勝つのは、いったい誰なのだろう――。

 いつの頃からか、私は全ての事象の結末はその道中での行いが最後に出るものだと考えるようになった。 
 仏教で言うところの“因果応報”というやつだ。

 その局の結果、半荘の行方、勝負の勝ち負け、そして人生の浮き沈み。
 そこに至るまでの過程の事象が相依相関して結果を成立しているように思うようになった。
 
 きっとこのオーラスに、四者のここまでの麻雀が集約されるのであろう。


 最初に動いたのは福田であった。小山田氏の切った 五萬 に積極的に飛びつく。


(南四局 南家 ドラ 二索


一萬三萬三萬一筒一筒五索七索九索中中       五萬五萬五萬横


 それに呼応するかのように金村氏も動いた。


 一萬二萬三萬五筒六筒六索六索北中中       四筒横五筒六筒



 交錯する二人の手牌の狭間で、星野氏と小山田氏も聴牌を入れる。

 親の星野氏はホンイツの未練を断ち切って緑発バックでの聴牌。


 二筒二筒四索四索四索七索八索九索發發    五索五索五索横



 一方の小山田氏は高目三色に賭けたフリテンリーチ。


 六萬七萬八萬二筒二筒六筒七筒八筒二索三索四索七索八索



 そして金村氏と福田の最終形は次のようになっていた。


(金村氏)

 二萬三萬四萬四筒五筒六筒六索六索中中       四筒横五筒六筒


(福田)

 三萬三萬七索八索九索中中      一筒一筒横一筒 五萬五萬五萬横









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