少しずつ訪れた本屋さんについて記していこうと思います。正直、本屋に関する本も多数ありますし、ほかの方もいろんな角度から書かれているので、それらと比べると内容が薄いものになるかもしれません。ただ、その読者層とこのサイトをご覧になっている方は必ずしも層が一緒ではないと思い、書くことにしました。まぁ、こういうお店をブログ主は喜んで利用しているんだと気楽にご覧いただけると嬉しいです。

(記事の形態も定まったものがないので少しずつ変わっていくかもしれません。。)
20180503_122803



■下北沢にあるという意味

 

 とてもにわかな本屋好きの私でも、下北沢に面白い本屋が集まっているということはよく聞きます。それなのにあまり訪れたことがありません。これは至極個人的な理由なんです。それは下北沢がJR沿線ではないからなんですよね。


 通勤にはJRを使っています。そのため、JRから乗換えが発生すると少しハードルを感じます。例えば、下北よりも遠いのですが、吉祥寺や荻窪には山手線から総武線への乗り換えだけですみます。しかも新宿だと同じホームなんですよね~。
 

 サブで地下鉄を使うことはあるのですが、それでも住んでいるところから下北沢には行きにくいんです。まぁ、それくらいの大したことない理由なので、本当の本屋さん好きの方にすれば、怒られるような理由ですね。。そうです、その程度にライトな人の感想とお考え下さい。


 さて、私にとって交通面で通いにくい下北沢という街は色んな人が集まるところです。演劇をされる方、古着めぐりが好きな方、おしゃれなカフェやディープなバーだってそろっています。そこに集う人たちも本格的な個性を持った方が多い気がします。そして、そんな個性的な方々を書の面で支える本屋さんたちも個性的な店舗が多め。それは杉並や文京でもとは一味違う文化圏なのかなと思っています。なので交通面に加え、精神的にも、にわかなわたしにはハードルが高い場所です・・。


 そんな場所に古書ビビビはあります。

google map リンク
古書ビビビ
住所 :〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-40-8土屋ビル1階
TEL :03-3467-0085
営業時間 :12時~21時
定休日 :火曜日
その他の関連情報は一番下にまとめておきました。


目次にもどる


■「古書ビビビ」へ


さて、前置きが長くなりました。ということでそんな本格的なビビビへ。
20180503_101548

古書ビビビを訪れたのはゴールデンウィークの最初の日。この前に日本近代文学館内で朝ごはんを食べて、とぼとぼと歩いていきました。もともと朝ご飯を食べていることは漠然と代々木上原とか代々木八幡のほうに出ようかなと思っていたんですよね。で、電車に乗って下北を含めてどこかに行こうと考えていました。ただ、地図を見てみたら意外と下北が近かったんです。
20180503_112636

ということであまり通ったことのない、池ノ上方面から進み、住宅街を通りつつ下北沢へたどり着きました。


20180503_115705

高架をくぐって、古書ビビビに着いたのはちょうど12時を過ぎたくらい。オープンが12時なのでちょうどよかったなと思いつつも、店先では店主さんがちょうど棚だし作業を行っている最中でした。


いや~、初訪問のお店でオープン時間に到着しちゃうって怖いんですよね。品出し中に入ってよいのか、ダメなのか。。。よくわからなかったので店主さんに、大丈夫ですか?と聞いちゃいました。そうしたら、店主さんが優し気な口調で、どうぞ~、と。ここで一安心、本当優しそうな感じの店主さんです。というか本屋さんの店主さんって基本優しそうな人が多いですよね。小心者な私はいつも助けられている気がします。

 ・・・いよいよ突入です!今思えば外の棚もたくさん見たかった。。でも、古書入門者だしなぁ。ブックガイドを読み返すと100円均一の本が並んでいるらしいですねぇ、う~ん、残念。。まぁ、それはまた今度眺めたいと思います。まず、入ってすぐのところに、大きな平台があります。腰くらいの高さの平台には色んな本が並びます。しかも、古書という名前とは裏腹に新刊もありました。


 本屋さんが好きな人なら、多くの人が知っているであろう本屋をテーマにしたラインナップからはじまり、吉田篤弘さんが夏葉社からだされた最新刊等。リトルプレスも多数ここに置かれていました。リトルプレスについてはこの平台の斜め後ろにポストカードを差し込むような回転ディスプレイにもいくつかあって、そちらのほうがより他の店では見ないような小冊子も。平台の下にも回せる棚があってこちらも個性的な本がチラホラ。


こういうお店で思うこと。もうね、周る順番の正解がわからないんですよ(笑)。twitterを眺めているとこれが良い本棚だとか、どこどこの本があるお店は本物だなんていいますが、わからないんですよね~。

一方の私は全く分からず、本の背表紙を見てこれは面白そうだなぁとか空想して、本を手に取り、少しだけ文章の出だしを読んだりします。でも、いざレジにもっていったら、「このとうしろが!!!」とか心の中で笑われないか、とか少し心配。まぁ、でもそれが読んでみたい本なのだからしょうがない。

奥のほうには懐かしい名画のVHSや写真集もあります。ただ、今日は本をみたいという気持ちがかったので他の棚へ。シナリオや演芸等に関するノウハウ本や批評集も豊富にありました。途中、レジカウンターと並列している棚にはマンガ本も結構あります。新しいものも古いものもありますが、全てがすべてとっつきにくいわけではなく、この辺にも入り込むすきはありそう、なんて思ったりもしていました(笑)。そして哲学、文芸、国内外の小説であまり馴染みのないタイトルも多数。私が読んでいる本の絶対数も少ないですが、本当に図書館等でもみかけない本の数々は新鮮に感じられました。

再び、レジ前を通り過ぎ、再び入り口の前に鎮座している平台まわりへ。壁際には文庫本が多く収められていて、この辺だったら素人も安心して眺められました(笑)。

そんな棚をのんびり眺めていたら、講談社文芸文庫の『信長・イノチガケ 坂口安吾』があって、めちゃくちゃ嬉しくなりました。実は数日前にちょうど土曜社の信長を楽しく読み切ったところで、さらなる解説や関連図書がないかなと思い、この本も探していたんです。なのでこれを手に取りました。その他、図書館に関連した著作等、数冊と一緒にこの日はお会計をお願いしました。

本当はもっと買いたかったのですが、積ん読があまり増えても身動きが取れなくなってしまうのでぐっと我慢です(正直、家の中には本当にたくさんの本が読んでくれ~と叫んでいて、それをきかないふりをしているわけですが。。それは別のはなし。)。それらの本については、またこのお店を訪れた時にチェックして出会えたら購入すればよいわけですし、出会えなかったらまたの出会いがあるでしょう。そんなふうに納得します。
20180503_122746

ということでこれがわたしの初ビビビ訪問の記録でした。お店を出たとき、気分が高揚して棚のチェックを忘れたのは・・・・今思えば恥ずかしいですね(笑)。

目次にもどる


■古書ビビビはスズナリへ続く道にあります


20180503_115730

古書ビビビのおくにはスズナリがありました。学生のころ、演劇を少しだけかじっていたので、この小屋のことは知っています。数々の個性派俳優を輩出した小屋、でも私にとってはチラシでしか名前を知ることはなかったんです。自分なりに楽しく演劇に携わっていた気もしますが、そうでなかったのかもしれません。中途半端なポジションの自分を思い出してちょっぴりノスタルジックかつブルーになりました(笑)。

まぁ、今ではそんなことも笑い飛ばせるほどには図太くなった自分もいるわけですが。。

そんなこの通りを南北にいくだけで色んな文化の香りがしてくるような気がします。古書ビビビの手前にはdiskunionもあります。そんな通りの中央にある古書ビビビ、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

昔、読もうとしていつの間にか絶版となった本と出会えるかもしれませんし、好きなフィギュアに出会えるかもしれません。さらには、観忘れていた映画やじっくり聞き忘れた。色んなものとの再会が間違いなくそこにはあるような気がします。

目次にもどる

■古書ビビビの関連情報


 古書ビビビの周辺情報についてです。HPやブログは何となく暇なときに読みたくなる内容でした。最近は更新されていないようなので少し寂しいですが、それはとにもかくにもメインのほうがお忙しいと考えればよいことに違いないですね。ということでこれからも下北に降りた際には立ち寄ってみたいと思います。

 
参考になるかもしれない情報

古書 ビビビ HP:http://www6.kiwi-us.com/~cutbaba/
最終更新日が・・・ですが、基本情報はあっていると思いますし、見ごたえのある旧店目録があります。もちろんすでにないものも多数だとは思いますが、雰囲気を知ることができます。ただ、お店自体はこういう敷居の高い古書ばかりではないので、気軽に立ち寄ってほしいと個人的には思います。

古書ビビビびんびん物語 ブログ以上ブログ未満:http://binbinstory.jugem.jp/
もうタイトルがすごい。お店の名前のあとに懐かしいタイトルが。。これもあと少しで更新されない期間が半年なるというもの。店主さんの雰囲気と過去にどういうイベントをされていたかがわかります。個人的にはお店の入荷情報といいつつ、他店のことをたくさん書いているのが面白かったです。

古書 ビビビ店主さんtwitter*:@binbinstory
最新情報はtwitterです。新入荷の本から下北の新規オープンのお店やイベント情報、店主さんのその日の様子までさまざまな情報がわかります。個人的には一番上のじゅん散歩のモーメントや深夜搬入に関するtweetがつぼでした。えっ?、商品の話、うん、もちろん雰囲気はわかりますし、面白いのですが、何気ない日常のつぶやきがやっぱり面白い。

その他備考:複数店購入の場合はビニール袋を使用、ブックカバーなし。

参考**:東京こだわりブックショップ地図
    東京わざわざ行きたい 街の本屋さん
            下北沢の「古書ビビビ」が拡張移転-店舗面積3倍以上に (下北沢経済新聞 2009.10.29記事)
*店主さんはペンネームでtwitterを運営しています。
**参考文献では事実確認等をしましたが、記事の体験自体は訪れた際の実体験をベースにしています。


 
目次にもどる


あっ、最後に下のクリック頂けると今後の励みになりますm(__)m

 にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へ