<東一局 北家 3巡目 ドラ 九萬:麻雀王国

 九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国  ツモ 五筒:麻雀王国

 

 こんな手が来たとしてさ。


 麻雀はいつだって色んな選択肢が待ってくれている。


 ここから 五筒:麻雀王国 をツモ切っても良し、 六筒:麻雀王国 を打つ人も多そうだ。

 また、デキ面子の 三筒:麻雀王国 を切って、チートイツを狙うこともあるし、 九筒:麻雀王国 からポンをして行くことだってある。



 私と鬼塚はまだ18歳だ。
 身体も五体満足で毎日働ける。


 別に大層な理想を掲げている訳じゃない。
 ちょっとだけドロップアウトした人間がさ、ささやかな生き甲斐を求めているだけではないか。



 だが、世の中という“空”は思っていたほど広くはないようだ。


 現に、鬼塚はもう一つの選択しかない所まで追い詰められている。

 凶暴なものだと思っていたチーマーの鬼塚にも人生があり、一瞬だがこうして分かり合えた。
 今にも泣き崩れそうな彼の痛みが私にも伝わってくる。


 辛いはずだ。この先、ここでもっと夢を見たかっただろう。
 “分かる”よ。俺も同じだからな…



「それで、ドコへ――?」


 鬼塚はやや不安そうな目で私を見たが、答えてくれた。


「横浜に居る、昔のダチの所へ行くんだ」


「俺に話しても大丈夫なのか?」


「ああ、実はチームの仲間は理解をしてくれていて。吉田クンの所に詰め寄るような事はしない…」



 私は財布に入っていた五千円札を鬼塚の手に握らせた。
 そして、鬼塚は佐々木にも世話になったからと事情を話して、その夜に飛んだ。



 あの手牌が――


 五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国      九萬:麻雀王国九萬横:麻雀王国九萬:麻雀王国 九索:麻雀王国九索:麻雀王国九索横:麻雀王国  發:麻雀王国發:麻雀王国發横:麻雀王国


 
 こんな手や、


 九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国



 もしかしたらこんな手になる事も、私たちの未来には待っているのかな……。




 lead to the next chapter...






麻雀 ブログランキングへ






*当物語はフィクションです