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2009年09月18日

9月13〜14日の暴力団関連ニュース



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暴力追放市民決起集会
暴追訴えパレード
佐世保 /長崎
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9月13日15時1分配信 毎日新聞

佐世保市の暴力追放市民決起集会(市主催)が12日、
市中心部の松浦公園であり、参加した約800人が
「みんなで暴力団を追放するぞ」などと訴え、近くのアーケード街をパレードした。

 市内では現在、指定暴力団九州誠道会系永石組の4階建てビル(瀬戸越1)を巡って、
周辺住民が組事務所としての使用差し止めを求めて仮処分を申請中。

集会で日高慶夫・佐世保署長は「24時間態勢で警戒していて、
何事もないからといって放任しておけば、近い将来、
九州誠道会の佐世保進出の本格的な拠点になる」と、
暴力団追放の必要性を強調した。

【野呂賢治】
〔佐世保版〕 9月13日朝刊



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“シノギ”はペコちゃん人形? 
“お宝”狙った暴力団幹部
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9月13日18時17分配信 産経新聞

大きな瞳とペロリと舌を出したちゃめっ気たっぷりのかわいい笑顔。
そんな“看板娘”をさらったのは、暴力団組幹部だった−。
和歌山市内で「不二家」のペコちゃん人形を盗んだとして、
窃盗容疑で指定暴力団山口組系組幹部、稲葉洋容疑者(43)が今月1日、
和歌山東署に逮捕された。近畿一円ではペコちゃん人形が盗まれる被害が相次いでおり、
県警は慎重に関連を調べている。

「非売品」のペコちゃん人形は、希少価値の高い“お宝”としてマニアの間では有名な存在。

一体の相場は約20万円、レアものになると、オークションで1体100万円の値がつくケースもあるという。
そんな“高値”に目をつけたらしい。


■ペコちゃんを抱きかかえダッシュ
事件は今年2月12日午後3時半ごろ、同市有本の「不二家有本店」で発生した。当時、
女性店員は客の選んだケーキを箱詰めしようとしている最中だった。
そのとき、「ピンポンピンポーン」と自動ドアの開閉を知らせるチャイム。
「いらっしゃいませ」と声をかけたその瞬間−。

ガタン!。

店員の目に映ったのは、ペコちゃん人形(高さ約110センチ、重さ10キロ)を
抱きかかえドアの外に飛び出す男の背中。「泥棒!」。

叫びながら追う。外に出ると、すでに犯人は車に乗り込んでいた。
遠ざかるナンバーを覚え、夢中で110番した。

 「まるで刑事ドラマのような一瞬の出来事だった」と店員。
「あっという間で何もできなかった」と悔しさをにじませる。


■狙われた“高値”の花?
 「(ペコちゃんが)ネットオークションで高く売れると知り、金になると思った」

目撃情報をもとに逮捕された稲葉容疑者は、警察の調べに対してこう供述しているという。
今月8日には、同じく窃盗容疑で指名手配中だった大阪府四條畷市の解体作業員、
池田興應(おきまさ)容疑者(38)も逮捕された。

和歌山東署の調べによると、2人は大阪市内の中古品販売店に盗んだ人形8体を持ち込み売ろうとしていた。
同店ではすでに数体がそれぞれ約20万円で販売されていた。

2人が目を付けたインターネットの“中古品市場”には、
ペコちゃん人形のほか、薬局でおなじみの佐藤製薬の
「サトちゃん」やコーワの「ケロちゃん」と「コロちゃん」なども見受けられる。
多くが「廃業していらなくなった」などの理由で出品され1体1万円程度で取引されるが、
ペコちゃん人形は1体20〜15万円と破格だ。

なぜ、ペコちゃん人形はこれほど人気なのか。
ペコちゃんグッズを中心に中古玩具を多く販売する「昭和堂」(横浜市)によると、
ペコちゃんの魅力は愛らしさ、バリエーション、歴史。
昭和25年の誕生以来約60年間、製造年代などによりさまざまなデザインのペコちゃんが生まれてきた。
1つ1つが希少で、入手困難なこともコレクター魂に火をつけるようだ。

店頭用人形のなかには、昭和30年代に作られた、
頭を押すと自己紹介する「トーキングペコちゃん」など100万円前後で取引される代物まであるという。

人気のペコちゃん人形だが、卓上用、店頭用の2パターンある人形はいずれも非売品。
とくに店頭用は各店1体限定のいわば「派遣従業員」で、
廃業時には本社が回収する決まりになっている。
「本来、売買されること自体が不本意」としている。

一方、中古品販売業者によると、売買しているペコちゃんを含む企業マスコットの多くは、
閉店時やデザインが変わったときの処分品。
ただ、盗品が紛れこむ可能性もあり、出所を確認するなど注意が必要という。


■盗難対策に乗り出す店も
不二家によると、ペコちゃん人形盗は毎年十数件起こるという。
特に今年1〜2月は、和歌山県内で5件、大阪府3件、兵庫県2件、
京都府1件と、近畿地方で計11件と集中的に発生した。

 盗難が多発するなか、自衛策に乗り出す店舗もある。
約20年前に開店して以来、3度も被害に遭ってきた和歌山市内の別の店では今回、幸運にも被害を免れた。
秘密は、ペコちゃんの足下のひも。ペコちゃんを店内の商品棚に結んでおいたため、
抱えようとした男があきらめて逃げたのだという。

 3度の被害を「まるで自分の娘がさらわれたような気分になる」とふりかえる男性店長。
「今ごろどうされてんねやろ」とさらわれた3体を心配しない日はない。

 一方で、店内につながれたその姿に、
「ペコちゃんはどうしたの?」と心配する子供も少なくないという。

 ちなみに、事件のあった「不二家有本店」で盗まれたペコちゃんはまだ見つかっていない。
「1日も早く見つかってほしい」と女性店員。
ペコちゃん人形に本当の“笑顔”の戻る日は、まだまだ先のようだ。



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「姉とともに薬やめる」
酒井被告の弟、初公判で
福岡地裁
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9月14日12時17分配信 時事通信

女優酒井法子被告(38)の弟で、覚せい剤取締法違反(使用)罪に問われた
元暴力団組員酒井健被告(30)の初公判が14日、福岡地裁(溝国禎久裁判官)であった。

健被告は起訴内容を認めた上で、「姉とともに薬をやめて、しっかりやりたい」と述べた。

 これまでに2回、同法違反罪で服役した健被告は、被告人質問で再犯の可能性について問われ、
「今回は今までと違い姉の逮捕がある。姉は自分にとって大切な家族の1人。

自分がやめて、協力し合っていきたい」と話した。

公判は即日結審し、検察側は懲役3年を求刑した。判決は28日。 



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<酒井法子被告>
弟の健被告が初公判 
懲役3年求刑 
福岡
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9月14日12時46分配信 毎日新聞

女優の酒井法子被告(38)=覚せい剤取締法違反(所持・使用)罪で起訴=の弟で、
同法違反(使用)罪に問われた福岡市早良区、元暴力団組員、
酒井健(たけし)被告(30)の初公判が14日、福岡地裁(溝國禎久裁判官)であった。

健被告は起訴内容を認めた上で、被告人質問では「姉は自分にとって大事な家族の一人。
姉と一緒に反省して覚せい剤を絶ちたい」と語った。

検察側は論告で「再犯の可能性は極めて高い」などとして懲役3年を求刑し、即日結審した。

起訴状などによると、健被告は6月27日、
福岡市中央区の路上を走行中の自動車内で覚せい剤入りカプセルを飲んだとされる。

検察側冒頭陳述によると、健被告は中学時代に先輩から勧められ、覚せい剤を初めて使用。
高校中退後に暴力団組員となり、少なくとも計100回は使用したという。

被告人質問で検察側は常習性を指摘。

しかし、健被告は、法子被告の事件に触れ
「今回は(更生への決意が)違う。多くの人に迷惑をかけた。二度と手を出さない」と述べた。

弁護側は最終弁論で「健被告は、幼いころ数年間一緒に生活した姉も同じ罪に問われていることにショックを受けている。

大切な姉で共に覚せい剤を絶つ強い決意を持っている」と述べ、情状酌量を求めた。

また、最終意見陳述で健被告は「自分の罪を重く受け止めて、しっかり刑に服したい」と語った。

【近松仁太郎】




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大麻取締法違反
摘発、逮捕・送検が12人増の14人
鹿児島
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9月14日16時1分配信 毎日新聞

◇暴力団の新たな資金源に
県警がまとめた「大麻事犯の現状」(7月末現在)によると、
大麻取締法違反(所持、栽培など)での摘発は、逮捕が11人、書類送検が3人の計14人。
前年同期比12人増と、急増した。特に「栽培」が増加しているのが特徴。
また、押収した大麻草474本は過去最多という。

県警組織犯罪対策課によると、「栽培」での逮捕は4人、書類送検は1人。
例年は年間2〜3人で、昨年同時期は0人だった。8月に入っても男女2人が栽培容疑で逮捕されている。

鹿児島市下福元町では、ビニールハウスで末端価格で1億4000万円もの大麻を栽培した事件も。
暴力団関係者が資金源として営利目的で栽培するのが特徴的という。

吉見高志刑事部長は「覚せい剤の取り締まりが厳しくなり、
大麻が暴力団の新たな資金源になっている」と指摘した。

逮捕、書類送検した14人を年齢別でみると、10代1人▽20代2人▽30代9人と、
30代以下が12人で全体の約85%を占めた。初犯者も12人で全体の8割以上で、
同課は「好奇心や快楽を求めて若者が安易に手を出している」と見ている。

吉見部長は「薬物乱用防止教室の開催など広報啓発活動を広げるとともに、摘発を強化していきたい」と話した。

【村尾哲】 9月14日朝刊



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主導役の組幹部ら逮捕
「セレブ女性と交際」持ち掛け
4百万詐欺容疑・警視庁など
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9月14日18時32分配信 時事通信

「セレブ女性の相手募集」と称し、交際クラブの預託金名目で現金をだまし取った事件で、
警視庁組織犯罪対策4課と静岡県警は14日、詐欺容疑で、
指定暴力団山口組系暴力団幹部樋口洋士(29)=千葉県八千代市大和田新田=、
同藤田大介(28)=東京都新宿区大久保=両容疑者を逮捕した。

同課は2人が詐欺グループで主導的な立場だったとみている。

同課によると、3つの交際クラブを開設。2007年以降、全国の約200人から計約10億円を集めたとされ、
詐取金が暴力団に流れた可能性もあるとみて調べている。

逮捕容疑は昨年10月から11月、富山県の40代の男性会社員に
「女性と交際すれば報酬をもらえる。
預託金を納める必要がある」と持ち掛け、数回にわたり、計約400万円をだまし取った疑い。 



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<セレブ紹介詐欺>
2容疑者を逮捕…合計18人に 
警視庁
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9月14日23時24分配信 毎日新聞

 インターネットのサイトに「セレブ女性を紹介する」などとうその広告を出し、
応募した男性が現金をだまし取られた事件で、警視庁組織犯罪対策4課などは14日、
詐欺グループのリーダー格の樋口洋士容疑者(29)=千葉県八千代市大和田新田=
ら指定暴力団山口組系組員2人を詐欺容疑で逮捕した。

一連の事件で逮捕者は18人になった。

逮捕容疑は、08年10〜11月、サイトに応募した富山県内の40代の男性会社員から、
預託金名目で約400万円をだまし取ったとしている。

同課は、樋口容疑者らが07〜08年に同様の手口で全国の200人以上から約10億円を詐取し、
一部が暴力団の資金になったとみて調べている。





gokudo0 at 21:19│Comments(0)TrackBack(0)

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