花子の色々レビュー

小説メインに読んだものの備忘録と感想。 読んだら内容をあっというまに忘れてしまうことに気づいたので、ブログに残すことにしました。 32歳にして痴呆症が心配。 ジャニオタでもある。 コメントなんでも受付けます*

島はぼくらと 辻村 深月


島はぼくらと (講談社文庫)
辻村 深月
講談社
2016-07-15


内容(「BOOK」データベースより)

瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。



面白くて、読みやすくて、1日で読了してしまいました!!
男女高校生4人をメインとした、島における青春群像劇…群像ではないか。
非常に爽やかで、これは島に行きたくなってしまうような、良いところを切り取って描いているような感じです。

もっと、狭い世界なりの嫌〜なエピソードくるのかな?と思いましたが、そんなに無かったですね。
村長が病院誘致を拒否してることくらい?
いやーやっぱり病院が無い島ってあるんですね。当たり前だけど、ちょっとびっくりします。
今回もシングルマザーの蕗子さんの娘が、一瞬、大病なんじゃ?!っていう描写になってびびりますが、(実際は勘違いだった)そういう時に医者が居ないとなると…恐ろしいことです。
居るのが当たり前、なんて思っちゃダメなんですね。
実際に目の当たりにしたり友人の体験談で聞いたわけではありませんが、都内でも病院のベッドに空きがなくて救急車を受け入れてもらえないといった話は聞きますが
医者がいなかったら、それ以前の問題ですね…

第1章では、島に変な「物書き」の男がやってきて、幻の脚本を探してるとかなんとか言って島の中を嗅ぎ回ります。 不穏な空気はビンビンでてますが、実はそんなに大した事件にならず、物書きの男は本土に帰って終了。
第2章では、シングルマザーの蕗子さんの話。元オリンピック選手でチヤホヤされたものの、既婚者相手の妊娠を機に地元を捨てて、シングルマザーに住みやすい島に移住した話。
確かに島の人間が代わり代わりに子供の面倒みてくれて、すごいなーって思いました。島すげぇ。
保育園落ちた日本死ねって言ってる人は島に行けば良い。(適当に言ってます、ごめんなさい)
…でもかならず障壁みたいなのが生まれると思うんですけど、どうなんですかね?
特に育児に関しては、ベテラン勢があーでもないこーでもないって言ってきそうで、うざったいとかそういうのもきっとあるんだろうな、と。
でもまぁシングルマザーで色々お世話になっていたらそうも言ってられないか〜。実際、子供にとっては良い環境だろうなぁ。なんて。
少なくともこの小説の中では、島の人々はわりとスバラシイ。

次の章はコミュニティデザイナーと村長の話。ヨシノさんという、色んな地域に派遣?されている地域の便利屋?のような人の話。
いや〜なんて表現したら良いんだろ。便利屋ではないんだけど、私の理解力不足でどうもこのコミュニティデザイナーが何をやっているのか分かりかねるので…
あとちょっと美化しすぎだよなぁ、なんて思って読んでたら巻末コメントで、そもそもこの本は著者があるコミュニティデザイナーの方と知り合ったことで書かれた小説のようで。
だったら確かに汚くは描けないよなぁなんて思い、納得^^;

最後の章は、あるおばあちゃんの遺品を、もう島を出て行った人にと退けられないかと画策する高校生4
人の話と、この島に残る衣花(きぬか)の話。
キヌカは、網元の子供だからずっとこの島にいなきゃいけない。大学に進学もできない。っていう。
私だったら出ちゃうなぁ。親と喧嘩して出ちゃう。
でも、キヌカは心底この島が好きなんだと思う。

そして主人公4人の人間関係。少し都合よすぎるなー!!なんておばちゃん思っちゃいます。
NHKの朝ドラにできそうな爽やかな話です。
都会育ちの私は、嫉妬混じりで読んじゃいました。 

さよならドビュッシー 中山 七里



内容(「BOOK」データベースより)

ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。第8回『このミス』大賞受賞作品。



うーん、面白そうにみえてモヤモヤさせる話でした。
序盤はとても読みやすくて面白かったです。遥と従兄弟の関係とか、祖父の言葉とか家族関係が面白くて、これは期待できそう!って思うんですが、火事が起きてからのスポ根ピアノレッスンと、肝心のミステリーの部分が、いまいち。
音楽描写が丁寧だし迫力があるので、殺人事件を起こさないほうがよかったかな、と思います。
正直、殺人事件のことが気になって、音楽コンクールどころじゃなかったので。笑
そしてピアノ教師の岬さんも、イケメンで人格者で欠点が無さすぎて、やっぱり穿ってみてしまって、絶対裏あるだろ、あるだろ?!って思いながら読んでいたのであまり楽しめなかった。^^;
なんていうか、ミステリーにしないほうが絶対よかったと思うんです。
クラシックと、それに携わる者の努力と、魅力的な家族っていうストーリーの方が良かったなー。
 

世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる 久賀谷 亮


内容紹介

★【TVで話題沸騰!】たちまち16万部突破!! 売行きNo.1のマインドフルネス入門書!
★イェール大で学び、精神医療の最前線・米国で18年診療してきた医師が語る!
★「脳疲労」がすぐ消える「科学的に正しい」脳の休め方とは?

◎何もしなくても「脳」はどんどん疲れていく…
脳の消費エネルギーの60~80%は、
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)に使われています。
DMNとは、脳が意識的な活動をしていない
アイドリング状態でも動き続ける脳回路です。
この回路が働き続ける限り、ぼーっとしていても、
脳はどんどん疲れていくわけです。

◎いくら身体を休めても、「疲れがとれない」のはなぜ?
「何もしていないのに、なぜか疲れが取れない」という人は、
このDMNに過剰な活動を許してしまっているのかもしれません。
つまり、DMNの活動を抑える脳構造をつくり、
脳にたしかな休息をもたらすことこそが、
あなたの集中力やパフォーマンスを高める最短ルートなのです。

◎脳には脳の休め方がある
著者は精神医療の最先端イェール大学で学び、
ロサンゼルス郡でクリニックを開業した精神科医の久賀谷亮氏。
先端脳科学に基づいた「TMS磁気治療」などと並んで、
科学的な脳の癒し方として注目を集めているのが、
瞑想やマインドフルネスです。

世界的に有名な企業や経営者・アントレプレナーたちも、
こぞってこの方法を取り入れ始めているのはなぜなのか?
それは、瞑想が単なるリラクゼーションメソッドから、
「脳科学的に実証された休息法」へと進化しつつあるからです。

マインドフルネスは脳科学の最前線とどう接触しているのか?
イェール大学を舞台にしたストーリーを楽しみながら、「科学的な脳の休め方」がわかる一冊!!



Amazonの説明、長いなー。笑
冒頭にマインドフルネスのメソッドが7つ紹介されており、
残りの約200ページはそれを取り入れた小説仕立てです。
普通のハウツー本より読みやすかったです。

アメリカではうつ病患者に投薬治療をほとんどしないらしいですね。磁気治療などで副作用なく効果が現れたりするそうで。日本ではほぼ薬ですよね、大丈夫なのかな日本の医療現場は。
スリランカでも、西洋医学よりハーバル治療(アーユルヴェーダ)の病院がほとんどらしいです。スリランカで話した現地の人も言ってました。
ちなみにマインドフルネスも、イギリス統治時代のスリランカから西洋に持ち帰ったらしいです。
うつ病など精神疾患になったらアメリカに行きたいな〜なんて思いました。治療費高そう。

マインドフルネス本は初めて読みました。
普段ホットヨガにミーハー的に通っている私としては、初耳!という感じでもなく、確かにヨガをすると頭と体がスッキリすることは身をもって感じていたので、とっつきやすかったです。

それでもこの本を手に取った理由としては、やっぱり普段雑念に囚われまくっているからです。
週1のヨガじゃ足りないのかな・・・。
毎日10分の瞑想、初めてみようかと思います。
その後自分の体と心がどう変化したかは、またブログでレビューさせていただきます。
そういう意味ではこの本のレビューは、まだきちんと出来ないですね。
とりあえず、読後の感想でした! 
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