【追悼】赤瀬川原平さん、ありがとうございました
命拾いした「クスノキ」のお話
仕事場の近くに、クスノキが街路樹として植えられているのですが、幹が太くなって、支柱が食い込みつつあるのが、前から気になっていたのですが。先日、ふと見ると、支柱で締め上げられている箇所の下から、枝を伸ばして葉を茂らせていました。
click to enlarge
これは、おそらく支柱がクスノキの導管の働きを阻害していて、地中の根と、樹の上部の枝葉との間で、水分や養分のやり取りができなくなり始めているに違いありません。
このままでは、クスノキが枯死してしまうので、ネットで役所の窓口を調べて、問い合わせフォームから状況を連絡してみました。
すると1週間ほど経ってから、このようなメールが届きました。
------------------------------------
現地を確認すると3本の街路樹のうち1本が成長し、鋼製支柱が食い込んでいる状態となっていましたので撤去することにいたします。
ご指摘のほかの樹木についても同様に成長してきており、鋼製支柱が幹に食い込む前に撤去を行ってまいります。
------------------------------------
おー。よかった。で、その日、クスノキのところを通りかかると、既に、鋼鉄のいましめが解かれていました。
click to enlarge
Sony RX100
これで、クスノキが本当に命拾いしたのか、既に手遅れなのかはよく分かりませんが、今後も、見守っていきたいと思います。
がんばれ、クスやん!
カンサイタンポポ、オニタビラコ_春の雑草散歩06
タネツケバナ、オランダミミナグサ_春の雑草散歩05
前に書いたように、股関節の炎症が生じているので、
この春は、ご近所の雑草パトロールに一回しか出かけられていません。
その貴重な雑草散歩の記録から。
タネツケバナ。
道ばたの側溝から、春の光を求めて顔を出していました。
やわらかな花と、ゴツゴツした金属の、
質感のコントラストがいい感じ。
click to enlarge
オランダミミナグサ。
ちらちらと白い花びらをみせながら、じっと我慢して、
少し暖かくなってくると、いきおいよくパッと開花する。
この雑草をあちこちで咲きはじめると、
いよいよ、春らんまんだなぁと思います。
click to enlarge
click to enlarge
Sony RX100