それ以外の日も整理券配布の時間までに完売しなかったことはないとこと。これが40年にわたって続いているというのですから本当にすごいことです。

 小ざさの歴史や目指す味については『1坪の奇跡(感想リンク)』を読めばより詳しくわかります。私が小ざさのようかんを食べてみたいと思ったのも実はこの本がきっかけ。本は2代目社長の稲垣篤子さん愚直なまでに真摯に和菓子作りに取り組む姿勢が書かれていて色んな想いを心に抱かせてくれます。そしてこの文章を読まなければ、凄いと思っても並ぶことはなかったかもしれません。



さて、では実際の行列とはいったいどのくらいのものなのでしょうか。そして、事前に何か準備できるものはあるのでしょうか。次の章では事前に準備できるものについてお話ししたいと思います。
 

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■2.準備すべきもの


 
チェックマークのアイコン素材 5 (1)バッグ等(自分が小用とかで短時間並んでいる列を離れる必要が生じた時役に立ちます)

チェックマークのアイコン素材 5 (1)季節にあった服・防寒具(着脱可能なものはあったほうが良いと思います)

チェックマークのアイコン素材 5 (1)水分(夏は早朝といえど暑い日もあるでしょうし、冬は温かい飲み物に救われます)

チェックマークのアイコン素材 5 (1)サポートグッズ(冬はホッカイロ、夏は飴等)

チェックマークのアイコン素材 5 (1)暇をつぶす道具(本、スマホ、音楽プレーヤー等、隣り合った人と世間話をする展開もあろうかと思いますが、まぁ、初対面の人とずっと話すのもお互い大変だと思いますので)

チェックマークのアイコン素材 5 (1)(番外編)椅子(ずっとたっているのはつらいという方はあると便利かも)



 まぁ、色々と書きましたが、この辺は個々人の趣味に寄るところがあると思います。自分なりに行列を楽しむ感じで準備していけば良いと思います。ちなみにダイア街の中にあるので日傘等は必要ありません。


さて、次の章では実際に購入した日の流れを追ってみたいと思います。 

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■3.行列の実際


 私が並んだのは3月4日(日)でした。この前の週は寒い日が続いていましたが、週末は穏やかな機構となりました。ちなみにこの日の最低気温は5.8℃、最高気温は21.2℃でした。

 当日、ちゃんと起きられたら訪れようという感じで頼りはほぼ体内時計。で、起きたのが5時15分ごろ・・・。ここで悩みます。①少し疲れているし、想定よりも起きるの遅かったから、②ようかんの列に間に合うのかということをグダグダと考え始めます(ちなみにこれは私が食べてみたいものなので相方は眠ったまま・・)。

スマホで到着時間を調べたところ、6:07にはつけそうだったのでもしダメだったとしても吉祥寺でモーニングをして中央線の奥のほうへ行くのもありかなと思ったのでとりあえず出発することに。

急いで着替えて最寄りの駅へ。。当然ホームの人はまばら。終末の電車は通勤というよりはオールを楽しんだ人が多いようで最後の元気を振り絞っている人たちというかんじでしょうか。

何とか新宿駅までたどり着いて5時50分発高尾行きの電車に乗ります。そして、6時7分に吉祥寺到着。
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吉祥駅駅にたどり着いて一安心したのですが、人が結構降りていくのに少し驚かされます。大きな駅なので乗降客が多いのは当然なのですが、この日ばかりはみんなライバルなのでは?なんて思っちゃうんですよね(笑)。ということで写真をとりながらも足早に改札へ。普段は井の頭公園口から降りることが多いですが、この日は逆の北口へ。
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 普段は混雑しているサンロードとダイア街の入り口も誰もいませんね。そして少し振り向いた駅の写真。この日の日の出はちょうど6時8分だったのでちょうど日の出って感じでしょうか。清掃車等が行きかう街は少しずつねむりから覚めるという感じでした。

 さて、ダイア街のほうへ進むとすでに列っぽいものが…。初心者な私は小ざさのお店近くまでいって確認。間違いなく列だとわかり、列の最後尾らしきところへ。。。。
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 すると年配の方が「はじめて小ざさの羊羹買いに来たの?」と尋ねてくれました。初めての列に心細かった私は「はい」と返事をしました。すると改めて列の最後尾を教えてくれ、また次の決まりごとのようなものを一から教えてくれました、「8時15分になるとお店の人が整理券をくばってくれるから」、「一人3つまでね」、「あとお店の人に聞かれるから並んだ時間を覚えておいてね」、「そしてあなたは23番目だよ」と。

 丁寧に教えてくれ、非常に助かりました。もちろん、これらの情報は先人がネットに書いててチェックはしていましたが、ついつい忘れちゃいますしね。そして、お店のシャッターに貼り紙としてもある情報なのですが、列ができている中そこまで行くのも勇気がいるんですよね~><

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 さて、列の定位置につきました。具体的にはモーニングを提供しているお店としても知られているビアホールミュンヘンのすぐ隣。私の跡の人は向かい側に並ぶことになりました。この辺も常連さんの案内でトラブルなく列ができていました。6時30分くらいになると向かいのJINSの前も列でいっぱいになりました。多くの人が慣れている様子で持ってきた椅子等をひろげ、そこに座っていらっしゃいました。また常連さんは常連さん同士コミュニケーションをとっていました。その他の方も慣れた感じで思い思いのことをされています。

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6時50分くらいだったでしょうか。後ろのほうから「50人に達したよ~」、という声が聞こえてきました。この後に来られた方も常連の方っぽかったのですが、「あら~、残念」と仰りながら、常連さんと少し話してからどこかに行かれてしまいました。
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(最後尾のほうを撮ったものです)

 ここからは8時15分の整理券配布までのんびり待つことになります。私は持参した本をのんびり読んでいました。途中、常連の方から「近くでコーヒー買って来ると良いよ」とか、「お手洗い、大丈夫?」とか言っていただいて何だか人のあたたかさを感じました(*´ω`)

 ただ、この日はせっかくなので並んでみようと思い、ずっと列にいました。7時台になると駅に向かう人が徐々に多くなり、また学校に向かう制服姿の方もみるようになりました。彼ら彼女らには見慣れた光景なんでしょうかねぇ。。

 そして待ちわびた8時15分。整理券の配布スタートの時間は厳格なようです。早くも遅くもなりません。その少し前から常連さんが「今日はお兄ちゃんみたいよ」とかいっててびっくり(笑)。誰が配るかも常連さんは認識しているんですね。

 少しずつ列が動き、私が整理券をもらったのは8時22分頃。お店の方が購入者に対して一人ずつ名前と電話番号を聞いていくので多少の時間がかかりますが、ここまで来たらのんびりまちましょう♪
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 この日、私が頼んだのは3本(760円×3=2280円)です。この後は自由時間です。お店の開店は10時ですのでそれまでは近所でモーニングを食べたり、井の頭公園を散歩するなり、そのまま待つなり好きなことをしましょう。個人的にはこの時間帯を使ってモーニングしながらゆっくりするのが良いのではないかなと思います(ちなみに先ほども書きましたが、近くのミュンヘンでもモーニングは提供していますし、少し歩けばコメダやドトール等のチェーン店も多数あります)。

 また日中を吉祥寺や中央線沿線で過ごした後、夕方にでもお店に立ち寄ればよいのではとも思います。いずれにせよ引換券は当日の営業時間中は有効なのでのんびりいきましょう。小ざささんは責任をもって書かれた営業時間中ずっとやっています♪

 私は近くの喫茶店でモーニングをして10時30分ごろに小ざさを再訪しました。
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店頭では最中を買い求める方々で賑わっていました。私もこの列の最後尾に並び、のんびり待ちます。いよいよ私の番になって整理券とこの日買いたい最中の数を伝えました。店員さんは丁寧に最中と羊かんの数を確認して紙袋に入れてくれました。

小ざさの羊かんを買えたという達成感でその日は少しだけ特別な日となりました♪

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4.羊かんと最中をお土産に


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 帰宅して購入した商品を取り出してみました。実際の羊かんと最中の紙袋はこんな感じ。最中は専用の紙パックもありますので贈答用としても良いと思います(もともと小ざさとしても贈答品である商品を開発して安定した経営をしたかったというのだから、この辺もしっかりしています)。

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最中はこちら。この日は小豆あん5個×白あん5個買いました。最中については本の中にも書かれていますが、当日と2日以降で皮とあんとのの馴染み具合が変わるので少しずつ食べて変化を楽しむのも良いかと思います。実際私はそのようにして食べました(*´ω`)

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あんは上品な小豆の香りがほんのりします。舌の上にのせると濃厚な小豆の味が実感できます。あんの密度も緩くも硬くもないちょうどよい感じです。それを皮と一緒に食べると一体感があります。最中の皮との馴染み具合は人によって好みは分かれると思いますが、パリパリの皮と一緒に食べると食感の違いを楽しめますし、馴染ませた皮と食べれば一体感が楽しめます。うーん、お勧めを言いたいけど、ここはぜひご自身で違いを楽しんでみてください♪

そして本命の羊かん。
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こちらには2枚の紙が入っています。1枚目はこの羊かんに対する思いが書かれたもの、2枚目はこの本数しかできないことに対するおわび状。
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この羊かんを少しずつ切って食べやすいサイズへ。これを食べるときはぜひ菓子楊枝を用意したほうが良いかも。というのもスプーンやフォークだと少しその金属感が伝わってきちゃうんですよね。たぶん繊細な味なので、食べる際も環境は整えてあげると吉だと思います。
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 そして、味。まさに本に書かれてあったことが具現化しているんです。本中には"4つの交点をとらえる"と書かれてあります。それは"ぽくぽくとした芋羊羹、ネチネチの普通の羊羹、プリプリとした錦玉かん、そして口の中でスーッと溶ける水羊羹"。そのすべての良さを持つ交点を捕まえるのが小ざさの目指す羊かんだそうです。

 実際に食べると確かに私が知っている羊かんよりも食べやすく(重さや硬さが想像より軽いイメージ)、羊かんにありがちなしつこさがありません。かといって錦玉かんほどつるんと軽い感じでもなく、また水ようかんほどみずみずしい感じでもない。それはやはり交点を目指しているから実現できている味なんではないでしょうか。

 まぁ、色々と書きましたが、ここまで読まれているということはもう虜になっているはずです。環境が許すのであればぜひ早朝から並んでみてください。

 *これは書くべきか悩んだのですが、遠方や諸事情でお店の行列に並ぶことが難しい方もいらっしゃると思います。そういう方でどうしても欲しい方はヤフーオークション等を覗いてみてください。多く買いすぎた方や不要になった方が出品している場合があります。場合によっては交通費や時間等を考えればそちらのほうが良いという方もいらっしゃると思います。その辺は個々人でご判断ください。ただオークションサイトを介しての購入について小ざさは推奨していませんのでその点だけご留意ください。

■サイト情報
・小ざさ 公式HP:https://www.ozasa.co.jp/
・小ざさ 通販サイト:https://www.ozasa.co.jp/order.php


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最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

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