ごきげんよう

「ごきげんよう」のブログの始まりは日常の記録をすることだったが、 2023年8月からは介護の記録が中心になりそうである。

カテゴリ:シニア > 断舎利

大型連休前後の葛岡処理場は、道が渋滞するほど込むらしい。連休前後を避けるつもりではいたが、親戚のことで忙しくしていて、処理場へ行くのがのびのびになっていた。今日は気持ちの良いお天気。明日から雨とのことなので、葛岡へ行くのを先に延ばしたくない。
ここ1週間で街路樹や山の木々の緑が濃くなってきた。
アメリカハナミズキの花


2017hanamizuki

今日、土を出したプランターや花台・縁台などを葛岡処理場へ運ぶことにした。
さて、持ってゆくのにちょっと迷ったのは、傘立てにしていた甕とトレリス。玄関内にもうひとつ傘立てがあるので、処分することに決めた。トレリスは使えるがもう錆びているし、他にもあるので処分することにした。
kame
車に詰め込んだ写真

 haiki-kuruma

処理場では、私の前の車は1台のみ。後ろの座席の窓を開けて、処理するものを確認してもらう。
傘立ての壺は、処理できないとのこと。
受け取るかどうか、一応中の人に頼んでみて下さい、と言われた。
持ち帰る場合は、布にくるんでハンマーで甕を崩して家庭ゴミで処理して下さい、と教えてくれた。

幸運なことに甕を受け取っていただけた。嬉しい!
庭の物を減らして心が軽くなった!
帰り道は中山のイオンに寄って、観音様のお顔を見上げる。
建立されてから、ずいぶんたっているのに白くて綺麗。
我が家も綺麗にしたい。

kannnonsama

 

家のベランダの修理で職人さんの出入りがあり、断舎利が一時中断した。
さらに期せずして家の外壁の塗装と樋の交換まですることになった。工事には足場を組むので、外壁から1mは余分なものを片付けなければならない。家の修理に大金を払うことになるので、外側が綺麗になるだけではなく付加価値も付けたい。この工事を好機と考え、庭の物を断捨離することにした。

使っていない素焼きの鉢がゴロゴロ積み重なっている。素焼きの鉢だけでも25ケぐらい。素焼きの鉢は口径10㎝以内のが多いが、これらの鉢を使って、いろいろな花を植える体力はもうない。
処分しようと重ねると重~い。口径30㎝の素焼きの鉢もあるが、それも重くて、もう使わない。 正確に言うと使わないではなく、使えないのである。

素焼きだけでなくプラスチックの鉢も汚れているものや長さが30㎝以上の 長方形のプランターも処分することにした。処分する際、土や軽石はゴミに出せないとのことで、捨てると決めたプランターの土や軽石を、いちいちフルイにかけて分けた。
hati


土は庭に入れたり、これからも花を植えるかも知れないプランターの土として使うつもりで、取って置くことにした。フルイを使うのに、直径40センチの丸いプランターを使うとスムーズに作業がすすんだ。 結局、汚れていてもプラスチックの丸い大きな鉢は残すことにした。

増やすのは少しづつ増えていったのだが、捨てるのは大変な仕事。1~2時間作業をすると、疲れはてて、お昼前でも、昼寝をしなければもたない。これらの作業に1週間かかった。イッキにはできません。肩こりがひどくて、背伸びをしたり腕を回したり、なにもしない年上の夫より私は過労で先に死にそうである。

成果は、仙台市のゴミ袋大2ケ、中3。鉢の数から言えば、三分の一は減ったようだ。
そうだ、自分の励みのために断舎利をしたゴミ袋の数を記録したおこう。
前回の二階台所処分の大袋1ケ。(シーツやカバー類や洋服などの雑巾にできない綿以外の物)

2017年断舎利合計:ゴミ大袋3、中袋3

捨ててばかりでは楽しくないので、きたないジョウロ(右)を捨てる事にして、新しいのを買う。
jyouro

途中、気分転換を兼ね、泉パークタウン桂を散歩。
するとまあ、桜は桜蕊になっていたが水芭蕉 がちょうど見ごろ。
いままでは早すぎたり、遅すぎたりとグッドタイミングに当たらなかった。

IMG_4718
水芭蕉が歩いて行ける所で見られるなんて、幸運。
本当は車で「お出かけ」したいのだけれど、旦那さまは出かけるの嫌い!!


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 70代以上の数人の友が言っていた「60代はまだ若い。70代になると体力が目に見えて落ちてきて、できなくなることが加速して減ってゆくわよ」と。年齢としての老いだけではなく、私と同年齢(60代後半)の人と比べても体力のない私はあせる。70代の体力の減退の恐怖にあせりを感じた私は、今年と来年は断舎離年にしようと決めた。一人で決意しても、だらだらと時間が過ぎてしまうので、回りの友達に宣言した。 

 中には70代でも元気な先輩がいらっしゃるが、そういう方には同じような暮し方があるような気がする。Aさんは、週1回リズム体操に通いカーブスに週3、4回通っている。Bさんは、心臓に多少問題があるはずなのに、テニス、山登り、スキーなどを楽しんで超元気。姿勢が良く歩く姿も若々しく、皺はあるものの、私の20代のころよりはるかに元気である。いずれの方々もよく運動をなさり、親の世話などの介護は卒業している。

 夫が退職をしたら週1回料理を作ってもらい、断舎離を手伝ってもらおうと思ったが、夫は退職後、1年半ほど自由な時間をおおいに楽しんだ後、力仕事が無理な御身体におなりあそばした。そもそも肉体労働は若い時から極力しないお方。退職後に「家事のできる夫」の夢ははかなく消えた。夫は無意識に力仕事ができないお身体におなりあそばしたのではないかと疑うほどである。これで認知症になられたら眼も当てられない「認知症にだけはならないでね!」と、たれ目ぎみの私の目をきっと吊り上げて、きつく言っている。断舎利の話からだんだん夫の不満にエキサイトしてきた。本題にもどる。

さて断舎利の最初は2階のキッチンの片づけである。この家は身体の不自由な母との同居のために作られた家。1階は広めのトイレにお風呂場までバリアフリーになっている。2階の2畳ほどのキッチンは
私の友達や親戚が来た時、ちょっとしたお料理ができるように用意したものである。しかし、義理の母は回復せず、2階のキッチンは使われることなく物置がわりになってしまった。狭いキッチンの左側には書棚、右には和ダンスが置かれている(地震の用心の為に置いた)。流し台や収納棚には、いつ使うか知らない段ボールや電球や蛍光管、正月やクリスマス飾りなどが入っている。後はなにが入っているかわからない。

来週からは私の母を預かるので片づけなどしていられないので、今日は、半分でもいいから片づけをしなければならない。明日は美容院の予約を入れているし、庭の草取もしなければならない。母を預かるとなると、デレ~としていた私に拍車がかかる。

片づけ前の2畳のキッチンの写真アップ。午後から開始予定。
キッチン

4月3日ちょっと手をつけただけ、捨てる予定で置いてあった衣類を捨てただけ、数時間あればだいぶ片付くのだけれど・・・。明日から母を預かるので、部屋の掃除をしたり布団を出して準備しました。


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