きんいろカルテット作中曲、演奏動画を探してみた

きんいろカルテットの作品を読んでいると、様々な吹奏楽の曲が出てきます。
巻末に作中局の一覧も出てくるのですが、どういった曲なんだろう、と思いませんでしたか?
やっぱり音楽を題材にした作品は、作中曲が聴けたほうがイメージ膨らんでいいですよね。
そんなわけで、きんいろカルテットの曲をYoutubeとニコ動で曲を探してみました。
そして、選曲が合っているか、遊歩新夢さんに直接ぶつけて聴いてみました!
先に自分で調べてみたんですが、「ええ、これは違うの!? 紛らわしい……!」というのが多かったです。
同じ名前で、作曲者が違ったりとか、番号が違ったりとか、ややこしーんですよねえ。
さらに「ちょっと演奏が」とか、「音質が……」という遊歩新夢さんからのダメ出しを戴きつつ、最大限選曲しました。
フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルのような有名バンドから、無名の人まで演奏者もレベルも様々ですが、こんな感じと把握していただく分には良いのではないでしょうか。
まずは一巻からです。
紹介するディヴェルティメントとタイムピースは、著者にしてユーフォニアム奏者である遊歩新夢さんも演奏されている曲です!
ディヴェルティメント
タイム・ピース
「空想、夢、おもちゃ」
こちらはオーバーラップ文庫さんが投稿元で、著者本人が演奏している動画がありますw
曲順が違うのと、以前お話した際の発言によれば、遊歩新夢さんはたしかトロンボーン担当のはずですw
ユーフォニアムじゃないのかい!!
(ちなみに、ユーフォニアムとトロンボーンは、主とする音階が同じです。しかも、吹奏楽の合奏中にはメインパートはトロンボーンに奪われるという悲しい経験をユーフォ奏者なら誰もが経験したはず)
パントマイム
演奏者の外囿さんは元航空自衛隊出身、
下にも挙げているスティーブン・ミード氏にも師事していたそうです。
遊歩新夢さん推薦、スティーブン・ミード演奏
こんなのエイジから聴かされたら、そりゃ惚れますよw
きんいろカルテット二巻の演奏曲
ファースト・カルテット・フォー・ブラス
発見できず。
肥前
「こんなマイナー曲ばっかり持ってくるなんて酷い人やでえ」
マイナー編成&マイナー楽曲普及委員会なのだwとのこと。
まあ、その精神は大切だけど。
今回探した身としては少しも擁護できないんです(´・ω・`)
アンダンテとスケルツォ
発見できず。
アンダンテ~はそもそもCDの音源すらないレア曲なのですよ。。。とは、作者の遊歩新夢さんご自身の発言です。
Youtubeはもちろん、音楽アップロード系のサイト渡り歩いて必死に探したのに、酷い!(;・∀・)
トロンボーン小協奏曲
ホイールウインド―つむじ風―(00:50~演奏)
オーストリアのユースの演奏だそうで、作中と微妙に年齢が合っているかもしれませんね。
この年でこの技量……恐ろしい。
ソング・アンド・ダンス
イーナのための歌
真夜中のユーフォニアム
きんいろカルテット三巻の曲
戦いの組曲
ニコニコにもあったので。こちらはフィリップ・ジョーンズの音源だそうです。
3匹の猫~もう1匹の猫~
金管五重奏曲 第一番
デュオ・コンチェルタンテ
Part1(00:27~演奏)Part2(00:07~演奏)
Duo Concsertante はトランペットでこれ吹ける人探すのが大変。
最後両方ともHigh E♭なんですが、ライブだときついので回避することも多いですね。
来年関東でユーフォ二本でやろうかという無謀な計画はあるのですがw
さて、作中曲の紹介は以上になります。
皆さん音楽を聞いて、興味を保たれた方は、ぜひご一読を。
すでに読まれた方は、もう一回小説を読み直してみてはいかがでしょうか?
作中での描写の意味がわかると、楽しさも倍増ですよ?
最近では、きんいろカルテットの文庫本を手に入れるのが難しくなってます。
そこで、AmazonのKindle版が出ているので、まだ読んでない方はぜひどうぞ。
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