新たな領域に踏み込もうと、様々な試行錯誤を繰り返して戦い続けたピンツェリーグ予選最終節。

 2、2、1、2着で迎えた最終半荘。
 別卓の和田聡子プロとの着順勝負で競り負け、決勝へ進むことは出来なかった。


 結果に満足はできないが、納得はしている。
 全体を通して酷い放銃をいったい幾つ犯しただろうか。こんな麻雀を打った奴に決勝に残る資格はない。


 第一節目で近藤プロに一発で打った満貫。これは勝ち目の薄い三色聴牌で押した結果だった。
 そして次局に振った和田プロへの満貫。先行リーチを追っかけられての一気通貫であった。


 第二節で国士無双を放銃したばかりの土田プロへの門前ホンイツ。これは勝てると踏んだ三色含みのリーチの結果であったが、ドラが暗刻で12000の失点。
 そしてその次が悪かった。三者に攻め込まれてオリ打った福田プロへの親満。安易な対子落しがメンホン七対子の餌食となった。


 第三節では近藤プロに2900を放銃した次局、親リーに一枚切れのダブ東を切ったところ、これが裏三で18000の打ち込み。
 さらに、次局に連荘中の近藤プロに八巡目聴牌の門前ホンイツを放銃。
 最終の五回戦でも和田プロの門前ホンイツリーチに打ち込んで親満の失点。


 第四節も二半荘目に大きく箱を割るラス。
 水巻プロに8000オールを自摸らえた次局、土田プロの闇テン満貫に放銃。南場には手塚プロに満貫を放銃。
 最終半荘もオーラスの二着目から小林プロにリーチの2000点、五巡目のタンタオ隠れドラ暗刻の12000を打ってラス。


 第五節は初戦、近藤プロのリーチに満貫を放銃。 


 言い訳ではなく、今までと異なる読みや仕掛けを入れることによって押し引きのバランスを失っていた。そして街の勝負でも顕著に出ている通り、十年に一度の落ち目で、テキの当たり牌が集中する尋常ではないツキの無さでもあった。

 それでも稚拙で未熟の一言に尽きる。
 強者ならば、私の知るあの強者たちならば絶対にこんな麻雀にはならなかったはずだ。


 だが、勝負手を仕上げきったり、感性を活かした和了を創造できたりした局面も多々あった。そうでなければあれだけ打ち込んで浮いている訳はないのだが…。


 五年間、全てをフリーの戦いに捧げてきた。
 その後の四年、競技の門を叩き、各団体の精鋭や業界の猛者たちととことんやり合った。
 そして三年間、野に再び降り立って東風戦を飲み込もうと戦い続けた。


 そして、いま競技ルールで自分のベストのバランスを探すこと決めた。
 この試みが何年かかるかは判らない。


 ある程度納得できるもになるまでに三年から五年はかかるだろう。
 そしてそこからきっと何十年と破壊と創造、そして進化の繰り返しだ。


 常に迷い、悩み、戦い続けるはずだ。


 だが、その初陣となったこのピンツェリーグは私の中で掛け替えの無い舞台となっている。






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[ピンツェリーグ 第五節終了時 (25/30半荘)]

                              
        (今節)   (トータル)
水巻  渉     -39.5    +180.7
小林 剛     -8.1    +152.4
土田浩翔    −39.9      +90.2
和田聡子     +101.4     +86.8
吉田光太     +69.4      +32.6
福田 聡     +102.9      +29.2
手塚紗掬     -141.5     −299.1
近藤誠一    −44.7    −272.8


上位四名が決勝(第六節)へ進出


[次回 開催日時]


第6節(決勝戦) 8月28日(金)  14時00開始




[会場]

マーチャオ新宿店 4階室


*観戦は自由ですが、観戦のルールをお守り頂きます。
 また、会場が貸切ではないため充分なスペースがない場合があります。ご了承下さい。


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