同僚の鬼塚が不穏な仕掛けを入れていた。

(南3局 南家 ドラ 四萬:麻雀王国


裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国  五索横:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国  白:麻雀王国白:麻雀王国白横:麻雀王国  北:麻雀王国北:麻雀王国北横:麻雀王国


 捨て牌

 一索:麻雀王国一筒:麻雀王国二索:麻雀王国八筒:麻雀王国東:麻雀王国二萬:麻雀王国


 オタ風の 北:麻雀王国 をイチ鳴きし、すぐに場に出た 白:麻雀王国 をポン。

 そして 五索:麻雀王国 をやや躊躇しながらチーして、 手出し 二萬:麻雀王国 とした所だ。


 ソーズの一色には少し見えない。
 オタ風からポンということは、すぐに鳴けた 白:麻雀王国 の他に役牌をトイツか暗刻で持っていそうだ。


 場には ダブ 南:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国 、いずれも顔を見せていない。



 私は役牌を掴まされており、大した手でもないので受けに回っていた。


 一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六索:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国中:麻雀王国



 親と西家が徐々に押してきている。
 むしろ終盤に向けて二人の安全牌を貯め込みたい。


 
 南家の鬼塚は所謂“チーマー”と呼ばれる不良で、金髪をオールバックにしている。
 顎にヒゲも蓄えており凶暴な風貌だ。

 
 私と同じ歳で、学校は離れていたが、かなりのワルで有名だった。
 高校を中退して、チームに入ったようだ。

 私が入店した一ヶ月ほど後に彼もここで働き始めた。


 私のマークはまだ麻雀歴の浅い鬼塚の仕掛けよりも、親と西家に注がれていた。


 すると、二萬:麻雀王国 の手出し以降、ツモ切りを続けていた鬼塚が手中からドラの 四萬:麻雀王国 を切ってきた。


 
裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国  五索横:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国  白:麻雀王国白:麻雀王国白横:麻雀王国  北:麻雀王国北:麻雀王国北横:麻雀王国


 捨て牌

 一索:麻雀王国一筒:麻雀王国二索:麻雀王国八筒:麻雀王国東:麻雀王国二萬:麻雀王国
 七筒:麻雀王国二索:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国



 注意力が散漫だった私は、将来親に危なくなりそうな 九索:麻雀王国 を切った。


 すると、鬼塚がバタッと手を倒した。


 九索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国   ロン 九索:麻雀王国      五索横:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国  白:麻雀王国白:麻雀王国白横:麻雀王国  北:麻雀王国北:麻雀王国北横:麻雀王国



 あ、イケねっ――!


 私は鬼塚はマンズがシャンポンや上に変化したものだと思い込み、単騎の変化を忘れていた。
 全くの甘い一打である。



 客をご案内し、卓を抜けると鬼塚が喋りかけてきた。




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*当物語はフィクションです