佐々木が成績帳と私の顔を一瞥して、「ふぅん…」と鼻で笑った。

「ひでぇ事になってんな」


 そして私を席からどかし、卓にどかっと座ってしまう。


「さぁ、お客さん。選手交代だ。サクサク打ちましょうや」


 落ち着き払った態度に見えるが、私にはキレているのが目に見えて判った。
 後輩が世話になったな、という怒気がヒリヒリと伝わってくる。


 タチの悪い二人組も新たに現れた敵に露骨に嫌な顔をしながら、牌を掻き混ぜ始める。


 嗚呼、もう大丈夫だ……。


 何の根拠もないが、私は安堵し、そのままソファーに倒れこんだ。






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*当物語はフィクションです