GO!GO!沖縄・八重山～はじめての“やいま”～ : 音楽（CD）

音楽（CD）

2019/3/521:0

３月５日はサンゴの日

（上：波照間島、中：石垣島、下：宮古島）

「いしがきサンサンラジオ」を聴きながら自宅で仕事をしていたら、
「今日はサンゴの日」というDJの声。

「サンゴレンジャー」という映画を見たことを思い出した。
（その時の日記　「映画と競馬と沖縄料理」）

　●サンゴレンジャー　公式サイト
　http://sangoranger.jp/

「『サンゴの日』といえば、
きいやま商店の『1、2、サンゴー！」』だよな」と思いながら、
パソコンのキーボードをたたいていたら、その曲がかかった。

　きいやま商店「1、2、サンゴー！」@松本 - YouTube　
　https://www.youtube.com/watch?v=2FjUipl9Nl4
　（埋め込み禁止みたいなので、URLのみ）

やっぱ、そうだよねー。

キーボード入力の手を止めて、
歌に合わせて指体操をやってみる。

「１、２、１、２、３、５（サンゴ）、　２、２、２、２、３、５、
３、２、３、２、３、５・・・」

案外難しいんだな、これが（笑）

ボケ防止にもなりそうだ。

今度、久しぶりに　きいやまライブ　行くど！

楽しみー♪

2018/9/1723:48

きいやま商店、アルバムツアーライブ

今日は待ちに待った、きいやま商店のアルバムツアーライブ。

内地で行われるツアーの最終日、
ツアー全体のセミファイナルという日程でもあり、
きっとメンバーも気合が入っているだろうし、と想像すると、
こちらも気分が一層盛り上がる。
01-1

初めて彼らの演奏を聞いたのは、今年のOKINAWAまつり（東京）。

ライブがすごく楽しくて、はまってしまった。

・・・なのでにわかファンではあるのだが。

その後、夏に大阪のイベント二つ行った。

ちょうどその頃、身体壊してきつかったけど、
そのリハビリも兼ねて、歩いたり電車に乗ったり、会場で長時間過ごしたりした。

半病人だったのでリハビリのライブ参戦はかなり疲れたが、
すごく元気をもらった。

ぬちぐすい（命の薬）やさ。

今回のライブの情報を知ったのもその頃だった。

スタンディングだったので、
自分の体調がその頃までにどれだけ回復するか見通しが立たず、
チケットを買ったのはかなり後の事だった。

整理番号が遅そうだなと思いつつ、今日も会場に行った。

が、まだまだ遅くにチケットを購入した人がいたようで、
全体の２／３あたりの番号だった。

会場に入ったら、どちらかというと前の方に行けた♪

（会場は、ビルの４階）

身体を壊した後、別の辛い出来事があった。

今はほとんど前向きになれているが、
先月の八重山旅の最中、石垣島でアルバム何枚か一気に大人買いして、
彼らの曲の中で自分の心境に近い歌詞がある歌や、
前向きになれる曲は、このところしょっちゅう聴いていた。

今日はその曲も聴けたし、さらに元気づけられる曲も聴けて、
慰められたり励まされたり。

カタルシス（浄化）だねぇ・・・。

そう書くと湿っぽいけれど、
大半の曲では、ガンガン踊って歌って、声を上げた。

完全燃焼！

やっぱり、ライブはいいわ。

アンコールの、最新アルバムの中にある「明日はくる」で、
あらためて前向きに行こうと思えた。　

感謝。ミーファイユー。

「明日はくる」　きいやま商店

今日はそんな風に楽しみにしていたライブの日だったので、
朝から料理をしっかりして、「沖縄風」の朝ごはん。

・冬瓜と鶏胸肉のとろみ汁、春雨入り。（どちらかというと中華風？）
・最近はまってる豆腐にモズクがけ。
・先週、内地でヘチマを育てている人から分けてもらったヘチマで、
「増量ナーベラーンブシー」（笑）
人参、しめじ、豚肉を加えて。

世の中三連休だったけど、昨日・今日出発までは仕事しなきゃいけなくて、
結構「～～べき」に心が縛られていた。

美味しいごはんで気分転換して、
仕事を仕上げて達成感を感じてからライブ会場に向かって、
ライブで充電♪

またライブ行きたいなぁ。

2018/8/152:1

記憶の断片が色々繋がった日：平田太一さん

高校野球の応援で、「ダイナミック琉球」という曲が、
なぜか沖縄県以外の高校生たちにも受け入れられ、
人気を博していると知った。

んーー？　どこかで聞いたことがある曲だな。

どこぞでの沖縄イベントでエイサーチームが演舞していたように記憶する。

いい歌だなと思い、ググってみると、
先に石垣島出身の成底ゆう子が歌う動画がヒットした。

その後、作曲者のイクマあきらの動画発見。

「ダイナミック琉球」／イクマあきら

いい詩だ、もっと知りたいと、
歌詞をググってみたら、作詞は平田太一だとわかる。

そうかそうか、なるほどね。

平田さんは、
沖縄本島や八重山で、子どもたち向けの現代版組踊をいくつも創作している。

いつだったか、八重山旅行中に石垣島に滞在していた時、
ちょうど、市民ホールで「オヤケアカハチ　太陽の乱」が上演される日で、
すごく見たいなと思ったが、友人たちは興味なかろうと見送ったことが、
未だに悔やまれる。

いつか見てみたい。

そして、上記の動画に、ご本人も登場してるではないか！
（イクマさんの横で口説を担当）

あら～、そうなのねー。

平田さんは、生で講演会と演奏を聞いたことがある。

そして、若い頃に発行した「南東詩人」も
それ以前、随分前に取り寄せて読んだ。

心惹かれる感性があり、心染みる詩もあった。

　「星ヲ眺メル
　一人ニナルナ
　星ソノモノニ　
　成ラネバナラヌ
　
　夢に振りまわされず
　ただ遠くで
　夢を見るのではなく
　『夢』そのものに
　ならねばならぬと声がする」

　（「南東詩人」　「群星（むるぶし）」より）

小浜島に行った時、たまたまそこしか予約が取れなかった宿は、
彼のご実家、うふだき荘。

当時はサトウキビ刈りの援農隊の人たちもいて、
そういった活動も興味深かった。

今夜久しぶりに「南東詩人」を読み返した。

あのエイサーで有名な、日出克の「ミルクムナリ」も、
平田さんの作詞であることを知った。
（本書に、小浜島の祭りで唄われるという古謡の原詩が載っていた）

そうか、そうか、そうだったのね。

人の心を打つ表現作品をいくつも生み出している所がすごいなぁと、
あらためて思った。

そして、今日は平田さんを軸に、
自分の中の記憶や情報のいろいろな断片がつながって、
何度も納得。

「ダイナミック琉球」　、歌えるようになりたい（笑）

ここからは、全く別テーマの「おまけ」。

今日はまた、夕空が美しく、宵の明星・金星と、三日月も綺麗だった。
（正式には、月齢は２．２だったようだけど）

茜色の雲。

コウモリ？（カラスかも？）と月。

空が暗くなり、より一層輝きだした月と金星。

月のアップ。

これから毎日、月は太くなる。

満月に近くなる旧暦７月１４日、
沖縄や八重山で旧盆行事が行われるんだな。

もうすぐだな。

タグ：: 石垣島

2018/5/2923:55

沖縄音楽野外ライブ（奈良）＆後冨底周二さん

ムジークプラッツ2018 in 春日野園地
OKINAWA × NARA ～沖縄の音楽と笑い命のお祝い（ヌチヌグスージ）フェスト
という野外ライブに行ってきた。

三線DAYと、カチャーシーDAYという二日間の内、三線DAYの方へ。
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奈良公園の一角にある野外ステージまで駅から歩いて行った。

確か付近に春日大社もあるから、参拝しようなんて考えていたが、
結構遠いのね。

寄り道したらスタートに間に合わないとわかり、直接会場へ。

奈良公園や、奈良の大仏さんに、もうずいぶんと昔に行った記憶があった。

歩きながら懐かしく、「あぁ、この辺だったんだ」と、過去の記憶と結びついた。

鹿さん。
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「てびちそば　モズク天ぷらトッピング」を開演前にお腹に入れて、
青空の下でオリオンビール♪
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地元奈良で活動している琉舞や沖縄民謡研究所が登場した後は、
豪華メンバーが続々と。

・やなわらばー
未発表の曲を聴いて涙した。　ぜひCD化を！

・前川守賢＆元ちゃんバンド
曲は聴いたことがあった。　この人だったんだ、と認識。

・護得久栄昇＆仲座健太
護得久栄昇しぇんしぇい、面白い♪
仲座健太の名前もどこかで聞いたことがあるなと思っていたら、
ハブデービルの人だった！

・THE SAKISHIMA meeting
最高だね。　ズミッ！

・知名定男＆知名定人
大御所の生の声を聴かせていただきました。

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八重山つながりの顔見知りの人達を見かけて挨拶したり、
先日の八重山旅の宿でご一緒した人達とも偶然再会してビックリしたり。
（旅日記は後日）

奈良公園は若葉がきれいな時期で、
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空も澄んでいた。

鹿があちこちにいてカワイイ。
おみくじを食べる鹿と、鹿団子（笑）
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いやぁ～、楽しかった。　充電できた。

－－－－－
波照間島の唄者、ムシャーマの地方でも活躍しておられた
後冨底周二さんが亡くなったという知らせが入った。

去年のムシャーマで見かけて、痩せられたなと思っていた。

この人のCDで島の民謡を覚えた。

ご冥福をお祈りします。

2015/9/2123:35

琉球フェスティバルで感じた沖縄の「笑い」

東京で９０年代に復活して２０回目となる琉球フェスティバルに行ってきた。

・・・いやぁ、初めての参加だったけれど、すごくよかった！

これまで、値段が上等だなーと思ったり、
色々用事があってそちらの方が優先順位が高く、
当時は知らないアーティストにまで好奇心がわかなかったし、
諸々余裕がないなぁなんて思っていたが、
沖縄音楽や、民謡酒場や沖縄の祭りの余興の雰囲気が好きな人には
たまらんね、こりゃ。

２０回目とあって、
例年以上に豪華な出演者がそろった。

このフェスは「年に一度の大きな民謡酒場」と例えられるように、
日比谷野音の公式サイトの注意事項に
「飲み物、食べ物持ち込み禁止」とあるのに、
多くの人が持ち込みで、料理もオリオンビールや泡盛のアルコールも持参で、
開演前からすでにでき上がっていたりする人々の姿もあるのだった。

そしてまた、
出演者もはなから楽屋で飲んでいるという様子が司会によって伝えられるという、
何ともゆるゆるなイベントなのだった。

どうもこのイベントは、７０年代に開催されたのが始まりのようだが、
なぜか２０年近いブランクを経て９０年代に大阪と東京で復活し、
東京では今の企画会社が関わって２０回目となるとのこと。

栄えある２０回目の出演アーティストは次の通り。

・金城みゆき＆仲宗根創
・よなは徹
・朝崎郁恵
・ディアマンテス
・古謝美佐子
・パーシャクラブ
・大城美佐子

故・嘉手苅林昌や登川誠仁の流れをくむ伝統的沖縄民謡の唄者から、
現代的なオリジナルやアレンジだけれども
「沖縄」を強く感じさせるアーティストたちが出演。

そして「魂」のこもった歌・表現ができるベテランのステージには、
心がそれをキャッチして、
涙が出そうになったり、鳥肌が立つような感覚を覚えたりした。

そういう人たちの表現を生で見たかったってのもあるんだよね。

それ以外に、沖縄を代表するバンドなどの演奏も生で聴いてみたかった。

そちらももう、「さすが！」としか言いようがない。　素敵だ！

　　大島保克さんも出演予定だったが、
　　この夏あたりから方々のライブを体調不良でキャンセルしており、
　　今回も欠場。

　　いったい彼に何が起こっているのか？　心配だ。

もう、ね、たまらんですよ。　このラインナップ。

私としては、名前は知っているけれど歌を実際に聞いたことのない人や、
聞いたことはあるが、生で聴いてみたいと思っていた人たちが登場し、
もう、感激の連続だった。

常連の観客も多そうで、アーティストによってはお決まりの行動をする。

例えば、よなは徹やパーシャクラブの時は、
多くの人がステージに向かって移動して、通路を埋め尽くして前の方でのる。

そして、よなは徹が、三線を投げて観客の誰かがキャッチしてそれを貰うとか、
パーシャクラブの新良幸人の女子的コスプレも恒例の様子。

ステージの幕間に登場するガレッジセールらの司会に
泡盛や食べ物を差し入れする人々などのお楽しみもあるようだ。

ゴリが「大きな民謡酒場」とその場を例えたのがよくわかる気がした。

楽しい～！

全体としては、しんみりと感動したり、ノリノリの音楽を楽しんだり、
昔ながらの民謡を襟を正して聞いたり、
笑えるステージには大いに笑って過ごした。

　　
そして、笑いをとる民謡や、幸人さんのコスプレを見ていて、
なぜだかふと、
お笑いの吉本が沖縄に進出したことに妙に合点がいった体験でもあった。

沖縄は、伝統的な祭の際に、
真面目な演目だけでなくみんなが笑って楽しめる「狂言」があったり、
故郷離れた人たちた集まってイベントをする郷友会の集まりなどでも、
真面目な演目もある一方、わざと笑いを取るような演目もある。

歌にも「滑稽民謡」というジャンルがあるし、
踊りにも「滑稽踊り」といったジャンルがある。

舞台の芝居にだって、喜劇の演目がたくさんある。

日本で唯一戦場となり、
今もなお複雑な気持ちや悲しみ、怒りを抱えている沖縄だが、
思いのほか「笑い」に関する芸も非常に発展しているのであった。

関西に長く住んでいた私は、子ども時代に、
テレビ番組であたりまえのように「吉本新喜劇」と「宝塚」を見て育った。

沖縄のように芸能が盛んだったり伝承があったわけではないが、
私にとって
日常に「人を笑わせる」「何かを表現する」という行為は当たり前のようにあった。

なので、上方の喜劇と沖縄の昔からの芸能に
何か通じるような要素があるように、ふと思ったのだ。

「琉球フェスティバル」で披露された「滑稽民謡」や、
現代的ロックバンドが
抱腹絶倒のコスプレをして登場しながら演奏はピカイチなところにも、
そして、これまで沖縄や八重山、内地で体験した
沖縄の祭りやイベントの余興の中にも、
私としては「笑い」という接点を見つけたような気がしたのだった。

アメリカに奴隷として連れて行かれた黒人たちは、
「ブルース」というジャンルで人生の悲哀を歌にした。

日本の演歌も歌によってはそれに近いものがある気もするが、
それとは違う「笑い飛ばす」方に方向に振り子がふりきったところに、
吉本新喜劇や沖縄の狂言、滑稽民謡、滑稽踊りがあるように思えた。

（沖縄にも人生の辛さを歌った曲はあるが）

なので、「琉神マブヤー」の特にティーチ（１）のような、
アドリブのようなお笑いがちりばめられているものは、大好きなのだった。

ちなみに、子どもの頃は、
「藤山寛美（娘の藤山直美も）」の舞台もテレビで見ていた。

人を笑わせることが自分の喜びとなる性質は、
現在仕事でその欲求を満たしている自分がいるのを、
ちゃーーーんと自覚しているのだ。

私にとって「沖縄」は、
てーげーな時間のゆるさや、「いちゃりばちょーでー」の価値観や、
自分が今暮らしているところよりは断然「自然とともに生きている」ことや、
「歌や芸能」が身近にあることが親近感が湧くところだと自覚していた。

しかし、今回、関西人の血が流れる自分にとって、
「笑い」という点で沖縄の芸能への関心に新たな接点あることに気がつき、
なんだかさらに楽しい気分になったのである。

2014/8/240:30

長間たかをさんライブ：元住吉アヤメ本店

勉強会の師匠やお仲間たちと、
仕事の後に暑気払いに行ってきた。
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ライブの歌い手は、
かつて「喜納昌吉＆チャンプルーズ」のメンバーとして各国でも活躍した、
与那国島出身、「アヤメバンド」の長間たかをさん。
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前に聴いたのはいつなんだろうか？

ブログの記事は、９年前だった！！

数年前の芸歴40周年記念コンサートには、
都合が合わず行けなかった。

ともかく、すごーーーく久しぶりのライブなので、とても楽しみだった。

リクエストにも数曲応えてくださり、感激！

特にステージ１回目は、初っ端から２曲立て続けだったので、
気分も一気に盛り上がった。

ありがとうございます！

長間さんは三線の速弾きもすごい人なので、
こちらも久しぶりに生で見て、ノリもヒートアップ。

以下、リクエスト曲をネットから拾ってみた。

　「パイパティローマ」
（先日の矢口清貴氏の同じタイトルの写真展に行って以降、
聴きたくてたまらなかった）

　「誘い（いざない）」
（旅から戻ったばかりなのに、旅に出たくなる）

　「島々美しゃ」
（いろんな方が歌っているが、このアレンジが好き）

　「チルバンチ」
（タイトル覚えておらず、「すごい速弾きの曲」とリクエストした。
多分、これかと思われる。
木曽節、ソーラン節とメドレーだったかな。）

料理も美味しく、それなりの人数で行ったから、
いろいろな料理を少しず楽しめた。
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２ステージとも楽しみ、最後はカチャーシーを踊って締めくくり。
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一緒に行ったメンバーもノリノリだ。

休憩時間には、長間さんに直接、与那国島情報もインタビュー。

与那国島も、いつか行ってみたいんだよな。

ちなみに、店のママさんは久米島出身。

久米島にも数日いたことはあるが、
子どもキャンプのボランティアで食事担当だったため、
ほとんどキャンプサイトの近くしか知らないで終わった。

久米島ホタルや久米島紬の施設や、海がきれいな所にも行ってみたい。

旅から戻ってきたばかりなのに、もう、沖縄にホームシックだ（苦笑）

2013/9/1523:59

上間綾乃ミニライブと沖縄料理屋で飲み会

沖縄工芸展の会場である時事通信ホールから、
急ぎ足で銀座わしたショップへと向かった。

店内でお仲間２人と合流。

わしたショップでのインストアライブは何年ぶりだろうか・・・。

お仲間の一人が少し前にCDを買って聴いてよかったという
上間綾乃さんのミニライブだという。

なんとなく名前を聞いたことがあるような気がした。

番号が後ろの方の整理券の順番で入ったわしたショップ地下の会場には、
所狭しと人が入っていて、その人気ぶりがうかがえた。

登場した彼女は、きりっとしたエキゾチックな雰囲気のある美人さんで、
帰宅してからプロフィールを見たら、幼いころから沖縄民謡を習っていたそうだ。

民謡風の歌もあれば、今風のメロディーもあり、
ウチナーグチの歌もあれば、ヤマトグチの歌もあり。

子守歌や、優しいつややかな歌声の曲もあれば、
ロックっぽく、声もざらついた発声をするなど、
自由で多彩な声の表現をする人だった。

観光客向けにライブをしていた時期もあるそうで、
MCはこなれていて楽しかった。

時にしんみり、時に楽しくノッて、あっという間の５曲だった。

↓　この歌、聴いたことがあった。　この歌を歌ってる人だったんだな。
「ソランジュ（１番）」　上間綾乃

２番

いい歌だ。　カラオケレパートリーに入れちゃおう♪

ライブが終わって、沖縄料理屋へ。

時計を見るとまだ17時前！（笑）

早いかなとも思ったが、
後のお二人は「盛り上がったら注意しないとこれでも電車がギリギリになる（笑）」
とのことだったので、もう入ってしまった。
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そういえば、今日は３名だが、このお仲間グループ５～６名で集うと、
遠方の人の電車がたいていギリギリになってたっけ。

途中で、今日の参加メンバーの写真を撮り、
関西に引っ越してなかなか会う機会がなくなったお仲間へメールしたり。

あらためて、人とのご縁やつながりって不思議で面白いと思う。

結局この日も６時間くらい盛り上がって解散となった。

朝から染織と沖縄と、好きなこと三昧で過ごした一日！

2012/10/272:55

CD「沖縄の古謡」（沖縄県文化振興会）

来年の沖縄手帳を銀座わしたショップへ買いに行った際に入手した
沖縄イベント情報「箆柄暦（ぴらつかこよみ）」１０月号によると、
沖縄県文化振興会が2006年から取り組んできた古謡の保存と記録の集大成として、
沖縄の古謡342曲を収録したCD19枚、全８巻を発売したそうだ。

祭り歌、祝い歌、労働歌、わらべ歌、遊び歌などを求め、
沖縄県内の各地域に出向いて地元の人々の歌声を録音したようだ。

沖縄県文化振興会のホームページを見ると、
http://okicul-pr.jp/2012/03/strongcdstrong.html

　「これまで各地域で現地録音してきた古謡を２００８年よりCD化してきましたが、
　ついに沖縄本島編、宮古諸島編、八重山諸島編と全巻完成いたしました。
　島々に残る貴重なうたの数々をどうぞ、ご堪能ください。」

とのこと。

CD詳細は次の通り。

　　①「沖縄の古謡　沖縄本島編　上巻」　新譜　２枚組　３，０００円
　　　　　那覇市・糸満市・与那原町・南城市の古謡１９曲収録

　　②「沖縄の古謡　沖縄本島編　中巻」　新譜　２枚組　３，０００円
　　　　　宜野湾市・うるま市・座間味村・栗国島・伊江島・伊是名島・伊平屋島の
　　　　　古謡３９曲収録

　　③「沖縄の古謡　沖縄本島編　下巻」　新譜　２枚組　３，０００円
　　　　　恩納村・本部町・今帰仁村・大宜味村・国頭村の古謡５１曲収録

　　④「沖縄の古謡　宮古諸島編　上巻」　新譜　２枚組　３，０００円
　　　　　池間・狩俣・西原・久松の古謡５３曲収録

　　⑤「沖縄の古謡　宮古諸島編　下巻」　新譜　２枚組　３，０００円
　　　　　城辺・新城・友利・砂川・福中・新里・高野（水納）・伊良部・多良間の
　　　　　４９曲収録

　　⑥「沖縄の古謡　八重山諸島編　下巻」　新譜　３枚組　３，５００円
　　　　　竹富島・黒島・小浜島・鳩間島・与那国島の古謡５９曲収録

　　⑦「沖縄の古謡　八重山諸島編　中巻」　　　　３枚組　３，５００円　　　　　
　　　　　西表島・波照間島・新城島の古謡３３曲収録

　　⑧「沖縄の古謡　八重山諸島編　上巻」　増版　３枚組　３，５００円　　　　　　
　　　　　石垣市（新川・石垣・大川・登野城・平得・大浜・宮良・白保・川平）の
　　　　　古謡３９曲収録

各CDへの収録曲タイトルや地域、申込み・購入方法は、
上記ホームページに詳しく紹介されている。

「箆柄暦」によると、各巻に、収録曲の歌詞と対訳、解説もついているという。

うーむ、欲しいなぁ。　特に八重山諸島編が・・・。

2011/4/220:30

YouTube　「バズくんのうた　唐船ドーイ」

ヨウムのバズくんが、みごとな指笛と囃子を披露。

曲は沖縄民謡の「唐船ドーイ」ってところがすごい！

いやぁ～、参りました！

2011/4/1823:48

満月・竹富古謡のライブ～また会う日まで～

昨年写真展をやらせていただいたヒーリングスタジオ真南風（ma-pai）で、
ナイチャーながら竹富島の種取祭で地方（伴奏係）を務めていた稲垣孝憲氏の
ライブがあった。

ライブ案内、稲垣さんのプロフィール　
　　http://mapai.blog119.fc2.com/blog-entry-154.html

ma-paiのライブレポート　
　　http://ameblo.jp/shi-kaoru/entry-10866209395.html

昨年お目にかかった時は、
単身赴任をしてでも竹富島の古謡を歌い継ぐ役割を担っていく思いをうかがったが、
今回の震災で人生を振り返り、
子どもがまだ小さい今しか過ごせない家族との時間があると気づき、
竹富島は子どもが巣立った後の楽しみにまわして、
今ご本人にとって大切なことを選択する決意をされたのだそうだ。

そんな節目ともなるライブは、
竹富島に古くから伝わる古謡づくしということで、
ライブのスタイルも三線を使わず、銅鑼と太鼓と
稲垣さんが竹富島で録音してきた様々な「島の音」、そしてアカペラというシンプルさ。

ma-paiで様々な講座をやっている人たちや、
竹富島にご縁のある人たち、
私の写真展に来てくださった方々など、
20名に満たない少人数の観客がその時間を満喫した。

泡盛を飲みながら（ワンドリンクつき）、
島の音と唄を聴くという、贅沢なひと時だった。

島の音は、３種類用意されていた。

・朝の音：野鳥やアカショウビンの声
・夜の音：リュウキュウコノハズクの鳴き声
・波の音：「安里屋ユンタ」に出てくるクマヤさんの自宅近くの海で録音

あぁ・・・よく行き慣れた波照間島で聴く島の音と同じ♪

目をつぶって島の音と稲垣さんの唄を聴いていると、
まるで八重山にいるみたいな気持ちになった。

心がワクワク、うれしく、リラックス、そして懐かしさでいっぱいになる。

稲垣さんも解説されたが、
竹富島も波照間島も鳴く鳥の声や虫、生き物の声が
時間帯によって違っていて、それで時間の移り変わりを知ることができるのだ。

八重山の島々の魅力はいろいろあるが、
生き物たちの息づかいを常に身近で感じられる島での滞在が、
私が八重山が大好きな理由の一つなんだな、とあらためて実感した。

ライブが始まる前には、
種取祭の芸能奉納の日に奏でられる「楽（ガク）」という曲が流れていて、
楽しい時間がこれから始まるワクワク感のある演出もニクイ。

唄ってくださった曲目は以下の通り（全てをメモしたわけではないけど・・・）

・「霧下りアヨー」（祝の座で歌われる。自然と島人の寄りどころを歌った唄）

・「安里屋ユンタ」（沖縄民謡はなく原曲全23番）

・わらべ歌数曲（手足を使って、お遊戯体験も(^-^)　）

・「月ぬ美しゃ」（男女両方の子ども向けの夜の子守歌）
・男児むけ昼の子守歌
・女児むけ昼の子守歌

・とぅばらーま（代表的な歌詞２種）

・種取祭の祭唄
　「とぅんちゃーま」（世迎い）、「世乞い唄」（種子取祭）

・「いしゃぎょう船」（安全航海の願いの唄。新造船の喜びを歌っている。アヨーからユンタに曲調が変わる）

種取祭の唄の時間には、
ma-pai主宰で竹富島と深い縁のあるしかくらさんから
昨年の種取祭用に作られたニンニク漬けとタコ、泡盛が用意され、
種取祭本番さながら泡盛を回し飲みしてふるまわれたニンニクをいただいた。

110418_213450竹富古謡の夕べin_ma-pai_s

座開きの唄に始まり、
安全航海の願いの唄でその場にいた全員のこれからの幸を願って終わったライブは、
構成も演出もとてもすてきで、
稲垣さんの響き渡る歌声と場の暖かい雰囲気に包まれて、
こんな少人数で楽しむのはもったいない最高に贅沢で幸せな時間だった。

種取祭に行って、世乞いに参加してみたくなった。

タグ：: 竹富島; 種取祭; 世乞い唄

2011/3/280:16

満月の夜に千葉で竹富古謡の夕べ

昨年10月に開催した写真展「南島写真紀行２」の会場で、
来る４月18日、満月の夜に、竹富古謡のライブが開催されます。

「満月・竹富古謡のライブ～また会う日まで～」

★日時：4月18日（月）19：30～21：30　（入場19：10から）
★場所：からだと心のヒーリングスタジオ真南風　ma-pai
（常磐線馬橋駅東口すぐ）
http://www.ab.auone-net.jp/~ma-pai/　
mixiコミュ　http://mixi.jp/view_community.pl?id=2561551

★唄人：稲垣孝憲
★参加費：2500円（泡盛1杯つき）持ち込みも可
★要予約
予約先：ma_pai＠ab.auone-net.jp 　電話 090-9370-0752

【演奏予定楽曲など詳細】
　http://mapai.blog119.fc2.com/blog-entry-154.html

以下、主催であるma-pai（真南風）の案内ページより。

--------------------------
☆唄者は、おなじみ稲垣孝憲氏。八重山唄に魅せられて、修行歴は約15年。波照間島の後冨底周二氏や白保の仲宗根長一氏、竹富島の上勢頭同子氏に師事。竹富島の種子取祭では、内地人ながら地謡をつとめていました。

☆稲垣孝憲氏は、竹富島での水牛車のスタッフとして、これまで竹富島と本拠地の函館を行き来していましたが、大震災を機に、離ればなれに暮らしていたご家族と一緒に生活をすることを決心され、函館に帰られるとのことです。したがって、真南風ma-paiでのライブは、今回が最後になるかと思います。
--------------------------

稲垣さんの歌声は、一度ma-paiで聞かせていただき、
身体に響き心に染みる歌声だなぁ、
いつか竹富島で聞きたいなぁと思っていました。

残念ながらそれは叶わないままとなりそうですが、
ライブ当日は、会場であるma-paiで
竹富島の風を感じ、古謡を堪能したいと思います。

2010/12/1613:33

奄美豪雨災害チャリティーライブ　ディ！ディ！

奄美大島出身の歌手　元ちとせが呼びかけて実現した、
奄美豪雨災害チャリティライブに行ってきた。

実は私は、彼女が所属する事務所オフィスオーガスタの秦基博クンのファン。
（人生で初めて、ファンクラブなるものに入会した！）

今回はハタつながりの友人から誘いを受けての参加だったが、
奄美の災害についてはブログにも書いたように、
何か自分がやれることをできたらと思っていた。

コンサートの収益金の一部が奄美に寄付されるということで、
入場者2000人はゆうに越えていた大型ライブの参加権を
抽選で見事に当てた友人と、
生ライブを楽しんできた。

（このライブは、リアルタイムで
　Ustream[ユーストリーム：動画共有サービス]で放映され、
　奄美の人を始め、全国で見ることができた）

ライブのタイトル「ディ！ディ！」は、
奄美の方言で色々な意味に使われる便利な言葉のようだが、
「さあ！」という意味もあり、
今回は「さあ！　立ち上がれ！」という想いをこめた、と元ちとせ。

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この事務所、毎年夏には事務所所属アーティスト全員が登場して
５～６時間にもわたるコンサートを行い、
私はそれにここ数年毎年参加していることもあって、
ちーちゃん（元ちとせ）や他のアーティストにもすごく親近感がある。

今回のライブも、急に決まったスケジュールにもかかわらず、
所属メンバー全員が集まり、
また、ちーちゃんのレーベルつながりで、奄美出身である
中孝介（あたり・こうすけ）、カサリンチュも参加。

アーティストそれぞれに、
ライブの趣旨を解釈し選曲した曲を聞かせてくれた。

開催のあいさつとして、発起人となったちーちゃんが、
奄美豪雨があったその日のいつもと違う雨への不安や、急な川の増水、
子どもと一緒に車で移動中目の前で土砂崩れに遭った体験などを話してくれた。

ニュースで見る映像も色々なものを伝えてくれるが、
実際に体験した人の話は、それ以上に心に訴えるものがある。

ちーちゃんは、私にとっては、不思議な魅力をたたえた人。

彼女がステージに立つと、独特の雰囲気がそこに漂う。

彼女が歌っている姿を目に映しながら、
そこには同時に彼女に降りてきている「何者か」の存在を
感じさせるような錯覚に陥ることがある。

別に恐ろしいものではなく、そこから感じるものは、
奄美や自然界に存在している形を持たないもの、って感じなのだけれど･･･。

いや、単に、
彼女が、生まれ育った島に根付く様々なものを肌で吸収してきた結果、
彼女自身となって現れている雰囲気がそう感じさせるだけかもしれない･･･。

旅に出る人を見送り、待っている思いを伝える内容の歌
「ひかる・かいがら」を歌っていた時の彼女に、
二児を持つ母親を越えた人々への「母性」を感じたり、
自分の記憶の中の、
宮古島の神人たちが旅願いをしている祈りの映像・うたを視聴した時の気持ちと
同じような感情を覚えたりしたのだった。

　　ひかる・かいがら：歌詞　　
　　http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND15877/index.html

中孝介クンも好きなアーティストの一人で、
今回初めて生で歌を聞けて嬉しかった！

ちーちゃんと二人で、
互いの苗字をとって「お中元」というユニットも組んでおり、
二人で奄美の島唄を披露してくれた。

奄美も琉球弧の文化があるが、やはり薩摩藩の影響が強いのか、
音楽にも沖縄とはまた違う特徴を感じた。

まず、メロディーの旋律が、沖縄の音階とは違った。
そして、三味線文化の影響か、短調の響きもあった。

それから、初めて気がついたのは、弦をはじく道具が違う！
細い棒のようなものだった!

興味を持って調べたら、「三味線」か「三線」かといえば、
素材や形は「三線」の仲間のようで、しかも沖縄の三線とも違う特徴がある。

「奄美の島唄と三線がよくわかるサイト：奄美蛇皮線」　　
　http://www.kikya.pro.nu/

　奄美三線や奄美民謡の教本情報
　　http://www.nabbie.com/book-amami.html

奄美大島笠利町在住のユニット、カサリンチュ（笠利の人の意味）は、
ステキな歌声と、ヒューマンビートボックス。

JA共済CMソングでもある「あなたの笑顔」は、
このライブの趣旨にもぴったりの歌詞だった。

　「あなたの笑顔」
　　http://gyao.yahoo.co.jp/player/00100/v09956/v0993900000000542456/

本編最後には、
奄美島の結婚式の余興から生まれたユニットの人気曲だという「ディ！」で、
会場のみんなも一緒に声をあげ、親指を立てた手を上げながら、盛り上がり！

　「ディ！」by　サーモン＆ガーリック
　http://amami-life.jp/rekishi/ongaku.html

３時間スタンディング。
身体はきつかったが、ライブならではの楽しい時間を堪能した♪

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タグ：: 奄美

2010/11/510:54

行けなくて残念！　イベント情報２つ

最近入手した、２つのイベント情報。

どちらも、すごくすごーーく興味があるのに、
仕事で時間的に無理だったり、
遠くて物理的に無理だったりで、
行けないのがすごくすごーーーく残念！

両方とも宮古島がメインだ。

１）「宮古の神歌と古謡2010」

昨年に引き続き、２回目の東京公演！

昨年聞きに行って、
臨場感ある生の歌声、その場に満ちた空気感にとても感動した。

今年は次のような方の歌が聞けるようだ。
いずれも非常に貴重な公演となろう。

・最も学術的にも貴重とされる狩俣の神歌の最後の継承者、狩俣ヒデさん
・ほとんど知られていない宮国地区の神歌の唯一の継承者、宮国マツさん
・宮古と石垣の間に位置する多良間島の珍しい古謡や叙事詩を元にした労働歌、ユネークを披露する、浜川春子さん

【日時】2010年12月４日（土）17:00開場　18:00開演
【会場】法政大学市ヶ谷キャンパス内外濠校舎6階薩●（土編に垂）ホール

　詳細：http://mameromantic.com/?p=5644

はぁ～、何でこういう時に限って、夜まで仕事かなぁ（涙）

２）「母たちの神」比嘉康雄展

比嘉康雄氏の宮古島の祭祀の写真を、以前いくつか見たことがある。

神行事に携わる女性達の姿は、
特別な使命を担う真剣で凛としたオーラが漂っている。

神々や自然と島人たちを結びつける仲介者のようであり、
その両方の心を感じることができる存在のようでもあり、
その両方の居住地というか世界を行き来できるような存在にも感じられる。

チラシによると、今回は、比嘉康雄氏が生前に出版のために編纂した
「母たちの神」　－琉球弧の祭祀を網羅した写真郡－を中心とした
展示のようだ。

【期間】2010年11月２日（火）～2011年１月５日（水）　９時～18時
【会場】沖縄県立博物館・美術館　企画ギャラリー１・２

　詳細：http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/topics/detail.jsp?id=572

祭祀や写真に関するシンポジウムもあるらしい。
近くに住んでいるなら、両方聞きに行きたいくらいなのに・・・！

沖縄タイムスの記事によると、展示される作品の数は162点！
見ごたえがあり、学術的にも貴重な資料の公開であろう。
（写真集になること、あるいは東京開催を期待したい）

　沖縄タイムス「祈りと自然　１６２点重厚に　比嘉康雄展
　　　　　　　　島の祭祀　県博で展示　未刊写真集から」（2010年11月3日）
　http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-03_11706/

記事に書いてみると、行けないことがますます残念である・・・

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2011年沖縄風景オリジナル卓上カレンダー　販売中　[詳細]

左から：「沖縄　旅の風景あれこれ」、「sea」、月別カレンダーサンプル

2010/5/90:0

「アンマー」byかりゆし58　~母の日にちなんで~

今日は母の日。

母の日にちなんで、
沖縄在住のバンド「かりゆし58」歌う、
母にささげる歌を紹介しようと思う。

タイトルは、「アンマー」。

沖縄での「お母さん」の意味。
（八重山はまた違いますが）

歌詞が沁みてくる。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND50560/index.html

2009/11/1218:19

波照間島を歌った楽曲　by　森広隆

かつてメジャーデビューしたけれど、
現在はインディーズで自分らしさを追求しているという
シンガーソングライター、森広隆さん。

ファンの間では波照間島好きは有名らしい。

実は、数年前の旅で、偶然ご本人と島で遭遇し、
オリジナル曲のさわりを聴かせていただいたことがある。

そのときに聴いた曲がとてもすてきで、
島にいる友人が結婚した際にプレゼントしたというその曲を
またいつか聴ける機会がないかなぁと思っていた。

ふと最近思い出してネットで探してみたら・・・

・・・ありました！

すてきなラブソングを紹介しましょう。

★「愛に満ちあふれる島」　　【歌詞】／【視聴】

★「pebama」

唯一持っている彼のCD「並立概念」の中にある彼のバラードの代表作も、
波照間島のペー浜を歌ったもの。
大好きな一曲。

【歌詞】／【ダウンロード】

立冬も過ぎた今日この頃、
島で見る夕日は、ニシ浜より
ペー浜やサンゴの打ちあがる浜の方がいい感じになる季節なんだろうな・・・。

2009/7/2122:35

宮古島の神歌と古謡

2009年７月19日、
第25回＜東京の夏＞音楽祭2009
日本の声・日本の音「＜日本文化の古層＞宮古島の神歌と古謡」
　http://www.arion-edo.org/tsf/2009/program/m04/
を聴きに行ってきた。

沖縄から友人（というか大先輩なのだが、なぜか友人）が上京し、
そのまた友人の方と一緒に行くのでどうか？と連絡が入り、
急遽10日前に参加を決めた。

宮古島の神歌については、これまで、

2006年の和光大学沖縄映画祭にて
「ナナムイ／第一章　神歌編」（2003年　比嘉豊光）　を見て、

2008年の　法政大学　沖縄ドキュメンタリー映画際2008　にて、
「ナナムイ／第一章　神歌編、第二章　ユークイ編」
「ユークイ　～祈りの島　宮古・池間編」
「島語り　島の声　～ユークイの島2001」
「島語り　島の声　～狩俣の祭祀は今」を見た。　

いや、正確には「見た」とは言い切れない。
祈りの歌があまりにも心地よくて、
あっちの世界へトリップしていた時間の方が多かったともいえる（恥）

そんなわけで、今回の音楽会こそ、
最後までしっかり聞いてみたいと思って楽しみにしていた。

宮古の神歌や古謡をCD化したミュージシャン久保田麻琴氏の司会と
宮古伝承文化研究センター所長である佐渡山安公氏の解説により、
最年少11歳の少年～最高齢93歳の方まで５組が登場し、
宮古島の様々な地域の神歌、古謡・民謡を歌い上げた。

どの組も魅力的だった。
続きを読む

2009/7/1319:29

知名定男「うたまーい」

日曜日、旅仲間に誘われて、
沖縄の唄者、知名定男さんのコンサート（都内）に行ってきた。

ゲストに、
初代“ネーネーズ”の吉田康子さん、
八重山の若手唄者である鳩間可奈子さんら豪華メンバー。

前半は着物を着て沖縄民謡（古典なのかな？）を、
後半はかりゆしウェアで気楽に新唄などを演奏された。

実はこれまでCD等も持っていなかったし、声を聴いたことがなかったが、
落ち着いたステキな声だった。

手元にある他の唄者のCDには、すごいダミ声の人のもあったりするが、
知名さんの声はいいなぁ・・・。

知名さんの得意分野は「情け唄」なのだそうだ。
う～ん、言葉の意味がわからないのがとても残念。
言葉がわかって唄を聴けたら、
その唄の魅力の感じ方が数段違うのだろうと思った。

続きを読む

タグ：: 知名定男

2008/10/1720:25

クロスオーバー　イン　御茶ノ水フェス

世代を超えたアーティストが
御茶ノ水にて夢の競演

クロスオーバーな音楽に触れる一夜を！

2008/3/89:0

旅の同窓会：唄心薫染

昨秋一緒に旅をした仲間達との同窓会は、
八重山民謡の演奏会と沖縄料理。

石垣島の白保で、三線体験教室にてご指導いただいた時、
その先生から、
「３月に東京で演奏会があるわよ」とうかがっていた。

２日間、会場も演目も変えてのスケジュールだったが、
初日の方にみんなで行ってきた。

　八重山古典民謡保存会　横目博二研究所東京公演
　「謡心薫染(うたぐくるくんせん)」

　　http://www.utagukurukunsen.jp/

会場の北沢タウンホールに約150名ほどの観客が来ていた。
私たちは、前から２列目にかぶりつき。

舞台まで１０ｍあるかないかのところで、
演奏や踊りを目の当たりにさせていただいた。

パンフレットには、ほぼ全曲の歌詞と標準語訳が記されてあるおかげで、
司会の方の丁寧な解説と共に、理解が進み、より楽しめた。

衣装も、演奏者は裾の短い薄手の着物とぞうり、
踊り手も庶民的な格好のものが結構あって、
何だか楽しかった。

照明も、オレンジのライトで夕陽が沈む風景から、
中盤になったら白いライトで月夜になってるし。
なんかいい感じ。

きっと、昔テレビがなかった頃、
こうやって庶民の生活を描いた踊りなどを披露しあっては
みんな盛り上がったのだろうなぁ～なんて考える。

白百合クラブの、昔なつかし昭和歌謡もあり
（最初はご本人たちが来たのかとびっくりしたが、
　若手唄者たちのコピーバンドでした）
「ここは、石垣島ですか？」って錯覚しそうだった。

抽選会では何も当たらなかったけど、
白保の朝市で売られているオバアが作ったアダンのぞうりや
エイサー太鼓の携帯ストラップ、
そして、なんと、三線セット（小道具、ソフトケースつき）！という
豪華商品まで登場！

あたたかみのある、至れり尽くせりの
アットホームな演奏会だった。

通えるところだったら習いたくなりそうだ。
お仲間も、同じような事を言っていた。

演奏会の後は、おいしい沖縄料理で盛り上がり！
料理から、そば、デザートまで、一通り楽しんで、
おなかがいっぱい。

旅のこと、日常のことなどで、12時くらいまで盛り上がってしまった。
みんな無事帰れたのかしら？

もう次の同窓会の日程まで決まってしまいました。

次回は全員揃いたいし、
もう少しゆっくりと語り合いたいよね～。

タグ：: 唄心薫染; 横目博二研究所

2007/11/260:56

BEGIN in 新宿コマ劇場

突然ですが、

　BEGIN　アコースティックライブ　2007　～　らいぶ　いず　往来（オーライ）～
　新宿コマ劇場　11月24日（２日目）　

に行って参りました。

「突然ですが」って、そう、自分では全く予定していなかったのですよ。

遡って一週間前、沖縄つながりのお仲間が、
発作的にライブチケットをオークションで競り落とし、
一番に顔が思い浮かんだと、お声掛けいただきました。
ありがたや～

BEGINは、ベストアルバムくらいしか知らないのですが、
そのアルバムはいいなーと思っていました。

今年の「うたの日コンサート」の日、沖縄本島の会場のすぐ近くにいたのですが、
他の予定があって聞きにいけず。残念ではありました。
（道路が大渋滞していてビックリしました！）

なので、こんなひょんなことから、BEGINのライブに行けるとあり、
予定が空いていたのがラッキーでした！！

ガンガンうるさい、アーティストが小指の先くらいにしか見えない
大きな会場のコンサートはあまり好きでないのですが、
今回は、2000名程度の会場でのアコースティックライブと知り、
楽しみにしてました。

さて、当日・・・

なんと、前から10列目以内という、すごいいい席！

私もカラオケでよく歌う「防波堤で見た景色」でオープニングなのがうれしい。

この曲が、BEGINをもっとよく知りたいと思ったきっかけになった曲だ。

一昨年だったか、八重山の旅で、
石垣島の根間楽器に立ちより、沖縄レーベルの面白い音源はないかな？と物色し、
八重山民謡のカセットテープ（渋すぎ！）を買ったのだが、
その時に店内に流れていて、そのサビのメロディーと歌詞が、
ふと私の心に入り込んできたのがこの曲だった。

「誰が歌ってるんだろう？」と思ったら、カウンターにBEGINのCDが。
それまで、「恋しくて」と「島人ぬ宝」くらいしか知らなかったのだが、
地元に戻って、TSUTAYAにすぐ走り、ベストアルバムを借りたっけ・・・。

　

コンサートが終わった後から知ったことだが、
今回は、約２年ぶりの本格的なライブだったようで、
しかも、約10年ぶりにサポートスタッフをつけない、
本当に３人だけのアコースティックライブだったとか。

たった３人でも、３人とも、数種類の楽器をこなし、
曲ごとに雰囲気が変わってとても楽しい。

ボーカルの比嘉さんなんて、
洗濯板にミニシンバルとシンセドラムみたいなのを合体させた
自作パーカッションでリズムを刻みながら歌っちゃうし。

三線やアコーディオンも登場し、
３人なのに、いろんな音色のステージ。

コーラスも美しく重なって・・・私好みでございます。　くーーーっ、良かった！

BEGINのコンサートは初めてだったが、
新宿コマ劇場という演歌の殿堂みたいな場所は、
彼らにとっても特別意識する場所であったようで、
しかも、DVD撮りのためのカメラも数台入ってるしで、
きっとこれは、いつもと違う緊張感や気合があるのだろうな、というのが、
トークや歌から伝わってきた。

ステージは、渋い曲もあれば、ユーモラスな楽しい曲もあり、
笑い、踊り、そしてハートに染みて涙することもある、
心豊かなひと時だった。

びっくりしたのは、小さい子どもさんや、熟年世代など、
幅広いファン層がいて、子どももコンサートに来ているってこと。

彼らも慣れた様子で、
MCの途中で子どもの声が響いたら
「あ、長いよね」「退屈してきたね」と上手に受け止めていた。

きっと、地方の文化会館や体育館などでも、こんな感じなんだろうな。
もっと小さな島などの公民館なんかでも、彼らなら楽しんでやるんだろうな。

歌の内容も、人と人のつながりや、故郷のことなどを歌った曲もけっこうあり、
彼らが、歌で、音楽で、
地域やあらゆる年齢の人を元気づけようとしているようなイメージを抱くと同時に、
昔の戦時中の八重山で、
歌で人々を元気づけようと自費で慰安コンサートで島々を回っていたという、
宮良長包の姿と重なった。

　　宮良長包の映画「えんどうの花」についての日記

なんか、応援したくなった。

今年は、「呼ばれたところに行く（求められたところに行く）」と決め、
北海道の僻地や、内地の小さな島の学校の体育館などにも出向いて
コンサートをしてきたそうだ。

このコマ劇場は、当初は予定はなく追加公演だったようで、
「みなさんが、ここに連れてきてくださった」と彼らは語っていた。

語りの端々から、彼らにとって節目の年であり、
何か新たな決意のもとに始めたツアーだったような印象が伝わってきていた。

　　こんなことがあったのね・・・
　　http://music.jp.msn.com/interview/94_1_1.htm

　　彼らが本当にやりたい方向を見つけた、そんな印象を持った。

終わりごろには、比嘉さんが感極まって涙ぐんでいる様子もうかがえた。
彼らにとっても、意義深いステージだったようで、
ラストには「忘れられないステージとなった」と語っていた。

そんな、貴重なひと時を、彼らと共有できてよかったなーと思った。
お声がけしてくださったお仲間に、感謝感謝、だ。

タグ：: BEGIN; アコースティックライブ

2006/3/170:5

消音装置つき三線、10万円からですと！

琉球新報によりますと、

都内などで躍進している三線教室クイチャーパラダイス代表の仲本氏考案による
消音装置つき三線が、発売されているのだそうです。

三線の胴（とう）の内部に付けた消音装置で共鳴を抑えることで、
夜中やアパートなどでの練習も気兼ねなくできるというもの。

なるほど、いいですなー！
と、私なんて思ってしまう。

三線・沖縄民謡を習いたいけれど、
音の近所迷惑が気になってなかなかふみきれないもの。
（あと、月謝と時間の確保も課題だが）

で、なんとその三線、お値段10万円からですと！!
クイチャーパラダイスで取り扱ってるとのことです。

ううむ・・・さすがにいいお値段しますなぁ。

もっと簡単な装置でいいのであれば、こんなのもありますけどね。
手始めは、1000円以内で買える、こういうものからかもいいかも？？

練習用サイレントこま

消音うま

忍駒（消音ウマ・静音ウマ）

2006/2/2823:34

鳩間ファミリーライブ　in　六本木

27日の夜は、起業家のお仲間たち４人での、
「沖縄民謡ライブの夕べ」でございました。

島唄楽園にて、鳩間島の芸達者な一家、
鳩間ファミリーのライブに行ってきました！

石垣島にて「芭蕉布」という民謡酒場を経営されている一家、
両親、兄・妹の４人家族によるライブです。

女性の唄者の生演奏を聴く機会が少ないので、特にそれがとても印象的でした。

看板娘の鳩間可奈子さんの歌声は伸びやかで、お母さんの歌声もまたすてき！！

演奏が始まる前に、
事務所をプレオープンさせた９３さんと、昨日の私の誕生日もあわせて、
お仲間のみなさんに乾杯していただきました。

ありがとうですーーーー。

＆このお店は、誕生日の人には特典があるとか聞いたことがあったので、
ダメモトで、お店の人に「昨日誕生日だったんですが」と言ってみたら
名前を聞かれました。

で、一回目のライブが始まり、
飲み物だの食べ物だのまだオーダーしている時に、
MCでどうも誕生日の話をしてるなーと思っていたら、私の名前が呼ばれました。

おっと、これが特典ですかぁ！？と立ち上がったら、
鳩間ファミリーのみなさんの演奏とライブ聴きに来ていたお客さんから
「Happy　Birthday」の歌をいただきました♪

照れくさかったり、自分から言ってあつかましいなとも思いながら、
言ってよかったなぁ！うれしいなぁ！とhappyな気分に！

それで終わりかと思ったら、なんのなんの。
「では、踊ってもらいましょう！」と言われ、
何の曲かわからなかったけど、調子のいいメロディーが流れ、
カチャーシーが始まりました。

踊りなれているお客さんたちはどんどん席を立つ。
私も出ないわけにもいきませんですよね。
ってなことで、カチャーシーの列に参入。

うれしはずかしカチャーシーで、客席を練り歩く。

ふと後ろを振り向くと、一緒に飲んでたお仲間も後に続いて踊っている。

・・・なんか、うれしい、たのしい、ハッピーです♪

みんなで、楽しい気持ちを共有するっていいなーと、
あらためてしみじみ感じさせていただきました。

演奏タイムは計４回。
八重山民謡、島唄などが中心ですが、
途中、可奈子さんのアルバム曲のコーナーもあり。

可奈子さんご本人曰く、ファミリーでライブはすることはあっても、
自分のアルバムのライブはめったにやったことがない。
とのことで、とても貴重なひとときでした。

方言でアリガトウを意味する
「NIFAI-YOU（ニファイユー）」という曲にはやられました。

　故郷離れて暮らしているけど、
　自分の生まれ島にありがとう、

っていう感じの歌詞に、可奈子さん本人が泣いちゃう前に、すでに涙じわじわ状態。

・・・なんですかねー。
私、故郷離れるって歌詞に弱いんですよ。
唱歌「ふるさと（兎追いしかの山…）」や
ビギンの「島んちゅの宝」とかも、歌うと必ず涙ぐむですよ。

いやいや、いい歌でした。

八重山でポピュラーな「トゥバラーマ」を
ポップス調にアレンジした「「トゥバリャー」も
アレンジカッコイイし、彼女の声は伸びやかですてきでした。

「月ぬ清しゃ」もすばらしい！

ギターでもって一緒に演奏されたアーティストの方々もよかったです。

途中、さらに２回ほど、カチャーシーを踊って楽しませていただきました。

休憩タイムにお客さんの一人が、

　「誕生日の人ですよね！
　　こんなにたくさんの人に祝ってもらえたのだから、
　　今年はいい一年になりますよ！」と

声をかけてくださり、ほんと、きっとそうだなーってありがたく思いました。

佳境に入ったライブは、鳩間島の小学校校歌まで登場し、
一瞬、六本木のど真ん中であることを忘れるくらい、アットホームなライブでした。

すてきな仲間たちとすてきな音楽のひととき、美味しい料理に楽しいおしゃべり・・・

このうえもない幸せなのでございました。

ともにすてきなひとときを過ごした全ての人に、
ニファイユー！！

2005/5/2822:37

大島保克インストアライブ

昨日になりますが、新宿タワーレコードでの石垣島の唄者・大島保克さんインストアライブに行ってきました。

今、沖縄の方では人気上位にランキングされている３年ぶりのアルバム大島保克／「島めぐり」の紹介です。

ライブには、サポートに、アルバムにも参加している同じく若手唄者の鳩間可奈子さんも参加。

アルバムではさまざまなアーティストが参加してアレンジされている八重山民謡ですが、今日は、三線２本と厚みのある音に、互いに合いの手を入れたり掛け合いながらの見事な歌。

三線のみでの弾き語りバージョンっていうのも渋かった！

二人とも、ノビノビした若さあふれる声でよかったです。
やっぱりナマ演奏はいい！

若手が伝統を引き継ぎながら、新しい試みもしているのは、素敵なことだと思いました。

大島保克　他の作品

2005/5/422:49

彩風（AYA-KAJI)

昨日～５日まで川崎のラ・チッタデッラで行われている、「はいさいFASTA2005」に、昨日ふらりと行ってきました。

昼間、築地で仲間たちとおいしいランチをゆっくり食べてからの移動だったので、着いた頃には16時前になっていました。

沖縄民謡の生演奏を聞きたかったのですが、昨日の民謡タイムはすでに終了。
残念！

ちょうど、彩風（あやかじ）というグループのライブタイムだったので、せっかくだからと聞かせてもらいました。

配っていた案内によりますと、４人組ユニットで、ピアノ、ギター、プログラミングの３名は男性で東京に住み、ボーカルの仲田かおりさんだけが現在も石垣島在住なのだとか。

2003年、BEGINのカバー・アルバム、「琉歌～BEGIN　SONGS」でデビューしたのだそうです。
やさしい伸びやかな歌声を聞きながら、しばしゆったりした気持ちに浸らせてもらいました。

「黄金の花」、いつ聞いてもしんみりします。
「月ぬかいしゃ」、今風のアレンジがされており、三線で聞く民謡とはまた一味違ったいい感じでした。

彩風のCD

＊沖縄物産コーナーもあるとの事前情報に期待していきましたが、
　全体的に思ったよりも規模が小さかったです。
　じっくり・・・という感じではすごせなかったですね。残念ながら。
　
　物産コーナー、珍しいところでは、マングローブの若苗など
　珍しい植物もけっこうあったのですが、
　気候が違ったら育てるの難しそうだったので断念しました。

　わしたしょっぷオリジナルの「月桃アセロラティー（ペットボトル）」
　というのを買ってみました。（まだ飲んでない）
　あと沖縄そばなどの露天コーナーで、
　揚げたてサーターアンダギーを買って帰りました。

　ライブやBEGINのフィルムコンサートお目当てだとゆっくり過ごせるのかな。
　それとも、エイサーや民謡タイムになどにあわせて行けば、
　また印象が違ったのかも・・・。

2004/11/122:15

石垣金星さん

石垣金星さんは、西表島在住の八重山民謡の歌い手。
今日、都内の沖縄料理屋さんでライブ中。
一昨日は横浜でも演奏会があったそうです。

あぁ～行きたかった。けど、行けなかった。

一度、あるイベントでその歌を聴いたことがありますが、
なんともしみじみしてよかったです。

西表島の民謡は、
琉球の王よりもむしろ、
島の海や自然、神様、生き物、人々に奉げられる詞が多いと
石垣さんは解説してくださっていました。

その時の演奏会では、歌の前に歌詞の意味を語ってくださったのですが、
神様や生き物たち、自然、人々などと、
すべてつながって暮らしている「心」があるのだなぁ
という印象を持ちました。

金星さんは、エコツーリズムやリゾート反対などの活動もされているそうです。

奥様は染織家の石垣昭子さん。西表島で紅露工房を開いておられます。
「地球交響曲　第５番」に、ご夫婦で登場されていますよ。

★地球交響曲　公式サイト

★石垣金星さんのCD：

真南風(マーパイ)

2004/7/2322:57

CD：「はてるま」後冨底周二

来ました来ました。待ってました！
注文してから16日目にしてやっと届きました。

後冨底周二（あとふそこしゅうじ）さん、波照間島出身の八重山民謡歌手。
島の行事では地謡（じかた）という歌・三線の役を担当されるとか。

三線と笛だけのシンプルな伴奏に乗せて、波照間島を題材にした歌が続く。

途中、島の波の音が挿入されているところは、
歌詞カードの浜辺の写真を見ながらボーッとしてしまう。

月や満天の星が照らす浜辺で、
または、風通しのいい瓦屋根の下で泡盛飲みながら、
ナマで聴いてみたいものです。

2004/7/1123:26

CD：「沖縄の歌　決定盤」

沖縄の歌決定盤

　島唄　ウチナーグチバージョン
　黄金の花
　十九の春
　安里屋ゆんた
　てぃんさぐぬ花
　ハイサイおじさん
　花

などポピュラーな曲がもりだくさん。

沖縄フアンの先輩に借りてコピーさせてもらいました。
「ユイユイ　ウチナーグチバージョン」が聞きたくなって。

実はポンキッキで大ブレイクしたことを知らずに、２年ほど前に初めてこのCDを聞かせてもらって…はまりました。

聞いてしばらくの間、
♪ユイユイユイ　ユイユイユイ　ユイマール～♪
のフレーズが頭を離れませんでした。

「ユイマール」は
沖縄の方言で「相互扶助」「助け合い」を意味するとか。
いいですね。こういう精神。

2004/7/522:22

「Rainbow Movement」　喜納昌吉&チャンプルーズ

Rainbow Movement

一番のオススメは、
ザ・ブーム宮沢和史の作品、「愛は私の胸の中」。

2002年、名護で「ツール・ド・おきなわ」という自転車イベントに参加しました。
大会後、那覇に移動して、
同行したお仲間おすすめの「喜納昌吉&チャンプルーズ」のライブへ。

その一発目が、「愛は私の胸の中」でした。

喜納さんの心の底から想いを込めたような歌い方と、心に響く歌詞に、
「いい歌だ～」としみじみ聞き終え、オットやお仲間たちの方へと振り向いたら・・・
自転車野郎たちの目が赤い。

みんなの心の琴線に触れてしまったようです。

ライブ終了後、思わず「最初の曲の入ったCD下さいっ！」とその場で購入。

個人的には、CDよりライブで聞いた方がビンビン響いたな。

＊そのライブ、最後はカチャーシーでリスナーも舞台へ乱入！

　あっけにとられてボーッとしていた我々も、お店スタッフのお姉さんに手を引っ張られ、
　気がついたら、立ち上がって見様見真似で両腕を振っていた。

　おそるべし、カチャーシー・・・

2004/7/221:16

「ビギンの島唄～オモトタケオ2～」　BEGIN

ビギンの島唄~オモトタケオ2

石垣島出身のグループ。
普通のポップスもいいけれど、
ふるさと沖縄民謡テイストがたっぷりの楽曲もまた違ったよさがあります。

「島人(しまんちゅ)ぬ宝」
　　…沖縄本土復帰30周年イメージソング
　　ふるさとは大切にしないとねぇという気持ちになる。

「くにぶん木の花」
　　…ふるさとの母親を慕う歌
　　いい歌です。

　　ウチナーグチ独特の柔らかい言葉のこの歌を、　　ヤマトグチの訳詞を見ながら聞くと、
　　よけいにシミジミします。
　

「オジー自慢のオリオンビール」
　　…あはは！楽しいよね。好きだな、こういうの。

（１枚目はまだ聞いてないのです）

2004/6/2821:48

「南風」　夏川りみ

石垣島出身。幼い頃から地元のど自慢大会で名を轟かせてきた実力派。
「涙そうそう」でその存在を知り、アルバムを聞きたくなった。

よく通る澄んだ優しい声。

「童神（わらびがみ）」
「てぃんさぐぬ花」
「涙そうそう（ウチナーグチ・バージョン）」

など、心に沁みる歌がたくさん。

南風

2004/6/2017:56

美ら歌よ～沖縄ベスト・ソング・コレクション

美ら歌よ~沖縄ベスト・ソング・コレクション~

　[曲目]
　1.涙そうそう(夏川りみ)
　2.島人ぬ宝(BEGIN)
　3.安里屋ユンタ(おおたか静流)
　4.ティンサグの花(普天間かおり)
　5.かりゆし(平安隆)
　6.ハイサイおじさん(喜納昌吉&チャンプルーズ)
　7.ミルクムナリ(日出克)
　8.片手に三線を(ディアマンテス)
　9.南の島(インディーズ・ヴァージョン)(bkoz)
　10.芭蕉布(普天間かおり)
　11.なりやまあやぐ(平安隆)
　12.島唄(加藤登紀子)
　13.イラヨイ月夜浜(BEGIN)
　14.花(すべての人の心に花を)(おおたか静流)
　15.さとうきび畑(森山良子)

買ってしばらく、何度も何度も繰り返し聞いたのが、bkoz（ビコーズ）の「南の島」。

　♪南十字星　ふたりで見に行こうよ
　　君と一緒なら　どこへでも・・・♪　　　・・・遠い目。

はい～、今回（2004夏）は先遣隊一人旅ですけどね。
しかも、南十字星の見えないシーズンです。
次回はオットとともに、ぜひ。

「安里屋（あさどや）ユンタ」「涙そうそう」は、
時々行く沖縄料理屋で、常連さんの三線の伴奏にあわせて一緒に歌うのが楽しいのだ♪

夏川りみちゃんは、「童神（わらびがみ、アルバム「南風」収録）」がいいっ！