プロ雀士吉田光太の横向き激闘記

最高位戦日本プロ麻雀協会 吉田光太のblog。

2007年12月

不断

 インフルエンザというものに罹って、四日ほど麻雀から遠ざかっている。
 牌の道を忘れようとしていた一年を除けば、これほど長いブランクは初めてかもしれない。

 麻雀は感性と集中力、そして記憶力のゲームだと思っている。
 なんであろうと、毎日やっている人間が一番だ。一日サボったら、取り戻すのに倍の時間がかかる。

 月に一度しか牌を握らずに化物のように強い打ち手なんて存在しない。よしんば強さを持っていたとしても、最前線で鎬を削り、数字を残せないような打ち手に自分は興味は無い。

 だが、今は月に一定の休息を取るようにしている。
 それこそ年に四百日打つような生き方が長かったが、今の自分にはこれぐらいが一番バランスが良いと思う。


 一日か、二日。
 時間にしてみれば短い息抜きだが、それでも卓と同化したり頭が完全に切り替わるのに二半荘かそこらかかってしまう。

 あたかも、卓から離れる者には牌が勝利を与えないかのようだ。
 敬虔であれ、と…。

 今でも、休息空けに牌を握る瞬間が最も怖い。









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美技

 
 三萬四萬五萬五萬六萬六萬六萬八萬八萬三索五索八索八索   ツモ  四萬


 ドラは 八索 。協会ルールの南一局八巡目、当面の敵である上家の親番である。
 場には供託が二千点と、本場が二本。

 何を切るのが正解か。
 ちなみに、前々巡に 三萬 を引き込み、前巡にドラの 八索 を重ねて手牌が急速に纏まりを見せ始めているところであった。

 
 三萬四萬五萬五萬六萬六萬六萬八萬八萬五筒三索五索八索   ツモ  八索  打 五筒


 どうしても和了が欲しい局面である。私であれば仕掛け易さも加味して打 三索 と行くかもしれない。

 しかし、まだ実績は少ないものの技巧派であると評されるその女流プロはノータイムで一牌を抜いた。
 打 三萬 としたのである。


 四萬四萬五萬五萬六萬六萬六萬八萬八萬三索五索八索八索


 成るほど――。と思わず唸った。
 悪くない。七対子の一向聴を維持しつつ、嵌 四索 の四枚の取りこぼしを防ぎ、且つ実質的な 七萬 の二度受けも回避できる美技である。
 
 だが、無常にもその 三萬 が闇聴を入れていた親に御用となった。


 四萬五萬三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒九筒五索六索七索   ロン  三萬


 前巡に場に高い索子のドラ表を引き入れての聴牌。
 前局、長い一人旅となった親にしてみても確実に和了が欲しい局面だ。先にかぶせて、局落としに来るであろう子方にプレッシャーを与えたい欲求を抑え、逸らずにダマテンを選択。

 これも一種の美技と言える。






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鈍刀

 一片の綻びが生じた公式戦。
 可及的速やかな建て直しが必要だった。

 次の半荘。遅い巡目の勝負を目論み、長い半荘をメークするように心掛け、南場の親番が落ちたときには微差のトップ目に立っていた。

 その、八巡目。

(南三局 北家 ドラ 南


 六萬八萬六筒七筒八筒二索二索二索三索四索五索七索八索


 磐石とまでは行かなくとも、局落としと打点の両方を算段できる手恰好である。
 しかし、そこへ引いてきた牌は招かざるものだった。


  六萬八萬六筒七筒八筒二索二索二索三索四索五索七索八索   ツモ  九索


 場に 八萬 は二枚切れ。とりあえずの 六萬 単騎に受けた。
 筒子の両面は場的に弱い。やはり索子にくっつきを求めるか、 五萬 引きで平和に取るのが狙いだった。序番に 八萬 をリリースしている者が二名おり、 七萬 待ちは悪くなさそうだ。

 とそこへ、目下三着目の親が牌を横に曲げてきた。


 八萬發一索二筒三筒九索
 一筒四索三萬横   リーチ


 このまま――、自摸ってみせんか。なんてことを思いながら牌山に手を伸ばすもそんなに甘くはない。持ってきた安牌をそのまま自摸切る。
 自摸と、成り行きに任せる他にないだろう。そして出来ることならば、索子の多面張で勝負がしたい。
 親は劈頭に 八萬 を置き 三萬 も切っているので、とりあえずの 六萬 は通りそうだ。

 親が一発目に持ってきた 三筒 を自摸切り、南家がそれに倣って手出しで打 三筒 。西家がそれを少考しながら 二筒四筒 の嵌張でチー。

 六索 ――。と念じて自摸ったが私に下がってきた牌は 五萬 だった。
 

 六萬六筒七筒八筒二索二索二索三索四索五索七索八索九索   ツモ  五萬


 遅すぎた 五萬 …。

 もう一度、親の河と点棒状況を検めてみた。


 二索 五索 のスジは 八索 も含めたら五枚持ち。
 暗刻スジにそこまで日和ったわけではないが、どうにも打ちづらい。
 リーチに対して仕掛けに出た上家が和了るかもしれないし、彼が放銃するかもしれない。
 ラスまでそう差がない点棒状況でトップ目の私が親に打つわけにはいかない…。

 私は 二索 の勝負を避け、 九索 を抜いた。これでもまだ 七索八索 を引けば状況によっては戦える。

 親が私の自摸るはずだった牌を自摸切った。 六索 だった。瞬間、私の頭がカッとなった。
 そして南家が山から持ってきた 一索 をそのまま自摸切る。


 仮に鳴きが入らなければ、 一索四索七索 三索六索九索 の高目を一発で捉えていたことになる。

 
 六筒七筒八筒二索二索二索三索四索五索六索七索八索九索   ロン  一索


 次巡、 五索 を引かされる。


 五萬六萬六筒七筒八筒二索二索二索三索四索五索七索八索   ツモ  五索


 私にはもう反抗する気力は残ってなかった。あまりにもちぐはぐし過ぎている。
 上家にもケアを払って中抜きを開始する。

 お約束のように、 七萬 を持ってきた。だがもうそんなことはどうでもいい。
 少しでも完璧に降りて、次局勝負を目論むだけだ。

 上家も強い仕掛けではなかったようで、直ぐにオリに回った。
 私はベタで下りていたが、最後の自摸でリーチに通っている牌がなくなった。
 だが、三人がかりでオリており、十七巡目ともなれば通りやすい牌を見つけるのはそう難しいことではない。

 ワンチャンスの筒子は腐るほどある。だが、全員が安牌を切っているにも関わらずワンチャンスにしかなっていない壁など信用できるわけがない。
 リーチに 六索 が通っており、 二索三索 がそれぞれ一枚ずつ顔を見せている。

 私の手牌には 二索 が暗刻で在る。両面も、嵌張も無い牌を放った。

「ロン――」


 二萬三萬四萬五筒六筒七筒三索三索六索七索八索南南   ロン  三索


 リーチの親が手牌を倒した。
 裏が乗って、12000だという。

 
 手詰まり放銃が悪いわけではない。抜く牌としては間違ってない。
 相手の待ちや手の都合はどうでもいい。自分が強いと思った待ちになったら、切り込んでいくのが自分の身上だった筈だ。







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宿命

「協会ルールっていうのは、有りと有らゆるルールの中で最も役満の価値が低いんだ――」

 そんな言葉を談笑交じりにやりとりしたことがある。
 プロ麻雀協会のルールにはウマの他に“オカ”もあるので、素点の多寡を競う他の競技ルールに比べるとトップの価値が非常に高い。親役満を一発打ったって、トップを一回取りさえすれば、それだけで帳尻が合うのだ。
 フリールールにも“ウマ”があるが、こちらは役満の祝儀や飛ばしによってトップが確定するといった特典がある。

 つまり順位獲り、もといトップ獲りゲームの要素が高い協会ルールでは役満は点数ほどの価値がないのである。


 1着、4着で迎えた雀竜位戦C級の戦い。
 先ほどの思わず首を傾げたくなるようなラスを帳消しにすべく果敢に攻め、ラス前で私はトップ目に立つことに成功していた。

 持ち点は42000点ほど。
 そしてさらに好都合なことに下位三人が2万点弱で並んでいて、その照準はトップの私よりも互同士に向けられていた。

 
 多少、楽な気で配牌をとった私は思わずどきりとした。


(南三局 東家 ドラ 四索


五筒南二萬發七筒一筒五筒四索一筒南五筒八筒一筒九萬


 色にしろ縦にしろ、大物手の片鱗が感じられる…。
 九萬 を威勢良く切り出し、すぐに 二萬 を重ねて早くも一向聴になった。


 二萬二萬一筒一筒一筒五筒五筒五筒七筒八筒四索南南


 あとは幾度となく踏んできた大物手への手順を描けば良い。
 それで、何の問題もないはずだった。

 しかし次巡、一牌を持ってきた私の手はぴたりと止まってしまった。


 二萬二萬一筒一筒一筒五筒五筒五筒七筒八筒四索南南   ツモ  四索



 漏れているんだろうな、と思った。
 半荘を終え、その日の対局も終わり、翌日の最終節の結果を反芻しながらそう思った。
 
 麻雀を始めた頃や、まだ合理的な計算も覚束ない頃だったらこんな牌は絶対に切らない。切れない。そもそも、選びようがない。
 そして勝負というものの本質や麻雀というゲームを理解し、そこに殉じきれるような器の男ならば、やはり切らない。
 今は成っておらず、いつか成る日のための肥やしなんだと思う。

 長考をした挙句、私が放ったのは 二萬 だった。
 この局のテーマは高い手を和了ることではない。
 ドラが、対子になった、翻牌も利く。
  六筒 九筒 は八枚。シャボ受けに固執する必要は、無い――。


 敬愛する書物に書いてあった言葉だが、確かに若しも私が今日この半荘を最後に麻雀を止め、若しくはこの先これ以上は人生を賭して麻雀というゲームに入り込まないというのならば、 二萬 を切っても良いのかもしれない。

 だが、そうじゃあない。
 受け入れなければならない。運命も、牌の寄りも。
 そして次巡に持ってきた 二萬 を。


 なんて言うか、受け入れられないのならば、自分が麻雀に生きることの結論を知る資格がないような気がする…。

 そもそも四巡目の長考なんてのが雀士の恥じゃないか。







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回帰

 師匠と久しぶりに卓上で拳を交わした。

 師といっても別に師弟の関係ではないし、麻雀の打ちスジや技術について教えを請うたことも教わったことも一度も無い。
 打ちたいから、この男が強いから何百回も勝負し、私が勝手に彼の勝負事に対する考え方や姿勢に師事しているだけだ。


 東一局、先に卓に着いていた私はすでにトップギア。
 四巡目リーチを一発で自摸り上げて跳満の三枚をモノにする

(東一局 西家 ドラ 五萬


一萬一萬一萬五萬赤六萬四筒五筒五筒赤六筒六筒七筒八索八索   ツモ  七萬


 続く東二局、下家の師父が先制のリーチを打つ。


 發九萬二筒一萬八索發
 三筒一索二萬横 リーチ


 一周り後に私が二度受けのドラ塔子を埋めて追っかけリーチ。

(東二局 南家 ドラ 七索


五萬六萬六萬七萬八萬九萬六筒七筒八筒七索七索八索八索   ツモ  六索


  九索 ではなく、 六索 を入れるあたりが今の私の趨勢を現している。

 しかし、師父が力強く牌を引き寄せる。


 二萬三萬四萬五萬赤六萬五筒赤六筒七筒八筒八筒二索三索四索   ツモ  四萬


 先刻のお返しと言わんばかりの跳スリー返し。しかも振聴。
 彼の手牌進行に歪みが生じていれば、おそらくこの局は私の一発自摸だったのではないだろうか。

 卓上で気合が交錯し、互いの昂りと同時に走る腕の速度が増して行く。
 やはり、戦いといのはこういうものだ。


「俺は、指勘というものを一番大事にしている――。ぎりぎりの選択を迫られたときに信頼できるのは、自分のビジョンや感覚だけだからな」


 東京に出てきて、プロの世界で野で様々な打ち手に出逢った。
 本物も居たし、愛すべき打ち手もいた。

 そして無数の麻雀に対する思考に触れた。
 時にそれは私を迷わせたり、意見の衝突を生じさせたりもした。
 
 しかし、私は十数年前にもらったこの言葉を今、改めて噛み締めている。







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漁火

「もう、辞めたい。辞めようと思っている…」

 今年も、一体何度この台詞を口にしただろうか。
 精神的にも経済的にも麻雀の勝ち負けが全てというこの生活に、時おり心が折れそうになる。

 勝って当たり前、勝つのが仕事…。
 来る日も来る日も西で東で牌を握り、“トータル”という勘定で敵を薙ぎ倒していく。

 メンバー業だろうが雀ゴロであろうが、生活の基盤となる収入が麻雀の成績に左右されるようならば、それはもう勝負の世界に生きている人間だ。

 恰好良いことが言えるほど破戒な勝負に身を投じているわけではない。
 この一年ちょっと、ケチな東風戦を打ってなんとかバランスを取り続けている。


 こんな生活を続けて、一体何になると自問自答したくなるときがある。安定した将来や、安らぎを捨ててまで選ぶ価値があるとは思えない。

 それでも牌に執念を抱き続けているこの生活でなければ、保てない強さが存在する。


 真っ暗な、道の途中に居る…。


 双眸を細めると、遥か先に煌々と輝きを放つ光がある。

 そこにたどり着くまでの道は細く、そしてどれほどの長さなのか今の私には計り知ることができない。
 その光源の正体も、光の実態が何なのかすらも判らない。

 歳月を重ねるごとに背中に灯る明かりを感じるようになった。
 道を降りて後ろを振り返れば、光を目指し彷徨い続けなくて済む。

 背後には今すぐ手の届きそうなところに、たくさんの明かりや温もりがある。
 牌を置きくるりと振り返れば、簡単にこの埒外の世界から抜け出すことが出来る。


 だがそれは同時に、今日までの気が遠くなりそうな時間や想いも置いてくることを意味する。


 自分にとって、あの光は何なのだろう。
 若しかしたら彼方に在る光と間近の明かりにそう大差はないのかもしれない。


 しかし、いつの日かきっと思うだろう。
 不安や葛藤と戦いながらも光を追い求めたこの日々が、一番良かったと。









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相貌

「どうしたんですか――? 珍しいですね」

 下家に座った後輩が、携帯を手にした私の顔を見て言ってきた。
 おそらく、今まで卓上で見せたことのない表情をしていたのだろう。

 麻雀というゲームはちょっとした精神状態のブレで、その日の出来不出来が決まってしまうことがある。

 それが報われるかどうかは別として、全員が必死になって集中し、少しでも良い麻雀を打とうとしているんだ。悲惨な状況下であろうと、私生活で何がしかのトラブルを抱えていようとそれを卓内に引き摺ってしまった時点で負けなのである。 

 その日、卓に着く直前に交わした知人との電話で私の精神状態は大きく揺らいでいた。
 だが、生半可な覚悟で卓に座り続けてきた訳ではない。どれほどの苦境でも細部の押し引きにブレを生じさせてたまるか、という気負いが私の胸のうちに在った。


 半荘が開始されて間もなく、サイドテーブルに置かれた私の携帯の背面がメールの着信を知らせる光を帯びた。
 まったく麻雀とは関係の無いプライベートの、たった数行の着信文を読んだだけで先刻まで滅入っていた心が精気を取り戻し、あろうことか私は卓上で弛緩しきった表情を顕にしたようだ。

 いや、何でもないんだ。
 そう後輩に短く伝え、直ぐに戦いに入り込もうとしたが、妙に肩に力が入ってしまいミスと呼べるような放銃を二つ続けてしまった。
 そんな私を咎めるかのように、周囲が面白いように大物手の花火を打ち上げる。


(ドラ 一索

 三萬三萬五萬赤五萬一筒一筒一索三索三索五索赤五索北北   ツモ  白ポッチ  裏ドラ五索


(ドラ 八萬 )

 三萬三萬四萬四萬五萬七萬八萬九萬三筒三筒西西西   ツモ  五萬  裏ドラ西


 ポッチで倍満の2500オールを自摸られ、次局その倍満を親被りした北家に倍スリーを自摸られた。
 その後も成す術がないまま静観する私を三者が嬲り続ける。


 今日は完敗だな、と思い早々に席を立った。
 そもそもスタートで戦う姿勢が取れていない。

 心に隙が生じても、気負いすぎても良い麻雀は打てない。
 ましてやその原因が卓外での慶び事であるなんて言語道断である。







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共鳴

 どうしても和了の欲しい局面で開局早々に三者が一斉に飛び出し、私だけが一人圧倒的に出遅れていた。

(西家 ドラ 中


 一萬二萬六萬六萬七萬七萬九萬一筒二筒三筒三筒四筒四筒


 他家の三人は一段目に翻牌を叩いて、既に聴牌もしくは聴牌間近が濃厚だ。
 私はようやく有効牌である 六萬 を引いてきて、不恰好な一向聴へとたどり着いた。


 一萬二萬六萬六萬六萬七萬七萬九萬二筒三筒三筒四筒四筒


 とそこへ、南家の打った 二筒 に親がポンの声をかける。
 そしてお返しとばかりに今度は南家が親の切った 三萬 を大明槓――。

 目まぐるしく場が進み、私の欲しかった牌があっという間に姿を消す。場には 五筒 も二枚切れており、流石に和了は断念さざるをえないだろう。

 そんな諦観のムードが漂う中、南家がケツから持ってきた 七萬 を自摸切りした。
 これも、場に一枚切れの牌である。

「ポン――!」

 思い切ってポンの声をかけてみた。
 かなり無謀な仕掛けではあるが、牌が分断されたお陰で振る牌にはそう困らない。牽制も兼ねて相手にプレッシャーを与えることが目的だった。


 一萬二萬六萬六萬六萬二筒三筒三筒四筒四筒  七萬横七萬七萬


 しかし、ここから手牌が驚きの脈動を見せる。


 一萬二萬六萬六萬六萬二筒三筒三筒四筒四筒  七萬横七萬七萬  ツモ 三筒 で 打 二筒


 一萬二萬六萬六萬六萬三筒三筒三筒四筒四筒  七萬横七萬七萬  ツモ 五筒赤 で打 一萬


 二萬六萬六萬六萬三筒三筒三筒四筒四筒五筒赤  七萬横七萬七萬  ツモ 四筒 で打 二萬


 
 六萬六萬六萬三筒三筒三筒四筒四筒四筒五筒赤  七萬横七萬七萬  


 あの手が瞬く間に息を吹き返し、三筒 四筒 五筒 六筒 の四面張での聴牌となった。


 私の河にある 二筒八筒 が目に映ったのかどうかは判らないが、次から次へと手出しを繰り返す私に親が首を捻りながら 五筒 を切り出してきた。

 
 六萬六萬六萬三筒三筒三筒四筒四筒四筒五筒赤  七萬横七萬七萬  ロン 五筒


 三暗刻付きで跳満の和了である。


 上手いこと潮流に乗れたと云うべきか――。

 いや、さすがにこれは偶然が味方した和了だろう。
 たまたま仕掛けと山が噛み合ったラッキーな出来事であった。








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プロフィール


吉田光太

吉田光太

最高位戦日本プロ麻雀協会


池袋「麻雀ひろばキングダム」
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ホームページ
https://www.mahjong-kingdom.com/





第1期オータムチャンピオンシップ 優勝
第7回 野口恭一郎賞 受賞
第10回モンド21杯準優勝
VS研究会 第7期、第8期連覇中


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