ゴケドロリのblog

映画『液体未亡人ゴケドロリ』製作準備委員会委員長のマスダが送る、身の程知らずなブログ。

オリジナルホラー『液体未亡人ゴケドロリ』映画化に向けて孤軍奮闘、悪戦苦闘、七転八倒を繰り返しています。

ついに最終回! 原作小説が終了しました!!


「液体未亡人ゴケドロリ」が終了した(完結ではない)。


 だれに頼まれたわけでもないものを、よくぞここまで書いたものだと思う。
 自分はやっぱりオリジナル志向の強い書き手であることを、執筆を通して再確認した次第だ。


 しかしオリジナルは危険だ。当たるかどうかわからない。
 わからないものに協力してくれるものは少ない。
 私マスダに対する知名度や信用も無論あるだろう。
「液体未亡人ゴケドロリ」の映画化は果てしなく険しい道のりであることは確かだ。


 そんなことはやる前からわかっていたけれど、ひとは目標なしには生きられない。
 作家にとっての大目標はオリジナルを発表して大当たりをとることではないだろうか?


 だけど、脚本家のなかにはそうでないひともいるようで、過去の話になるがオリジナルプロットが勝負の特撮番組のオファーを蹴るひともいた。
 そのひとの言い分によれば、まず提出したプロットが通らなければ脚本には進めないわけで当然ギャラも発生しない。
 それよりは有名マンガの原作をアニメにする脚本を手がけた方がいいという。


 確かにその方が「食える」し、ある程度のヒットも約束されているから円盤の印税も見込めるだろう。
 傍らにそういう仕事を押さえておくことは必要だし、否定はしないがそのひとの作家としての魂はそれで満足なのだろうか?


 前回、断食道場にいった話をしたが、相部屋になったオジサン(女子高の教師)が私の職業をきいてきたことがあった。
 私はそのとき小説を手がける前だったから正直に「脚本家です」と名乗った。

 当然、次は「どんなものを書いているんですか?」という質問だろうと思い、答えを用意していたら、そういう流れにはならなかった。
 オジサンはいった。


「それって儲かるの?」


 卑しくも高校の教師たるものがそんな俗物でいいのか?
 と、あきれたが、これが世間というもんだろうな、と思い直した。
 そのオジサンは教育に情熱を捧げるつもりなんて毛頭なく、安定と名誉というふたつの実利を求めて教師になったクチだろう。


「カネ儲けと健康だけが人生の最大関心事」
 といった姿勢にケチをつける気持ちはなく、私もカネはほしいし健康になりたいと思っている(だから断食道場にいったのだ)。


 だけど、それだけでは満足できない厄介な魂を持っている。
 俗にいう業というやつだろう。
「夢は呪いに似ている」といったのは「仮面ライダー555」の作中だったか?
 に合わないといって切り捨てることができるのは呪いにかけられていないものだろう。
 呪いにかけられたものはそいつと一生付き合っていくしかない。
 例えその先に破滅が待っていたとしてもやらずにはいられないのだ。
 溺死するとわかっていながらもカエルを刺したサソリのように(詳しく知りたいひとは映画「クライングゲーム」を観てください)。


 原作小説が完結しました。
 
FC2小説『液体未亡人ゴケドロリ 終幕』


 ご愛読ありがとうございました(ぺこり)。

原作小説の最終章がスタート!!


 さて、そろそろこのプロジェクトの原作小説も終わりに差しかかってきた。
 ブログも小説も去年の10月から始まり、今年の6月まできてしまった。


 ……とはいっても別にさぼっていたわけではない。
 本当だったらささーっと書いて、3ヶ月ぐらいで済ませてしまうこともできたけど意図的に伸ばしてきたのだ。


 すぐ書いてすぐ終わってしまったらだれも覚えてくれない。
 更新ペースを緩やかにしてツイッターで連日告知する。
「こいつバカなことツブヤイてるなあ」
 と苦笑しながらリンク先をクリックorタップしてもらえないかと切なる願いを込めていたのである。


 その試みが功を奏したかどうかはわからない。
 わからないが、最終章にあたる本章はそんなにページを割かないつもりだ。
 もう終わりがみえているので短くサクッと書いて閉じる予定である。
 なので、もうしばらくお付き合いいただきたい。


 さて、今回は趣向を変えて私マスダがその昔、断食道場にいったときのハナシをしたい。


 ある日、所属する作家団体の定期健康診断を受けた私は、医師から「中性脂肪が多すぎますね」と、いわれた。
 作家というのは慢性的なストレスを常に抱え、不規則な生活を送っているバチアタリな人種である。


 例えわずかな期間でも規則的で健康的な生活を送れば、心身両面からリフレッシュできて、その後の創作活動にもいい影響が生じるのではないかと考えた私は、かねてから気になっていた断食道場にえいやっと気合いをこめて申し込むことにした。


 申し込んだのはスタンダードな一週間の断食コース。
 とはいっても、一週間まるまる断食するのではない。
 完全断食は三日間ほどで、徐々に食事を減らし徐々に増やしてゆくメニューだ。


 ……というわけで、若干の不安(空腹に耐えかね、うどん屋に駆け込んだところ、道場主に見つかりボディにパンチを食らうといった杞憂)を覚えながら私は東京を後にした。


 伊豆高原にあるその道場は板張りの床に仏像があるような古式ゆかしいスタイルではなく、現代的なコテージ風の宿泊施設であった。


 で、そこに足を一歩踏み入れた私は嬉しい誤算に見舞われた。
 なんと参加者30人のなかで男は私を入れて3人のみ。
 27人もの女性に取り囲まれることになったのである。


 まあ正直、女性参加者の方が多いだろうなぐらいに思っていたのだが、ここまでとは!
 それも20代から30代の女性が大半をしめ、スタイルもプロポーションもいい人ばかり(なかには残念なひともいるにはいたが)。
 別に断食なんかしなくてもいいんじゃないか……と思ったひとばかりであった(すんげー美人のスチュワーデスもいた! 出会いがないとお嘆きの男性諸君はいますぐ断食道場に申し込んだ方がいいかもしれない)。


 人見知りで愛想の悪い私でも一週間もいれば親しく話をする女性もでてきて、私は思いきって彼女たちに参加理由を聞いてみた。
 彼女たちが口を揃えていうには、「ダイエットよりも女性特有の健康不良をなんとかしたい」ということだった。
 つまり、貧血や便秘、生理不順なんかだ。


 また彼女たちは職場の環境や人間関係に悩んでいてそのストレスが体の不調につながっていることも自覚していた。


 なるほど、ストレスにさらされているのはおれだけじゃないんだなあ……と今更ながら気づかされた次第である。


 基本、その断食道場は仏門系と違って修行的なものは一切ない。簡単な体操とマッサージのあとはただ寝るだけである。
「時間を持てあますのではないか」
 と危惧していたが、そんなことはなく、昼間は高原の心地よい風に吹かれて午睡を堪能した。
 なにもしないことがこんなにも心地よいものか、初めて知った幸せといっていいだろう。


 さて、断食の成果だが一週間で7キロやせることに成功した。
 通販番組のモニターなら、その場で「やったーっ!!」と飛び跳ねる場面である。
 だが……


 案の定、リバウンドした。みるみるうちに参加前の体重にもどってしまった。私はそのとき、経営コンサルタントを名乗る男性参加者の一人がいった言葉を思いだした。
「一番効果的なダイエットは刑務所に入ることですよ」


 そういってニヤリと笑った顔がいまでも脳裏に残っている。


 原作小説を絶賛(?)公開中!!
 
FC2小説『液体未亡人ゴケドロリ 終幕』
 読んでね。


 映画「液体未亡人ゴケドロリ」製作準備委員会
 委員長 増田貴彦


 もう一人の男性参加者は女子高の教師(オジサン)でした。
「羨ましい」っていったら、
「あんなヤツら……」と吐き捨てるようにいってたのが印象的だったなあ……。


ゴジラアイランド創作秘話 ガイガン編PART2

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――というわけで前回のつづき「ガイガン編PART2」をここにお届けする。


 私マスダはガイガンが好きだ。シャープなフォルムにソリッドなデザイン。不敵な面構えのモノアイもカッコいい。
 残念ながら映画本編ではそれ相応の見せ場を与えられなかった。
 AVでいえば単体女優並の色香を誇るというのに……(単体女優モノってそんなに見ないですけどね)。


 まあ、そんな表現が適切かどうかは措くとして、私はなんとしてもガイガンを「単体怪獣」として特別にフィーチャーさせたかった。
 そこで参考にしたのが黒澤映画「椿三十郎」の一騎打ちだ。
 ラストシーンの対決の間合いをながーくとって、視聴者の興味を引きつけようと考えたのだ(さすがに血ドバーッは無理だろうと自主規制しました)。


 ガイガン編は極めてシンプルな構造でありながら怪獣のキャラ付け、ギャグ、パロディ、テンション等、すべてがうまくいった佳作ではないかと思う。
 不遇の天才作家マスダだけがなし得る奇跡の一作といっても差し支えないが語弊はあるに違いない。


 ……それはまあ、冗談として(半分本気)、まだ未見の方のため、ネタバレはしないでおくが、ガイガン編ラス回のゴジラの新必殺技についてちょっとしたやりとりが東宝本社であったと後できいた。


 東宝上層部「ゴジラの××を××るとはけしからん!」


 つまり、公式の設定に違反するというのだ。
 しかし東宝側のゴジラアイランド担当プロデューサーが、脚本を読んでいたく感動し、


「この素晴らしいアイディアはぜひ採用すべきです。この私の一命に替えましても――グサッ!!」


「うっ、こやつ腹を切りおった。そ…そこまでして……わかった。おまえの覚悟は無駄にはせん、無駄にはせんぞォォォォ!」


 このような経緯でゴジラの××を××ることができたのである(誇張はあるが基本ノンフィクションでお届けしております)。
 でもそれは今回だけの特別措置ということで、以後、ゴジラの××を××ることはかなわなくなった(後にルーカスが言い訳のような説明をしている)。


 次は多分モスラ編だと思うが、ギャグは控えめにした記憶がある。モスラの親子劇なのでシリアスにならざるを得なかった。
「そこでギャグ挟んでくるか!」といった意外性はないけれどもモスラ親子の切ない情愛を感じていただければ幸いである。


 ……と、ここで恒例のCM。
 
FC2小説『液体未亡人ゴケドロリ 第四幕』絶賛(?)公開中!
 さあ、みんなで読もう!!


 最後に一言。
 ありがとう東宝側プロデューサー。私マスダはあなたのことは一生忘れない……でしょう(多分、まだ死んでないと思うけど)。


 映画『液体未亡人ゴケドロリ』製作準備委員会
 委員長 増田貴彦


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