2007年07月22日
MAZDA SAVANNA GT(NOREV 1/43)
こちらも「国産名車コレクション」シリーズの中の一台です。
1971年に発売された当初は、10Aエンジンを搭載していたのですが、1972年にカペラの12Aエンジンを搭載したGTグレードが登場。
これは、そのGTをモデル化した物です。
このサバンナ、国内レースでスカイラインGT-Rの連勝をストップさせた後は、スカイラインに代わって連戦連勝。無敵とも言える存在になりました。
ノレブのこのモデルは、かなり作りが粗いように感じますが、モデリングは良好だと思います。
この雑誌は、当初は、エブロと車種が同じであることが多々あったのですが、最近では、モデル化されていない車種を取り上げたりしていますね。
2007年07月21日
HINO CONTESSA 1300 COUPE (NOREV 1/43)
アシェット・コレクション・ジャパン社から雑誌として発売されている「国産名車コレクション」の中の一台です。
実際にはミニカーはフランスのノレブ社が作っている、という触れ込みです。
このシリーズもマニアックなチョイスをするのですが、日野コンテッサも取り上げられました。
このモデルは、今ひとつの出来ですかね。前方からのプロポーションが良くないように感じます。
ノレブ社のモデルなんですが、明らかにエブロの既成モデルを意識したような作りになっているものもあるようで、個人的には、「もう少し頑張りましょう」と思う出来なのですが、チョイスされている車が、滅多にモデル化されないような物が多いので、チェックしています。
TOYOTA CROWN CUSTOM (Tomica Limited Vintage 1/64)
MS50型と呼ばれる3代目クラウンのワゴン版です。法人ユーザには圧倒的な人気を誇っていたのですが、このMS50型ですが、購買ターゲットを個人層に拡げ、「白いクラウン」というキャッチフレーズで一世を風靡しました。
確か、ハードトップが初めて登場したのも、このモデルからだったと記憶しています。
このモデルは、MS50の前期型をモデル化したものです。
最近は、こういうマニアックな車がモデル化される機会が凄く多いですね。
2005年10月30日
HONDA CR-X (Minichamps 1/43)
1983年にバラードのスポーツバージョンとして、バラードスポーツCR-Xが誕生しました。
このCR-Xは、ボディの一部に樹脂を使用してボディの軽量化を図っていました。
1987年には、2代目CR-Xがデビューしました。
初代モデルのデザインを踏襲しつつ、各部のフラッシュサーフェス化や、ワイド&ローフォルムのデザインを施された、ティアドロップ・シェイプと呼ばれる流麗なボディーワークが外観上の特徴でした。
このCR-X、個人的には非常に好きなタイプの自動車だったのですが、3代目でオープンスタイルのデル・ソルと称するモデルに大幅に変更され、ガッカリした記憶があります。
このモデルは、ドイツのミニチャンプスのモデルなのですが、さすがにミニチャンプスらしく精密度が高いです。2代目のCR-Xをモデリングしています。
2005年10月29日
TOYOPET CROWN RS(EBBRO 1/43)
初代クラウンは、1955年1月に登場しました。他メーカーが海外メーカーとの提携により乗用車作りの手法を模索する中、トヨタは純国産で高級乗用車を作り上げました。観音開きのサイドドアが外観上の最大の特徴です。エンジンは1953年に先行登場したトヨペット・スーパーからR型1500cc,48psエンジンを流用しています。またフロントサスペンションは国産初の前輪独立懸架方式を採用しています。1957年より対米輸出もされたが、評判は芳しくなく、数年で中止されました。
エブロでは、スタンダードとデラックス両方がモデル化されていますが、ここではスタンダードを取り上げました。観音開きのドアが開くようになっています。
HONDA LIFE STEPVAN (EBBRO 1/43)
ホンダライスステップバンは、このどちらにも属さないタイプの商用車として1972年にデビューしました。
ベースはホンダライフで、ホンダライフのコンポーネントを流用しており、FFの駆動方式や、フラットなフロア、センターメーターなど、当時としては、非常に珍しい装備、機能を搭載していましたが、その先進性が災いしてか、販売台数は、非常に少なく、総生産台数は20000台に満たないという結果になりました。また、ホンダ側も当時大ヒットしたシビックの生産、販売に注力したため、ステップバンのテコ入れは行われること無く、フェードアウトしていき、1974年末で生産中止になりました。
70年代後半にバニングという商用車を改造するブームがアメリカから伝播しました。このベース車両として、ステップバンが人気を博しました。このバニング以降、ステップバンは独自の世界を築き、現在でも熱心なファンに愛されています。そういう意味では現在のサニートラックのような存在かも知れません。
エブロのステップバンは、スタンダードタイプをモデル化しているようですが、比較的モデリングしやすいデザインも相まって、ディテールを含めて良好に出来上がっています。
2005年10月26日
DATSUN BLUEBIRD DELUXE (EBBRO 1/43)
先代のブルーバードの後継車として、410型ブルーバードは1963年9月に発売されました。日産初のモノコック構造の車体を採用し、デザインはピリンファリーナに委託をしましたが、日本では、「尻下がり」と言われ、不評を買い、販売台数でコロナにリードを許しました。
ボディは、4ドアセダン、ワゴン、バンが設定され、後に2ドアセダンが追加されました。1964年3月にブルーバード初のスポーツモデルとなる1200SS(スポーツセダン)が追加され、E型1200ccにSUツインキャブ付きの65馬力のエンジンが装備されました。
なお、この410型のマイナーチェンジ型である411型から、1600CCツインキャブエンジンを搭載したスポーツモデルである1600SSSが初めて登場し、ブルーバードのスポーツモデルのタイプ名として長い間その名を刻みました。
エブロのモデルは、実は、かなりのチョンボがありまして、テールランプの形状が411型(410型は鍵穴型)、ボディの形状が410型というふうに「あり得ない」モデルになっています。
なかなかモデル化されない車をモデル化してくれただけに、非常に残念です。
ちなみに、エブロではサファリラリー出場車もモデル化しているのですが、そちらのほうは、きちんとテールランプが鍵穴型に修正されています。
2005年10月25日
HINO CONTESSA 1300 COUPE (VITESSE 1/43)
コンテッサの紹介自体は、既出なので割愛させてもらいます。
このコンテッサ、ビテス社が「発売してもらいたいミニカー」というアンケートを取った結果に基づいて発売されたようです。
エブロとよく似た造りになっていますが、ウィンドウ周囲の精度や、ボディのシャープさは、エブロの方が一枚上でしょうか。
ビテスのほうは、エンブレムをエッチングで処理している点がグッドです。
リアのエンジンルームが開閉可能な形式になっていますが、現在では珍しいリアエンジンを強調した形になっています。
あと、ホイールキャップが初期型のセダンのデラックスタイプの形状になっているのがご愛嬌ですかね。
しかし、海外からこのような地味な自動車が発売されるというのは、想像もしていなかっただけに、ちょっとしたサプライズでした。
TOYOTA 2000GT EARLY VERSION (EBBRO 1/43)
元は、ヤマハ発動機が日産自動車に持ちかけた計画が頓挫し、それをトヨタ自動車が引き継いだ形で完成したのが、このトヨタ2000GTだった、という話があります。
1988cc、150馬力のDOHCエンジンを搭載し、当時の日本車のレベルの高さを示した自動車だと思います。
昭和41年10月 谷田部で高速耐久トライアルを実施し、3個の世界記録と13個の国際記録を樹立します。
また、レースにも多数参戦し、レースでの結果をフィードバックした形式で昭和42年に発売されました。
当時のクラウンが2台買えた247万円という超弩級のプライスでした。
EBBROは、前期型、後期型の両方ともモデル化しているのですが、どちらも非常にリアルな出来だと思います。
子供の頃は、たまに走っている2000GTを見かけることがあったのですが、ここ20年くらい、実際に走っているのを見たことが無いですね。
2005年10月23日
HONDA CIVIC Si (SAPI 1/43)
1983年に発売された3代目のシビック、いわゆる「ワンダー・シビック」です。
このモデルは、84年に追加されたホットバージョンのSiと呼ばれるモデルで、グループAによる全日本ツーリングカー選手権(JTC)では開幕戦から最終戦まで全戦優勝するという偉業も成し遂げました。
ボンネットを見ると分かりますが、S800以来のパワーバルジが付くようになり、「ただ者では無い」雰囲気を醸し出しています。
このシビックは、1984年11月にパートタイム4WDモデルが追加設定され、1986年9月にはビスカスカップリング式リアルタイム4WDになりました。
このモデル、SAPIというブランドのミニカーでして、当初は、マツダのT1500など、意欲的なモデルを作成していたのですが、最近は、その噂を聞きません。どうしたのでしょうか。
なお、このSAPIでは、25iと呼ばれるモデルや、CR-Xと呼ばれたスポーツクーペモデルもモデル化しており、このシビックに対する思い入れの深さを表しているかと思います。
個人的には、PGM-FIというサイドステッカーと、ルイ・アームストロングの歌のコマーシャル・ソングが印象に残っています。
先日、新しいシビックが発表されたようですが、どうも、最近のシビックは、「なんだかなぁ」と言うデザインですね。原点に立ち返って「あっ」と言わせるようなデザインで驚かせてもらいたいです。
2005年07月23日
MAZDA SAVANNA RX-7 (EBBRO 1/43)
HONDA S600 (EBBRO 1/43)
2005年07月02日
2005年06月05日
TOYOPET CORONA RT20 (1/42 MODELPET)
TOYOTA LANDCRUISER (EBBRO 1/43)
2005年06月04日
PRINCE CLIPPER (TOMICA LIMITED 1/64)
2005年06月01日
PRINCE GLORIA SUPER 6 (EBBRO 1/43)
大型化したボディに様々なグレードが追加されていきました。
1963年には国産乗用車初のSOHC(それまではOHV)エンジンが搭載された「スーパー6」が登場。高性能の6気筒エンジンG7型は、105psを発生しました。
NISSAN FAIRLADY 300ZX (KATO 1/43)
HONDA CIVIC GL(EBBRO 1/43)
2005年05月31日
HONDA CIVIC HI-DELUXE (EBBRO 1/43)
MAZDA COSMO SPORTS (KYOSHO 1/43)
西ドイツ・NSU社とロータリーエンジンのライセンス契約を結んだ東洋工業が、実用化に成功し、世界初の2ローター・ロータリーエンジン搭載車として1967年(昭和42年)に発売したのがコスモスポーツです。
エンジンは10A型(491cc×2)と呼ばれる2ローターエンジンで、110PS/7000rpmの最高出力を発生しました。価格は148万円と高価で、東洋工業の高級セダン・ルーチェの2台分だったそうです。
コスモスポーツは月産数十台のペースで1972年9月まで生産が続けられ、前期型343台、後期型1176台の生産台数だったそうです。
このコスモ、当時の日本ではトヨタ2000GT以上のアバンギャルド・カーだったのですが、悲しきかな、地方の弱小メーカーのため、思うように売れ行きが伸びず、海外での販売を見込んで、国際レースであるマラソン・デ・ラ・ルートにMAZDA 110Sとして参戦し、4位に入賞しました。この時のモデルがRay'sというブランドで発売されていました。
このモデルは、後期型をモデルにしていると思われます。ヘッドライト周りの作りや、全体のディテールも良好で、「これが本当に京商のモデル?」と思わせるような出来です。
個人的には白いコスモなんですが、在庫に無く、やむなくシルバーカラーと相成りました。
この頃の東洋工業の自動車のデザインは、T1500といい、このコスモや、初代ルーチェと言い、どれも秀逸な物が多いですね。
2005年05月29日
新製品予定など
PRINCE SKYLINE 1500 DELUXE (TOMICA LIMITED 1/64)
DATSUN BLUEBIRD 1000 (TOMICA LIMITED 1/64)
DATSUN BLUEBIRD 1200 DELUXE (TOMICA LIMITED 1/64)
1959年にダットサン110セダンの後継車として、ブルーバードが発売されました。1000CCと1200CCの2種類のエンジンで、1200ccエンジンは55馬力に、1000ccエンジンは45馬力を発揮。トランスミッションは、フルシンクロ方式を採用した本格的な乗用車でした。ブルーバードは4年間に210000台生産され、そのうち32000台が輸出されて、いずれも一車種としての記録を作りました。
韓国に旅行に行ったときに、「韓国自動車の歴史」という本を立ち読みしたのですが、韓国最初の本格的乗用車として、この310ブルーバードがノックダウンされて、「セナラ(新しい国)」という名前で発売されていました。
私は、子供の時に、後ろにシールで「フルシンクロ」と張られた310を見かけ、「フルシンクロって何だろう」と思ったことがあります。
リアランプの形状で、この車も、「柿の種」と呼ばれていますね。
このモデルも、一昔前ならば、絶対にモデル化されないような地味な自動車だったと思いますが、最近の旧車ブームと、ミニカーブームのお陰で発売されたのでは、と思われます。このモデル、デラックスに装備されていたと思われるドライビングランプも再現されており、芸が細かいです。