音楽の日々

音楽についてのよしなしごと。ロックとか、ポップスとか、ハードバップとか。

大好きなジャズピアニスト、スペインのヨシュア・エデルマンの新譜が2013年に出ていました。自分で調べなければ情報がまったく入ってこないので、うかつにも、1年以上まったく気がついていませんでした! エデルマンはスペイン在住ですが、ニューヨーク生まれでバリー・ハリスの薫陶を受けたジャズピアニスト。今までのアルバムはラテンジャズの色彩が濃いものでしたが、このアルバムはルーツであるバップ色が強まっています。
オリジナルアルバムとしては、前作「Calle del Rosario」(2007)から6年ぶりのリリース。その間に、日本制作盤の「Dreaming On The Fire Escape」が出ています。



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1. Washington Square Kids
2. Eguzkitza Breakfast
3. Manhattan Bilbao Jazz-Zubia
4. Bizkaia Maite
5. Ain't Misbehavin'
6. Kfar Todra
7. Dreaming On the Fire Escape
8. Ihesa Zilegi Balitz
9. Las Luces de Bertendona
10. Destiny
11. Babel
12. Nascimento
13. Improvisation Class: Bag's Groove & Zortzi's Dance
14. Hymn to Freedom
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2曲目、Eguzkitza Breakfast。エデルマンのオリジナル バップチューン。ピアノトリオにアコースティックギターが加わった編成で演奏されています。ピアノソロに耳を傾けていると、エデルマンの持ち味である「愁い」を含んだメロディがさまざまに表情を変えていき、気持ちのすみずみに染みわたっていきます。その後をうけて展開されるギターソロも、琴線に触れるとてもよい演奏です。

4曲目、Bizkaia Maite。ベニート・レルチュンデのオリジナル。レルチュンデはスペインの孤高のシンガーソングライターとのことですが、今回初めて知りました。
この曲には、女性ボーカル、アコーディオン、コルネットが加わります。スペイン語で歌われている内容はまったくわかりませんが、この世界に「生」を受けたものたちへの慈しみといった想いを強く感じます。そしてその想いは、エデルマンが届けてくれる音楽すべてに通底するもので、それが僕の心を強く揺さぶるのです。

Thank you for your good music again, Joshua.




ステイブスのセカンドアルバムをついに入手できました。予約していたサイトから入荷が遅れると連絡があってがっかりしていたのですが、昨日、タワーレコードのショップに並んでいました。やっぱり、「現物」をその場で購入できる方が、気分がいいですね。
で、この週末は、ヘビーローテーションしていたのですが、聴けば聴くほど、「やっぱり、ステイブスは最高だなぁ」という気持ちが高まっていきます。スタジオ収録を始めたと聞いてから、1年以上待ち続けましたが、その甲斐がありました。



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1. Blood I Bled 
2. Steady 
3. No Me, No You, No More 
4. Let Me Down 
5. Black & White
6. Damn It All
7. The Shining
8. Don't You Call Me Anymore     
9. Horizons 
10. Teeth White
11. Make It Holy     
12. Sadness Don't Own Me
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ファーストアルバムは、「ステイブスは、イギリスのフォークバンド」と説明するのがしっくりくる感じだったのですが、今回のアルバムは「フォークロックバンド」と言いたくなる方向へと、少し趣が変わっています。もともと根っこの部分にロックっぽさがあるなと感じていたのですが、それがグッと前面に現れてきたように思います。

5曲目、Black & White。このアルバムの代表曲のような位置付けだと思うのですが、はりつめた「緊張感」を感じるグッドチューン。感情をためて、ためて、ためておいて、バーッと吹き出す感じがとてもいい。

10曲目、Teeth White。こちらの方は、70年あたりのフォークロックのカバーと言われても、あっさり納得してしまいそうな、ルーツミュージック的感触の強い曲。心の扉が自然と開いていくような、気持ちのいい「解放感」にあふれています。

以上2曲を続けて演奏している、オフィシャル動画がYouTubeにアップされていました。「緊張感」と「解放感」をカップリングした、このアルバムの魅力を凝縮したような仕上がりです。Check it out!




ジャスティン・バーノンのプロデュースのもと、ステイブスのセカンドアルバムの収録が進んでいるという情報を、一昨年の暮れに入手して以来、ずっと楽しみにしてきました。昨秋に先行して3曲入りのEPが発売されましたが、フルアルバムが3月末にようやく発売されるようです。

Youtubeに、アルバム収録曲「Black & White」の動画があがっていました。今までよりも少しロック色が強まった仕上がりで、ハーモニーにもパワーが増している。アルバムを手にするのが、ますます楽しみになってきました。



アメリカのフォークグループのセカンドアルバム。去年の春に発売予定と聞いていたのですが、秋にリリースされました。以来、TOWER RECORDSへの入荷を心待ちにしていたのですが、なかなか棚に並ばないので、しびれをきらして、Amazonで購入してしまいました。できれば、実店で「現物」を手に入れたいのですが。がんばれ、TOWER RECORDS!



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1. Best Medicine
2. Adelaide
3. Feathers & Bone
4. San Antonio
5. The Bells
6. Never For Nothing
7. Pallet
8. Stolen Love
9. Who’s Gonna Shoe
10. Black Hills
11. Simple Man
12. Might Rain
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1曲目、Best Medicine。ジャケットの真ん中に写っているマヤ・ディ・ヴィトリーによる、アルバムタイトル曲。ファーストアルバムのレビューにも書きましたが、ストレイ・バーズの最大の魅力は、マヤのボーカルにあると感じています。このアルバムでも、独特の深みとニュアンスのある声に聞き惚れました。
この曲では、「音楽こそが一番の薬」と歌っているのですが、本当に、その声が「薬」のように効いてくるような気がします。歌詞の中に、ビートルズ、ローリング・ストーンズの名前が出てくるのが少し意外でした。カントリー調の曲が多いグループですが、やはり、いろんな音楽を経由してここに至っているんですね。




86年に結成され、世界的人気を獲得しているTHE 5.6.7.8’S。デビューした当時は、アンダーグラウンドのロックをよく聴いていたので、噂は耳にしていましたが、何となく趣味性の強そうなバンドだなと思って、ちゃんと聴かずじまいで、いつしか忘却の彼方にありました。

今年は、僕の「聴く耳」が、ジャズからロックへと回帰した感じなのですが、家人が「THE 5.6.7.8’Sを聴いてみたら、かっこよかったよ」というので聴いてみたら、こりゃ、海外でも受けるはずだと納得しました。ちょうど、新譜が出たところなので、アップします。



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1. Sho-Jo-Ji
2. Hoovering Part 1
3. Shake
4. Mothra
5. Ki Kya Shout
6. Havana Moon, Banana Loon, Asuka Boom
7. Great Balls Of Fire
8. Hoovering Part 2
9. Soulful Dress
10. Harlem Nocturne
11. Bankrobber
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2002年に発表された、『Teenage Mojo Workout』というフルセカンドアルバムがパンキッシュで気に入っているのですが、このアルバムはエキゾチックサウンドがコンセプトのようで、少し感じが違います。だけど、相変わらずクレージーで、ゴキゲンなサウンド。「ロンドン100%モノラル録音! 」とまるで最新技術を誇っているようなところに笑わせられます。

4曲目、Mothra。邦題「モスラの歌」。古関裕而作曲による、映画『モスラ』の劇中歌です。今回、wikipediaで調べてみて初めて知ったのですが、この謎めいた歌詞は、インドネシア語なのだそうですね。Youtubeにアップされている動画が、なんだか往年の松竹芸能系・女性歌謡漫才グループのようで、So Cool。





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